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ゆらゆら 時間 楳図

酒と記憶について考えていた。記憶があやふやになる、もしくはまったくなくなるということは、よく考えたらすごいこと。

そんな話をしていたら同僚の山中君が

「時間それは感覚であって 生きたということはただの記憶でしかない って本で読んだ」
と、ゆらゆら帝国の「時間」という曲の歌詞の一節を引用して、またしばらく考えこんだのだが…

その日の帰りの電車の中で、つい先日知人からもらった「文藝別冊 楳図かずお」というムックを読んでいたら、安田謙一の文章の中に、
「『時間』という曲に楳図かずおの短編『ろうそく』から引用したりもしたゆらゆら帝国や、」
という一節があって驚いて家に帰って調べてみたら、「生きたということはただの記憶でしかないって本で読んだ」の「本」こそ楳図かずおの初期の短編「ロウソク」なのだそうだ。知らなかった。その中に、

時間とは感覚にすぎない。
生きたということは単なる記憶にすぎないのです。

というセリフが出てくるって、このブログで読んだ。

そんな変な偶然があって薄ら寒いこの頃だが、生きることが記憶に過ぎないとして、記憶すらなければそれは一体何なのかって思うと恐ろしい。久々に「イアラ」読みたい
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by chi-midoro | 2010-10-14 01:23 | 脱力
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