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ブラックニッカ日々 2016-8-3

大参事の夢。起きたら昼。

録画してあった酒のほそ道 「東京ロマチカ呑み鉄の旅」を見る。
京王デパートの地下で弁当を買ってロマンスカーに乗って箱根湯本まで行って帰ってくるだけという酒の飲み方。
「阿房列車」みたいな、純粋に移動だけが楽しいという。
酔狂な感じが最高だった。

することないので夕方梅田に出て、最近よくいく11階の「風の広場」(天空の広場じゃなかった)でグダグダ。
よく考えたらここで酒のほそ道の真似ができるな、と思って、デパ地下で弁当を買ってきて、番組の中でやってた、
タカラ焼酎のカップにスティックタイプのコーヒーを入れてシェイクしてコーヒー焼酎を作るっていうのを真似してやって晩御飯。

夜になるとカップルがたくさん現れるのだが、一組、ものすごい激しくまさぐりあってる男女がいてそれをじっと見ながら飲む。あんなことあるのか!?と奇跡を見ているような気がした。

エスカレーターで下に降りて蔦谷書店を歩いたら「ロープウェイ探訪」っていう、全国のロープウェイを紹介した本があって、手に取った。とても良さそうな本で、今日は買わないけど今度買う。ロープウェイが前から気になっている。昭和レトロ、とかそういう魅力というよりは、観光のためだけにあるその存在の余剰ぶりというか、別に無くなっても誰も困らない感じ。が好きだ。

あの山の上から景色を見たい、とか、今日みた酒のほそ道の、移動しながら飲み食いしたいとか、無駄と言えば無駄(なんて俺は少しも思ってないけど)な、そういうものが愛おしい。

前から自分は、掃除機の音が嫌いで、あと、昔いたバイト先で、オフィスの大掃除みたいなタイミングで机の引き出しから大量に出てきたもう使わないフロッピーディスクを同僚の女性がバッキバキ折って捨てていくのを横で見てたら謎の頭痛がし始めて立っていられなくなったことがあって、なんというか、自分はやはり「ゴミ側」の人間なのではないかと思っている。

なくても誰も困らない存在。なので無くても誰も困らない物にはすべて共感を覚える。

スローモーションが気になる。急だけど。ピコカルの記事で、どうでもいい映像をスローにして音楽をつけるというのをやったのだが、スローにするとなんか、一気に不思議な感じになる。昔読んだ埴谷雄高の「闇の中の黒い馬」という短編集の中に、水泳の高飛び込みの選手が飛び込み台からパッと飛び上がって、くるくるまわって水面に突入する瞬間をビデオテープに録画して何度も何度もスローモーションで再生して見ている主人公が出てきて、やたら印象に残っている。と思って今本棚から本を出して読んでみたら、その小説の中の人はスローモーションじゃなくて逆再生していた。間違いでした。

DJスクリューというアメリカの、もう死んでしまったDJが編み出したその名もスクリューというDJの技法があって、とにかくレコードの回転数を落としまくってかけるというものなのだが、それも好きだ。知ってる曲でもスクリューしてみると、今まで聴こえてなかった音が聴こえてきたりして楽しい。なんでもいい、例えばスピッツのロビンソンとかでもスクリューにしたら、音と次の音の隙間が待ち遠しくてたまらなくなるというか、草野マサムネのボーカルが地獄の底から聴こえてくるみたいな声になっちゃうけどそれもいい。

好きな絵とか写真にめちゃくちゃ接近して顕微鏡っぽく細部をみるような、そういう面白さなのかも。

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by chi-midoro | 2016-08-04 01:19 | 脱力
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