<< ブラックニッカ日々 2016-6-5 ブラックニッカ日々 2016-6-3 >>

ブラックニッカ日々 2016-6-4

昨晩AKBの映画を見てから寝たので明け方近くなって、必然的に昼過ぎまで寝ていた。

昨日に引き続いて胃腸がおかしくトイレこもりっぱなし状態だったのだが力仕事の用があり、重い鉄を運んだりした。

で、その「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」という映画は、10分間でギブアップということもなく飽きずに見ることができたのだった。

が、なんかやっぱ俺は好きになれなかった。ライブの舞台裏はとにかくエモーショナルで、みんな泣いたり過呼吸でゼェゼェいって倒れたりしてすごいのだが、これってなんか、何人かの人を器に入れて圧力をギュウギュウかけていったらそれぞれが激しく運動し出してぶつかり合ったりくっついたりするみたいな、検証実験の結果の運動みたいな気がして、マンガのGANTZとかを読んでる時のような、面白いんだけど、空虚すぎてやり切れないみたいな気分になった。

この映画に対して「まるで戦争映画のようだ」、という評があったそうなのだが、確かにそんな感じで、でも戦場の極限状態だからこそすごいドラマが生まれるからといって、それでも戦争みたいな状況はバカらしいのではないかという気持ちがした。

アイドルたちに罪はないし、全力でやっているし、それで元気をもらっている人もいる!という声の前にはなかなか返す言葉がないのだが、AKBのシステム自体が不健康なんじゃないかと思った。マッチポンプというか…うまく言えないけど。無理矢理設定したハードな目標に、プレッシャーをかけられて急き立てられて向かっていく、するとあら不思議感動が生まれる。あと、あのとってつけたような震災のパートはなんなんだろう。いっそもっとバビロンに徹してくれたほうがうげーと思えていい。ふがいないライブをしたメンバーに秋元康が恫喝するところがあって、そこは本当に気分が悪くなったのだが、ああいうところばっかりだったらバッドテイスト映画として別の面白さがあったかもしれない。

と言いつつ、映画をみてるとやっぱキャラが立ってる人が何人かいて、めちゃナイーブな前田敦子とか、完全にヤンキー魂な高橋みなみとか、2枚目キャラを進んで演じる指原莉乃とか、なんかやっぱ目立つ人が何人かいた。そういう構成にしてあるだけかもしれないけど。これを見た上でテレビに出てるAKBを見たら違った見え方になるのかもしれない。が、この頃のメンバーはもうみんないないのだろうか。

改めて「エモーショナル」とはなんなのか、少なくとも俺は過剰なエモーショナルが怖く感じる、と思わされた映画であった。

夕方、近所の酒屋に「凛」720mlボトルを買いに行く。

雨が降って来た。19時ごろ家を出て地下鉄で堀江へ。団地を研究されているけんちんさんと給水塔を研究されているUCさんにお話を聞きに行く。二人とも研究の深さが尋常じゃないので何を聞いても答えてくれる。二人とも同じ団地に住んでるのだとか。団地愛の深さよ。給水塔には「まち針型」「円盤型」「ボックス型」「逆さバット型」「とっくり型」などの分類があるそうです。次回さらにじっくりお話を聞く約束をして店を出る。

電車の移動中、水木しげるの「ほんまにオレはアホやろか」の続きを読む。後半になっても水木先生の紙芝居やマンガが売れる気配はなくひたすら金策の話。出版する方も書く方もとにかく金がなくて逃げ回ったり追いかけたりしている。すごい面白い。

雨もそれほど強くないので堀江から南森町へ出て終了間際の「The 光」のイベントをのぞく。シカクに「ゆうとぴあグラス」という同人誌を置いてくれている黒木さんに会ってお話しできてよかった。詩人の辺口さんにも久々に会う。先ほどまで優雅なDJをしていたBIOMANさんと少し話したら自分の書いた「大阪にタンメンがない」っていう記事を読んでくれたそうで、タンメンに馴染みがないからお笑いの次長課長の河本の「お前に食わせるタンメンはねえ」っていうギャグがいまいちピンときてなかったと言っていた。

家まで30分ほど歩いて帰る。

[PR]
by chi-midoro | 2016-06-05 08:05 | 脱力
<< ブラックニッカ日々 2016-6-5 ブラックニッカ日々 2016-6-3 >>