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踊り

SONORE主催のイベントで知り合ったプロジェクト大山というダンスチームがある。

こういうのをとりあえずコンテンポラリーダンスというのか…?という具合の、ダンスに関する知識ゼロで見たのが初めて、というか知識ゼロ状態は今もそのままなのだが、そんな状態でも引き込まれ、めちゃくちゃ感動した。

音楽にしても読んでる本にしても、自分にとって「凄いもの」はみな、考えてる脳じゃなくて、もっとプリミティブな頭?体?どこなのか分からないけど、直接訴えかけてくるものがある。だから人に説明することがすごく難しく、それをなんとか言葉にしようとしている評論の分野って本当に大変だろうと思うけども、とにかく、これがこうだからすごい!で済むものじゃない。見てくれ!聴いてくれ!読んでくれ!としか言えない、なんて誰でも言っていることだけど。

とにかく感動するものってのはいつも言葉での理解を越えたもので、ダンスとか舞踊は、そもそもまさにそういう、体にダイレクトに訴えかけるものなんだろうけども、プロジェクト大山に出会って以来、超素人として、いくつかのダンスを見たけど、感動するものは結構少ない。今のところ。じゃあなんでプロジェクト大山には感動するのかっていうのを説明するのは、さっきからクドクド言ってる難しいところだが、ダンスや舞踊でも、何か意味を伝えよう伝えようとしてやっているんだなーというのが分かるものは感動しなくて、要するに意味探しのジェスチャークイズみたいに思えるものもあるんだが、大山のダンスはもっとイタコ的なもので、何かを表現するぞ!っていう自分が何かをコントロールしているような視点じゃなくて、わけの分からないものに身を預けてコントロールされてる状態をいかに純度高く発生させるかみたいな。そういう…わかんねえ。だが、今はそのように感じている。

で、そのプロジェクト大山の首謀者のゆうりさんとは、何度か飲んだりする機会があり、気さくに色々話してくれる非常に心優しいレディなのだが、実際あの人がどうやってあんなすごいダンスを作っているのか、という裏側の部分は謎に包まれている。とにかく普通にダラダラ飲める気さくな人であり、同時に裏ですごいことをやっている人なのだ。

そのゆうりさんが先日、「トヨタコレオグラフィーアワード2010」というダンス・舞踏のコンテストの最優秀賞である「次代を担う振付家賞」というものに選ばれたという知らせを聞き、胸が熱くなった。

↓にその模様と本人へのインタビュー映像が。

http://www.channelj.co.jp/business/corporate/toyota/movies/toyota_setag2_j_072110.html

ほんの一瞬、ダンスしてるところが映るけど、相変わらずめちゃくちゃ変だ。また見に行きたい。そして、自分も何か大きなものにイタコ的にコントロールされてる状態を純度高く発生させて、しかもそれがちゃんと娯楽になっているようなものがしたい!と思うのである。どうしたらいいんでしょうか。

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by chi-midoro | 2010-07-22 13:37 | 脱力
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