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ブラックニッカ日々 2016-8-31

朝、取材でデパートへ。
開店前の慌ただしい時に対応してもらったのだが、デパートなのでものすごい数の人が複雑に行き交いながら仕事の準備を進めていて、迫力があった。しかもこれが1フロアだけじゃなく、何階層も存在しているのだからすごい。

今読んでいる小山田浩子の「工場」という小説がカフカっぽく大企業の得体の知れなさを描いたようなものなので、ちょっとそんな感じにも見えたが、どちらかというと、うわー嫌だ!という気分じゃなく、巨大な生命体の構造を神秘的な気持ちで見ているような、すげーと圧倒されるような感覚だった。

仕事は割とさっと終わり一旦帰宅。ケータイを機種変更しようかと思ってドコモショップに行ったが、結構待ったり、その後の話もかなり時間がかかった上に、結局気に入った機種がなくてやめてしまった。なんかすっごい高性能で高いやつをすすめられて、まあそりゃ確かにすごいんだろうけど、もっとへぼくて頑丈なやつがいい。でもそんなのないそうである。

そうこうしているうちに予定の時間を過ぎ、慌てて日本橋へ向かう。

今日は写真家の金子山さんのイベントに参加者として招かれ、ロフトプラスワンウエストに出演させてもらうのである。

かなり遅れて楽屋に着くと、お名前は知っていた佐伯慎亮さんや、シカクの巴さんとも知り合いの日下慶太さんなど出演者の方が勢ぞろいしておりいきなり緊張した。金子山さんとも今日が初対面。こんなところになぜ俺が!

19時半のスタート時からみんな壇上にいて、金子山さんの写真や、今日のイベント直前に心斎橋周辺でみんなが撮影しあった写真などを見ながらしゃべるのだが、俺は全然しゃべることがなく、とにかくハイボールをガンガン飲んだ。

その後、休憩を挟んで出演者全員と参加希望者が「大阪」をテーマに10枚ずつ写真を見せ合うコーナーになって、日下慶太さんの奇跡のような瞬間や情景をとらえた静かな写真や、寶野智之さんのスーパー玉出の圧倒的な光量を写した写真など、みんな味があって面白かった。かなり一人一人じっくりやったので、俺の写真の時にはもう時間がなくなって、超ささっとスライドショーのように流して終わり。あんまり笑ってももらえなかったが、最後、優勝者を会場の拍手で決めていく際に何人か拍手して下さった方がいたので嬉しかった。

その拍手をしてくれた一人かもしれないハヤトさんと終演後に乾杯しつつ、佐伯慎亮さんや金子山さんと少しお話しした。佐伯さんのSっ気が加速してくる酔い方が面白かった。「ごめん!ごめん!」と謝られながらめっちゃ蹴られるという謎の体験。金子山さんには前から買うぞと思っていた著作をたくさんもらい、大変ありがたかった。また東京でゆっくり飲んで話してみたい。

終電ギリギリで地下鉄に乗り、天六から歩いて帰る。途中の天下一品で「こっさり」を食べてさらに歩いてたら今日の自分、色々うまくいかなかったなと思って泣けてきた。しかし写真って、俺みたいなやつでも撮れてしまうし、だけどもちろんプロとは確実に目に見えて差が見えるし、しかしそれは単純に技術の差なのかっていうとそう簡単なことではなさそうだし、考えていくとすごく面白い。というか、写真集はたまに好きで買ったりするけど、普段、写真とは何か!みたいにあんまり考えてきていなかったので、そのきっかけとしてとても嬉しい機会でした。

帰ってザッと冷たいシャワー浴びてダッと寝る。

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by chi-midoro | 2016-09-02 00:07 | 脱力
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