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ブラックニッカ日々 2016-6-10

昨夜なぜか眠れなくてそのままDVDをみた。友達におすすめの映画を聞いたら「私の、生きる肌」っていうのが面白いというのでそれを借りてきていた。

その「私の、生きる肌」がめちゃくちゃ狂った映画で面白かった。医学博士が人工皮膚を作る技術を使って自分の亡き妻そっくりの人間を作り出すっつうか、勝手に人をさらってきて手術してしまうっていうのがメインのストーリーで、出てくる人が全員気味悪くてリンチの映画みたいな雰囲気だった。特に虎の仮装で現れるあいつ(名前忘れた。今調べた。「セカ」っていう役)気持ち悪い。あと、エレナ・アナヤの美しさがとんでもない、でもそれもまたなんか不気味さがある美しさ。監禁されてる部屋の壁に化粧品で一心不乱に文字を書き連ねていくシーンがあるのだが、その壁もすげー迫力あった。映像がいちいちかっこいい。いや、しかし、考えれば考えるほどエロさがあり、かつ狂った話だ。そしてこれを真っ先にすすめてくる友達、なんなんだ。

体重計に乗ったら痩せてた。夏に痩せて冬に太っての繰り返しだ。

昼過ぎから取材でホテルのスイーツビュッフェへ。どれも超美味しいけどすぐお腹いっぱいになった。シカクの竹重さんに同行を頼んでいたのだが、そのおかげで少しずつ色々つまめてよかった。そのままシカクへ出勤。

短い時間だったが色々作業して、今日はイチノミヤ君が大阪に出張してきているというので、仕事終わりに飲むことに。イッチーは会社の同僚と天満で飲んだあと、中津へやってきた。駅前の「いこい」でイッチーと同僚の松本さんと三人で乾杯する。仕事ってなんすかね、人生ってなんなんすかね的な話をしながらちびちびやる。

四六時中酒飲んでるやつ、会社から2時間ぐらい毎日走って帰るやつ、アイドルを追いかけてるやつ、それぞれがそれぞれ何かに中毒することでバランスを取ってなんとかやってんじゃないかという話になった。いつかそういうことがすべて終わって「色々あったが、よかったね」の一言に回収されるといい。

イッチーと松本さんは梅田あたりで宿を探すっつうんで、大阪駅で別れて帰る。

相変わらず食欲が出ないことこの上ないが、なんかカップヌードルのトマト味が食べたくなってコンビニへ。しかし無かった。なのでトムヤムクンヌードルを食べることにしてそれを買って帰る。

深夜2時近くからMBSラジオで中津シカクが紹介されるというので聴く。

おおよその内容メモ
・レポーターの福島さんが都そば辺りから歩いてシカクへ向かう
・商店街にたどり着く(タコス屋の太鼓の音が聴こえる)
・入店して店長の巴さんと副店長のたけしげさんが紹介される
・お店の紹介。同人誌、個人出版の本を売る店ですという話。作家さんと直接やり取りして販売している

・福島さん「お客さんの層は?」
 巴「若い女性か中年の男性が多いです」
 福島さん「商店街の八百屋さんぐらいの敷地に見たこともない本がバーッとありますね。不思議な空間ですね」

・福島さん「いつから、なんでこんなお店を?」
 巴「5年前から、神戸のトンカ書店で香山哲さんがミニコミやフリーペーパーを紹介するイベントがあってそれにたまたま行った。アニメ・コスプレ、二次創作の同人誌だけじゃない、もっと地味で味わい深い同人誌の世界があることを知った。売れることを目的にしなくてもいい表現。東京にはそういう本を扱う店があったが、その頃関西にそういう店がまだなかった」
 たけしげ「そこで『じゃあお店作っちゃおうか』と若気の至りで始めた」

・猫が飛び降りる音(おそらくにゃん太であろう)

・福島さん「お店には色々な本がありますがこの『趣味の製麺』っていう本は何なんですか?」
 巴「これはライターの玉置豊さんという方が、家庭用鋳物製麺機を紹介した本。私もも一台所持している。かき氷の機械みたいなかっこよさがある。この本は、製麺機のカタログであり、製麺機だからこそできるレシピなども紹介している。4号まで出ている」
 福島さん「これがど真ん中に平積みになっていることに驚きますね」

・福島さん「ジャンルが多岐にわたりますがお二人のおすすめは?」
 巴「『団地の給水塔図鑑』です。次々に壊されつつある給水塔を撮影している。ただの写真集じゃなく図鑑になっているので分類もされている」
 たけしげ「『全国遊郭案内』と『全国女性街ガイド』です。戦前、戦後の遊郭を調査した本。詳細な情報が書かれていて面白い。『全国女性街ガイド』の方は個人的なルポルタージュになっていて、大阪の女性は最初はとっつきにくいが馴染みになってくると情がうつってきていい、東北の女性は日本酒を飲みながら眺めると綺麗だなど個人的な感想が面白いのです」

・福島さん「『よくわかるエアコン配管観察』というのはなんなんですか?資格の教科書みたいな表紙ですが、美観というか芸術的な視点でまとめているのですね」
 たけしげ「エアコン配管の設置にマニュアルはなく、現場でその業者が自由にやっていいらしい。それを写真に撮るだけでなく分類した本です」
 巴「中津は古い配管もたくさん残っているので、配管好きには良い町だそうです」
 たけしげ「シカクで写真展をやった際にうちのお店と一緒に作ったのがこのエアコン配管トレーディングカードです」
 福島「ちゃんとキラカードもありますね。こういうのもお店で作っているのですか?」
 巴「僕たちも同人誌を作ったり、グッズを作ったりしているのです」
 巴「これを知って町を歩くと見え方が違うんです」
 たけしげ「自分で本にまでするというのは人とは違う情熱がないとできないことです」
 
・福島「魅力のある本ばかりですね。『ラブホテル探訪』とか…NEKOPLAさんという方はすごいですね」
 巴「NEKOPLAさんは、記憶の収集を”めぐりコンプリート”と名付けて収集しているすごい人です。最近では『ペンキぬりたて』の看板を探しているそうです。一瞬しか存在しないものなので難しいそうです」
 福島さん「お店の方が本の作者についてこんなに詳しく知っているお店もないですね。全部欲しくなって困りますね」
 福島さん「残念ながらそろそろ時間がきました。ありがとうございました」


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by chi-midoro | 2016-06-11 00:56 | 脱力
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