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ブラックニッカ日々 2016-7-26

雨だ。
雨だと嫌だな。

神奈川の殺傷事件のニュースを知って驚く。
とりあえず全容が分かるのを待つ。

髪が伸びたので切りに行く。
どうせ後でシャワーまた浴びるしと思って傘を持たずに出たが、なんとなく小雨になったので助かった。

チミドロTシャツの発送などを行い、お昼に地下鉄で本町へ。
今日はラーメン店の取材と、居酒屋取材の日。

朝から何も食べずに待望していたラーメン、とても美味しかった。
取材もスムーズに進み、鶴橋の居酒屋(っていうか大衆食堂)へ。

ラーメンと居酒屋取材は、いつも年上のカメラマンの方と二人でやっているのだが、
20歳ぐらい先輩のそのカメラマンの方が電車を待っている間「あ、カモネギがいました」と言って、
ポケモンGOをやっているのを見せてくれた。

何か言わなくてはと思って
「なんかすごいらしいですね。やってはいないんですけど、すごいというのはわかります!」
「はい」
「色んなとこにいるらしいですね。大阪だと扇町公園がすごいらしいですね。すごくいると、聞きました」
「はぁ」
「あと、なんか、花を咲かせたり、すると聞きました」
「……(無言でうなずく)」
「レベルは、いくつですか?」
「8です」
「おお、それはすごいですよね?」
「そうですか?」
「レベルが10になったという友達が、Facebookで何人かに、『いいね』を、押されていました…」
「……(無言でうなずく)」

と自分でも何のための会話なのか分からなくなっていき、気まずかった。

居酒屋取材もスムーズに終了。
お店で濃い目のハイボールをいただき、帰りの電車で熟睡。
振り子運動が徐々に収まるように行きすぎたり戻りすぎたりしてようやく最寄り駅についた。

何日かかかってゆっくり読んでいた西谷修「夜の鼓動にふれる」を読み終えた。
戦争の歴史から人間がどんなステップを踏んで変化してきたかを考える講義を本にしたもので、読んでる間、何度も誰かにLINEで「これこれこういうことらしいよ」と受け売りで話したくなるような良い本だった。
今パッと思い出すのは
・民主主義以降、戦争は誰も無関係でいられない、国民総動員で行う行為になった
・アウシュビッツと広島が人間が人間を捨ててどこまでも残酷になれる極点になって、その後の冷戦を経てもう大国間の戦争は不可能な時代になった
・世界大戦の経験を世界中が共有して人間の成長の歴史が終わり、かといって終焉を迎えるのでもない、という時間が始まった
・「テロとの戦争」っていうけど「テロ」って決めるのは大国側だし、「テロ」と認定してしまえばどこまでも冷徹に武力行使できる。でもその思考法がどんどん際限なく「テロ」を増やしていく

もっと色々あったはずなんだが…とにかく、今自分が立っている思考の基盤も、戦争の繰り返しの中で作られていったもので、それがホントにそれしかない基盤なのか、いつでも確かめていきたい。

今日取材したお店について原稿を書いて寝る。

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by chi-midoro | 2016-07-27 03:51 | 脱力
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