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ブラックニッカ日々 2016-10-4

正津勉「乞食路通」を読み終えて図書館に返しに行く。
路通、芭蕉が奥の細道の旅に出る時に同行の候補にあがっていつつも、素行の悪さ(これがどういうものだったかは不明らしい)や、おそらく蕉門の俳人からのやっかみなんかもあって叶わず、その後も芭蕉に気にかけられつつもまた何かで汚名をきせられたりして結局ずっと気まずい関係が続いたらしい。
それでも芭蕉は最後まで路通の行く末を案じており(というか路通のようなフーテンな生き方がうらやましかったみたいだ)、臨終の際にも路通と仲良くやるんだぞと弟子たちに言い残して死んでいくほどだった。
で、その路通は、流浪の身で、品行の悪さから敵も作ってしまうのだが、なんだかんだで味方もいて、住処を用立ててもらったりして90歳まで長生きしたという。
そんな話で、面白いっちゃ面白いんだけど、自分はどうしてもそんなに路通の俳句が好きになれなくて、なんか力が入りすぎているというか、いかにも天涯孤独の身でございます、みたいな主張が強すぎてすっと入ってこないのであった。

もう一人放浪の俳人で井月っていう人がいて、今その人の本も借りているので、そっちも読んでみる。

眠りに眠って夕方、京都へ向かう。
豪文さんが京都に帰ってくるついでに飲みましょうということになり、京都駅で待ち合わせ、うろうろ歩いてお好み焼き屋へ。
駅から近いのに今までまったく目に入ってこなかった渋い風情の店で、お店の人も感じよく、つまみもお好み焼きもとても美味しかった。
いつもながら、最近読んだ本や見た映画、ニュースの話などをしながら飲む。
店を出て鴨川の河原を三条の方まで酒飲みながら歩く。
真っ暗な鴨川沿い。大阪よりだいぶ涼しい。
豪文さんと鴨川を歩けるなんて感慨深い。いい時間だった。
教えてもらったことを色々メモして、終電近い京阪に乗って途中まで一緒に帰る。

帰宅後、今日の日中さぼっていた仕事を勢いで片付ける。

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by chi-midoro | 2016-10-05 02:08 | 脱力
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