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ブラックニッカ日々 2016-9-25

寝ている部屋の、色々物が置いてある中からなんとなく引っ張り出して開けた缶の中に子どもの頃(付属の紙に89年のシリーズだと書いてある)買い集めていたSDガンダムの塩ビ人形がたくさん入っていた。限定の金属製のも入ってたりして、あったなーこんなのと思ってネットで検索したら、通販サイトで一体千数百円で売っているものもあるようだ。

これ、30個ぐらいあるし、まんだらけに売りにいったら結構なお金になるんじゃないの。もし何万円かになったらド派手に豪遊も可能。どんな店にでも行ける!と思って中野に行くことにした。

ブロードウェイ3階の買い取りコーナーに並んで待っていると係りの人がきて、「ああ、これのもう少し後期のやつだといい値段になることもあるんですが、これだとまとめていくらって感じになっちゃいますね。全部で千円というところです」と言われたので「あ、じゃあ持って帰ります」と言ってリュックに入れ直す。部屋に飾ろう。

豪遊の夢が立たれ、あてもなく歩いていたらオモチレコードの望月さんとみぽりんさんにバッタリ。会えてよかった。

せっかく中野まで来たしと思い、三鷹まで電車に乗って「三鷹市美術ギャラリー」でやっている「塩谷定好展」という、ピクトリアリズムと呼ばれる芸術写真の日本での先駆け的な写真家の展覧会を見に行った。

塩谷定好は鳥取の人で、植田正治も師と仰いでいたりするらしい。砂丘をうつした写真もある。ピクトリアリズムの写真家たちは、それまで景勝地や人物写真や事件現場だとか、何か記録したい対象があってそれを正確に写し取るための技術として存在していた写真というものを、絵画と同じ視線で芸術作品として成り立つものにしようとして、何でもない景色を撮影してさらにそれをわざとぼやけた印画技法でプリントしたり色々実験していて、自分はそのピクトリアリズムの中の福原信三、福原路草という人の写真がすごく好きである。

展示では100枚の写真を年代順に紹介していて、好きなものもあったのだが、塩谷定好の写真はどちらかというと、何かを表現しようするテーマみたいなのものが先に立ち過ぎていて、自分はもっとそういうんじゃなく、そこら辺の民家と草とかが映っているだけでいい、なぜかそういう写真の方がそこに時間が確かに流れていたことが感じられてぼーっとしてきて気持ち良いのだが、それに比べるともう少し作家性がある感じだった。いや、とはいえ、雨上がりのどこかの村の道を歩く人を撮った写真とか、グッとくるものもあった。

図録はやめてポストカードを2枚買うことにして外に出るとちょうど日が暮れたタイミングで、三鷹の「おんがくのじかん」へ続く道が歩行者天国になっており、それをなんとなくスマホで撮ってみたくなるのも塩谷展を見た影響かもしれなかった。

緑茶割りを一缶飲んで有楽町へ引き返し、取材の材料探しにアンテナショップをめぐりまくる。すごく疲れた。

誰かと飲みたいと思ったが、日曜の夜だしみんな忙しそうで部屋へ戻る。
お金ないし今日はもう何も食べるまいと思っていたのだが、北海道で買って持って帰ってきていたカレーヌードルが部屋にあり、やはりお腹がすいた気がしてそれを食べることに。

熱湯をカップに注ぐ際、いつもと鍋の勝手が違うので、お湯が左手にダバッとこぼれ、ここ最近で発した一番でかい声で「あちい!!」と叫んだ。痛む左手を保冷剤で冷やしながら麺をすする。そして今日中にやらなきゃいけない仕事を進める。それにしても痛い。

ツイてない。







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by chi-midoro | 2016-09-25 22:58 | 脱力
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