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ブラックニッカ日々 2016-6-15

朝早起きして取材に出かける。美味しいうどんを食べる仕事。
しかしお店の方に見守られながらの食事で緊張した。
箸の使い方も下手だしなんか恥ずかしい。

そこから次の取材まで場所は近いけど3時間ほど間があく。
選択肢として、
・一旦帰る
・酒を飲んじゃう
・マンガ喫茶で寝る
・映画をみる
とか色々考え、映画を見ようと思ったが、当然だけど都合の良い時間に見たい映画が上映されるという幸運には恵まれず、ウロウロしていたら個室ビデオ(DVD-BOXか、宝島とか金太郎のような)が3時間1,050円だと看板に書いていて、そこに入ることにする。好きなDVDをまず10枚まで選んでから受付するシステム。AVがほとんどだが、映画も置いている。映画棚をみたら見たかった塚本晋也の「野火」があったので、それを見ることにした。AVの棚ものぞいたがなんだか借りる気が起きなかった。

受付で早口に説明を受けてカゴを渡され、案内された部屋へ。カゴの中には、何時何分までに出てねみたいなレシートと共にコンドームが1個入っている。初めて入ったので知らなかったが、AVを見る時にこれをつけてしたら汚れず衛生的ですよ、ということらしい。しかし、「野火」では何もできない。

これも知らなかったのだが、個室ビデオでは(この店舗だけかもしれないが)、ヘッドホンをつけずに普通に音を出してDVDを見ていいようなのだ。防音をちゃんとしてるということなのかな。とはいえ、割と隣の部屋で人が動く音とか聴こえて、なんか、AVの音声ならまだしも、戦争映画の発砲音だとかギャーみたいな絶叫が漏れ聴こえてきたら隣の人も嫌だろうなと思ってあまり音を出せなかった。

そういう時、邦画だと声がよく聞こえなくて困る。字幕モードにも対応してないので、なんとなくで見ていくことにする。何か月か前に原作を読んでいたのでぼんやりとはわかった(結構ストーリーは原作に忠実だった)。

映画は、きっとそれほどの予算はなかったのだろうと思うけど、カメラワークとか色々工夫して、凄惨な戦場と極限状態に置かれる兵士たちの雰囲気を表現していた。グロい描写はホントにもう見てらんないって感じだったな。特に歓喜峰で一斉射撃を受けてバタバタと死んでいくシーンは壮絶すぎてもういいよと思った。

小説では、飢えとの戦いの中で人間の肉を食べたのかどうかというところがでかいテーマになっていたけど、映画を見てると、もうそんなことは二の次というか、もうこんな状況だったら人の肉だからNGとかそういうんでもない、ほぼ全員錯乱状態なのだから…と感じた。なんかでもこう、グロへの塚本監督の執着がいかんなく発揮されていて、笑いこそしなかったけど、その変態っぷりが面白かった。

見終えて少し眠る。近くの部屋から「おいこらぁ!」とか怒号が聴こえてくるのが、映画なのか客の声なのかわからない。

店を出て次の取材先へ。美味しいハンバーガーとかき氷を食べる仕事。
テレビタレントの撮影も入っていて、流暢にしゃべるものだなあと思って感心した。

帰宅し、用事を済ます。

夜、それほど遠くない場所にある「太閤閣」という庭園が蛍の季節だけ無料開放されているのを知り、今がまさにそうだというので行ってみる。こんな場所にこんな庭が!と驚くほど綺麗な庭園で、小川のそばに人だかりができていて、背伸びしてみると、呼吸するように蛍の青い光が点滅しているのが見えた。じっと見ているとあっちにもこっちにも見えるのだった。その光につられて色々なことを思い出す。良いもの見た。

ブラックニッカの700mlボトルを買って帰る。チミドロで今度作るTシャツを発注する。明日入金しなくては。

原稿2本書く。疲れた。



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by chi-midoro | 2016-06-15 22:24 | 脱力
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