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ブラックニッカ日々 2016-9-13

今日もどしどし寝る。

お仕事帰りのメテオさんに声をかけてもらい、秋葉原の万世ビルのコンビニ飲みコーナーで歓談。
そこに用事と用事の合間だったbutajiさんも合流してくれて、三人で飲む。
コンビニには50円のえびせんも並んでおり、どこまでも安酒飲みのことを考えてくれているなと思う。
昼下がりなので周りに人もおらず、メテオさんがpeliscopeというアプリで三人のダラダラ飲みを配信したりして、どんな話をしたか今すでに思い出せないけど、気持ち良く酒を飲んで話せる人たちとの話は全部根底で響きあっている感がある。だから細かく思い出す必要はないのだ。

そのまま三人で、なかよしグループの後藤君が好きでよく行くと聞いていた牛丼屋の「サンボ」に初めて行ったのだが、なんか妙に美味しい。
手作り感溢れる味噌汁も最高。並に卵と味噌汁付きで570円である。
幸せな時間であった。

秋葉原から荻窪へ向かい、下の妹がセクシーキラーa.k.a.ぷりぷりさんの個展の会期に行われるフリマに出店していて、さらにそこに、俺の好きな小説家の滝口悠生さんも参加しているとのことで、様子を伺いに行くことに。

「Title」という書店で、それほど広くはない書店の店内でやっていることもあって、かなりの混雑ぶり。
妹は、木の板とか帽に紐を巻きつけたり、磁石を取り付けたような物体を並べていた。
まったく売れていないとのこと。

滝口さんは、決してなんというか、愛想を使うようなことはしないけど気さくな方で、酔った勢いで写真を一緒に撮ってもらったり、売っていた冊子にサインをいただいたりした。お酒はよく飲むと言っていた。今度短編集が出るとのこと。

上に「売っていた冊子」、と書いたのは2009年に刷られたもので、「六本木のN子」という短編のみが載っていて全部で27ページ。滝口さんはもともと自分の小説をミニ冊子にしてよく売っていたとのことで、そうしているうちにだんだんと書きたい小説の文章量が増えていってしまい、自分で刷るには大変になってきたので、文芸誌の賞に出し始めたのだそうだ。

その「六本木のN子」を荻窪から浜町へ向かう電車の中で読んでいたらいい一節があった。

” N子が学生の頃に、それも彼氏から教えてもらったのかもしれないが、とても気に入っていたシャグスという昔のバンドのCDを、いつだったか鞄から取り出して、「宗介さん宗介さん、このバンド知ってます?」と言いながら私に貸してくれた。シャグスはほとんど楽器のできない姉妹三人が演奏をする七十年代頃のアメリカのバンドで、私もCDを聴いてそのバンドを好きになった。私はそのCDを、今ではほとんどN子が演奏している音楽のように思いながら聴いているのだった。”

批評でも感想でもなく、そういう音楽の感じ方ってあるよなと思いました。

時間は戻り、そうだ、滝口さんは音楽をやっていたこともあると言っていた。ただ、それは発表を目的としたものじゃなくて、もう一人の友達と二人で日にちを決めてスタジオに入り、それで満足して毎回飲みに行く、ということの繰り返しとして活動していたそうだ。冊子の他に、環境音を録音した10分テープを売っていて、1本ずつ内容が違うそうなのだが、そのバンドの演奏が入ったものもあるという。私は、A面「飲み屋のカラオケ」、B面「冬の屋外」というタイトルのテープをありがたいことに1本いただいた。

それでこれを書いている今、すでに大阪に戻ってきているのだが、ずっと前にタカオカさんがくれたカセットテープレコーダーを押し入れから出してきて、そのテープを聴こうと思ったら単2電池4本か、今はもう生産されていない電源ケーブルが必要だったので、ヤフオクで調べたらそのケーブルらしきケーブルが売られていたのでさっき即決で落札したところだ。なので、テープを聴くのはもう少し先だ。

時間が戻り、ハナイさんが千夏さんと二人でその書店に来てくれて、なんと妹の売っている棒を買ってくれた。600円ぐらいするのに…。1本棒を買ったら、お礼にと、さらに2個の木片がついてきたようだ。

あと、店内でぼーっとしていたら前に綱島温泉のイベントに呼んでくれた外山さんがいてお話しできた。さらに一緒にいた方を紹介してくれたのだが、その方が俺の好きなマンガ家の嘉江さんだというので驚いた。Tシャツを通販で買ったのを覚えてくれていてうれしかった。

そんなこんながあり、フリマタイムも終了だというのでお店を出て、ハナイさん、千夏さんと三人でコンビニ前飲み。パラリンピックの面白さの話など。

24時20分新宿発のバスに乗らねばならないので、一度荻窪から浜町まで戻って荷物を整理し、再び浜町から新宿まで向かう合間の30分間ぐらい、チャリでかけつけてくれたミヤマッチとコンビニ前飲み。チミドロの活動の話をする。延び延びになっていることをどんどん進めたいという前向きな話。タカラのウーロン割り1缶もらって帰る。

バスの出発は新宿のバスタで、初めて行くのだったが、なるほど楽。あんなに駅前にあるとは。
久々のVIP LINER、平日で3200円。
隣席は小柄な男性で、「あの、これ、どうやってリクライニングするんでしょう」と言うので、「あれ、この銀のレバーじゃないでしょうか」と言ってそれを倒したら二人同時にフットレスト(ふくらはぎあたりが安定するような、椅子の延長上にあるやつ)がバイーンと勢いよく上がり、二人して笑ってしまった。このまま飲みに行きたいぐらいの感じのいい隣人であった。が、もちろん出発したら眠るのみ。

よく考えたら今日は昼から飲みっぱなしで、そのため、一応眠ってはいるのだが、寝苦しく、休憩所で体の奥から、外に出よというようなうごめきがあり、外に出てみると吐き気がすごくてトイレで吐いたりした。

筋のないめちゃくちゃな短い夢をいくつもいくつも見たような記憶がある。
辛いバス旅であった。

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by chi-midoro | 2016-09-15 01:08 | 脱力
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