<< ブラックニッカ日々 2016-... ブラックニッカ日々 2016-... >>

ブラックニッカ日々 2016-10-27

眠いけど起きる。
東北や沖縄に行っていたのもあって遅れていた仕事があり、その取材のためにどうしても今日、淡路島へ行かなくてはならない。
淡路島っていうのがどれぐらい遠いところなのか、まだわかってない。
とりあえず明石まで行くと船があるそうだ。
大阪から明石までは案外近い、35分ぐらい。
明石駅前、開けていて、魚の棚商店街も活気があって、ここでゆっくりして行きたい気になったが、
いかんせんどれぐらいかかるのか分からないので先を急ぐ。
駅から歩いて10分もかからない場所に高速船乗り場があり、20分間隔で出ているらしい。
乗船料500円。
ちょうど出港直前だったので飛び乗る。
綺麗な船内。船室にずらりと椅子がならんでおり、階段で二階へ上がると、露天席が少しある。
そっちに座っていると、船がゆっくり方向転換して明石大橋の方向へ向けてかなりのスピードで動き出した。
天気も良く、風も気持ち良く、はしゃいでセルフタイマーで自撮りなどする。
13分で淡路島の岩屋港というところに着く。あっという間。
フェリー乗り場に土産物を少し売っているところがあり、観光案内所があった。
案内所の方にたずねると、
自分が行こうとしている「たこせんべいの里」という建物は、
中田というバス停の近くにあるそうなのだが、
今から1時間後に出るバスに乗って50分ぐらい行った先で、1時間待ってまた乗り継いで、というようなことになるらしい。
待つのがもったいないなら途中から歩いた方がいいかもしれないという。
ちょうどこの前、録画してあったのを見た「ローカル路線バスの旅」みたいで、
たくさん時刻表を並べながら、「え!ここでまでしか行かないんですか!?これを待つんだったら、なるほど、歩く手もあるわけですか?」とか、太川陽介気分で少し大げさにやってしまった。

淡路島は縦に長くて(そんなことも知らずに来ている)、島の上端の岩屋港から自分が行こうとしている真ん中辺まではバスで1時間弱かかるそうなのだ。

案内所の方によれば、帰りは、「たこせんべいの里」近くのインターチェンジから高速バスに乗って舞子駅を目指した方が早いとのこと。そんな行き方もあるのか。

とりあえず、乗るべきバスまで50分あるので、太川陽介がやるように、昼ご飯とする。
案内所の2階の「浜千鳥」という定食屋さんで「カニミンチラーメン(550円)」を。
なんかさっぱり予想できないのでそれにした。
食事している方は地元の方がほとんどの様子。
運ばれてきた「カニミンチラーメン」、ほぐしたカニの入ったあんかけラーメンで、
皿うどんのあんみたいに色々野菜が入っている。
驚くのはその粘度。麺を持ち上げるとラーメンが全部浮くほどの粘度で、
窒息しそうになった。しかし美味い。

食べ終えてまだ時間があり、港の前の「絵島」という、ぽっかり浮かんだ島っつうか岩礁のようなところへ歩く。
ベンチがあり、そこで酒を飲む。

いよいよバスに乗る。海辺を走ったり町中を走ったり風景の変化が楽しい。
だらっと座りながら海が見放題なんて贅沢だ。
途中すらっとした外国の方が男女何名か乗ってきて、直島へ行くらしい会話が聞こえた。
岩屋の辺りは結構うらぶれた雰囲気だったけど、町の景色が徐々に都市っぽくなっていく。

志筑という駅でおばあさんと俺の二人が下車。運賃890円。
でかい道路が通っていて、コンビニがすぐ近くにあるような場所で、予想外にただの町の一角である。
コンビニで発泡酒を買い、スマホで道を調べたら、33分歩けば着くというので、全然余裕と歩きだす。
目指す方角への道も町中ではあるのだが、こっちの道路が狭く、車道しかないような感じで、昼から発泡酒飲んでフラフラしてたら撥ねられそうだ。

無事、「たこせんべいの里」についた。巨大な建物で、たこせん試食し放題、コーヒーお茶無料。観光バスが来ていて、「いきいきクラブ」というポロシャツを着た年配の方々が楽しそうにせんべいを試食しまくっていた。俺も試食しまくる。いか、たこ、えび、ピリ辛なんとか、チョコなんとか、もう片っ端から全部食べる。そして試食してみると本当に美味しいので、買う。大きなビニールに入ったのを5袋ほど買った。

すぐ近くの「赤い屋根」という店は特産品を並べたマーケットで、ここでもまたたこせん買ったり、安くなってた鯛の切り身を買ったり、試食させてもらったフライドオニオンがかなり美味しくて買ったりした。その土地のものを買うのはなんか気分が良い。帰りの交通費がまだどれぐらいだかわかってないが、まあ大丈夫じゃないか。

高速バスの乗り場、津名一宮ICはすぐ近くで、だいぶ時間があまったので、そこら辺の邪魔にならなそうなベンチでたこせんかじりながらぼーっとする。「いきいきクラブ」の方々が、「ほら見て、空、なーんにもない。真っ青よ」と言っているのが聞こえてくる。本当にいい天気だ。

高速バスに乗ったらすぐに眠くなり、起きたら舞子駅に着いていた。これもまたあっという間。40分ほど。
運賃1100いくら。

舞子駅直結の駅ビルび展望スペースがあり、明石大橋と、右手の海に沈んでいく夕日が見える。
その駅ビルに三省堂があって、なんか良い予感がしてのぞいたら、いましろたかしの「新釣れんボーイ」が一冊あったので買う。
そして、展望広場で夕日が沈むまで眺めて、沈み切ったので帰ることにする。
舞子から三ノ宮、三ノ宮で乗り換えで大阪へ。

新釣れんボーイ読んでいる自分の隣の方が釣り人らしかったのが、なんか偶然でうれしい。
舞子から須磨あたりにかけて車窓から日暮れのあとの海が見えて、それもまたよかった。
夏に来た須磨海岸。今なら誰もいなそうだからまた来たい。

「新釣れんボーイ」はこの前みた映画「あなたを待っています」のことが頻繁に出て来たり、
話題も最近の社会問題だし、リアルタイム感にヒリヒリする。
で、また、政治に対する大きな怒り、自分の生活に対する小さな悩み、やろうと思ってもできないこと、
少しずつどっかしら不調な体、ぼんやりくすぶっている性欲、猫には愛情を注げるけど、実家の父母への態度はやたらクールだったりと、人間まさにこんな感じだよなーという感じで、丸ごと描かれている気がする。内容的にはいつも通りなのだが、好きな人からの報告を待つように今後も読み続けていたい。

1時間弱で大阪につく。
淡路島、綺麗な風景をみて、旅したなーっていう気はしたけど、そんなに遠い場所じゃないんだな。
沖縄が恋しかったが、思いがけず海がたくさん見れてよかった。
というか、舞子駅から淡路島を通って徳島まで行くバスも出ていて、
もうそんな近いのか徳島!と思った。行きたいな。

帰宅後せんべい食べ、鯛を野菜と煮てポン酢で食べ、雑炊作り食べ、ひと眠りして、
仕事しなくては。

[PR]
by chi-midoro | 2016-10-28 00:15 | 脱力
<< ブラックニッカ日々 2016-... ブラックニッカ日々 2016-... >>