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ブラックニッカ日々 2016-12-4

天気予報で午後から雨が降ると言っていたので昼前にスーパーへ。
そこで色々野菜を買った。
袋めんも買ってきてもやしだのなんだの入れて食べる。

侯孝賢監督で、一青窈が主演をしてる「珈琲時光」をみた。主人公は妊娠しているそうで、彼氏は台湾の人でマザコンなので結婚はしたくないから一人で産むっていう風に思っていて、その設定が一番派手なぐらいで後はもう何もない凪いだ映画。ストーリーは何もないけど主人公は絶えず移動していて、神保町あたりの良い風景がたくさん出てくる。雑司ヶ谷近辺の風景や都電荒川線の感じも懐かしかった。あと、昨日の「横道世之介」に続いて、実家のお母さんが余貴美子だった。父親は小林稔侍。ただ、「珈琲時光」の実家はめちゃ無口で、酒飲んでるのは小林稔侍だけで、それもあってなんかちょっとつまらなそうだった。

タイトルに「珈琲」だし、喫茶店がたくさん出てきて、あんまり酒感が無いからか、もしくは登場人物が少ないからか、この映画の東京は孤独な感じに見えた。主人公が好きな友達は何人かいるっぽいんだけど、淡々とした付き合いで、なんかクールというか。一青窈の放つ暗い雰囲気からこのムードが作られているのだろうか、落ち着いて見れたけどなんか寂しい。

あ、でも今思うと主人公の実家の高崎に帰った時に、お墓参りして、墓石をみんなで洗ってるシーンがあって、そこだけ少し賑やかだった。墓参りにしかないあの感じ、退屈だけど気分は決して悪くないような感じ、っていいよなと思った。自分は墓参りみたいなパーティー感が一番好きなのかもしれない。

テレビをつけたらちょうどM-1やっていて、録画したボタンを押したつもりが後でみたら録画に失敗してた。
見たい。

晩御飯は白菜などを煮たもの。ちょっと値の張る鶏肉を買ったため、それを煮ていたらスープが美味しくなり、最後の一滴まで惜しくなって結果的に食べ過ぎた。

アレクサンダーペイン「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」という映画を見た。最高だった。
老人の放浪映画っていうので「ストレイトストーリー」を思い出したけど、あれよりももっと何とも言えない、主人公の老人「ウディ」の思いだけじゃなくて、息子から見た老いた父とか、どうしても心の通わない相手と暮らして行かなきゃいけない感じとか、世の中の味気なさとか、「こういう映画でした」みたいに把握することを拒むような広がりがあり、笑いつつ、たまに涙が出るかもなぐらいな気持ちになりつつ、とにかく終始面白い。最後、「粋だな!」と思わず声に出して言った。

あと、ウディが旅の途中で親戚の家に寄るんだけど、その家に話の通じない老いた親戚たちが集まってくる感じ、あと近所のカラオケバーのなんともつまんなそうな感じ、そのダウナーさにはやられた(アメリカのカラオケ、初めて見た気がする)。絶対に何も起こらない雰囲気。

ウディが大の酒好きで、ずっとビールばっか飲んでいて、それを見てるのが楽しかった。

なんか、昨日からみた映画によって山形に行って親戚に会ったり、東京に行って父親と酒でも飲みたいという気持ちがもくもくとわき起こってきた。


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by chi-midoro | 2016-12-05 04:31 | 脱力
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