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ブラックニッカ日々 2016-10-12

朝5時半になんとか起きる。
新高円寺に向かう。

今日明日あさってと、ハセガワさんが企画してくれた、福島・山形行きツアーに便乗する。

漫画家の服部さんと、ハセガワさんの同僚であり映画監督のジョウさん、ハセガワさんと自分の4人。
明日以降、合流する方もいるとのこと。

ジョウさんの運転する広い車で一路福島県のいわき市へ。
昼前には今日の宿泊地である小名浜につく。

町並みを見たり、いわきマリンタワーに登ったりする。
天気がよく、気候も最高。

ハセガワさんのガイドで、南相馬市小高区で今年の3月に営業を再開したという「浦島鮨」へ。
運転を免除された私と服部さんだけビールも飲んで申し訳ない。寿司、うまい。上にぎりのセット。
小高地区は、今年の7月まで避難指示解除準備地域となっていて、立ち入りはできるけど住むことはできなかったそう。
なので辺りを車で走っていても、空き家のまま放置された物件など多数ある。
帰還率はまだ2割程度なのだという。

ちなみにハセガワさんやジョウさんは、震災直後から頻繁に福島を訪れていて、
復興の状況を見に来つつ、現地に宿泊したり食事したり買い物してお金を使うということを続けていて、
ここまでの変遷に詳しい。

さらにそこから海岸近くを走りながら松川浦というところにある、「十三や」という食堂へ。
名物のホッキ飯や鯛など食べる。食堂のお母さんが気さくな方で、カニもサービスしてくれる。
メンマもチャーシューも手作りだというラーメンも美味しかった。
震災前は民宿をやっていたそうで、近々何棟かある建物のうちの一つを宿泊施設にする予定だそう。

以下、メモ。

・小高付近。避難区域の空き家のまま誰もいなくなって傷んだ建物、外観は普通なだけに不思議な感じがする
・小高付近。猫をよく見かけた。避難区域となっていた間も生き物を守るボランティアの方が絶えず世話していたようだ
・小高付近。道路端で「除染中」ののぼりを出して作業している方がたくさんいる。おそらく汚染土を運んでいるトラック多数
・小高付近。今週末に秋祭りがあるらしくそのチラシをもらう。無料で内部被ばくの診断も受けられると書いてある
・南相馬市内。汚染土を入れた黒い袋が山積みになっている場所がある。ネットで見たことはあったがすごい光景。そういう場所は何か所かあり、どこもフェンスで囲って見えにくくしてある
・南相馬市内。海面かと見間違うぐらいソーラーパネルがずっと続いて置かれているエリアがあった
・南相馬市内。途中で寄ったデイリーヤマザキの店員の若い女性がやけに色っぽく、見とれてしまった。そのコンビニの前には線量計があった。線量計は各所にある(0.77μSv/hとあった)
・松川浦の十三や。名物ホッキ飯はホッキ貝の炊き込みご飯。店内にホッキ貝の放射線検査証が貼ってあった

あっという間に日が落ちて再び引き返す形でいわき市の小名浜へ。
快適な後部座席でウトウトしてしまい、なんだか罪悪感。

小名浜に戻り「小名浜シーサイドホテル」にチェックイン。20時頃。
荷物おいてすぐに外へ。
ホテルの周りはソープランド街。
20軒ほどあるらしい。「良い子ばかりだよ。すっきりするよー」と呼び込みのおじさん。
その合間合間にある居酒屋の中で、どこで飲もうかとウロウロしながら、「夢や」というスナック風居酒屋へ。
お腹は割といっぱいで、軽いつまみとビールと焼酎をいただきつつ、ジョウさんの映画の話や服部さんの仕事の話など聞く。

23時ごろ、自分の部屋だけツインで、広いのでそこに集まって、
ハセガワさんが震災直後から撮りだめていた福島の写真を見ながら少し話す。
今日見た沿岸の風景、広大な原っぱの至るところで工事をしているような場所が多かったが、
それでもだいぶ整理されたのだとわかる。
あと、年に一度行われる相馬の馬追いというお祭りがすごく面白いらしく、その写真も見せてもらった。
自分はあさって大阪へ向けて帰らなければならないのだが、
思うような高速バスが見つからず焦る。が、朝も早いのでまずは寝る。



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by chi-midoro | 2016-10-13 02:03 | 脱力
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