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ブラックニッカ日々 2016-12-19

昨夜、高速バスの予約を取ったのだが、バカだから一日間違えて取ってしまった。
今日の夜のを取ってしまったのを明日に変更すべく、バス会社に電話。
電話に出た係りの方が、決して流暢ではないけど、丁寧に話してくれる人で、
面倒かけて申し訳ない気持ちになりつつなんとかなって、
それですっかり一仕事終えたような気持ちになりひと眠り。

また起きて仕事。
3個やんなきゃいけないうち、1個片付けて力尽きる。

夕方、今日はラーメンやめよう、駅前のそば屋行こうと思って身支度しているうちにふと、
1989年に出た「ベストオブラーメンinPocket」っていう、
この前東京に来た時に古本屋で買って部屋に置いてあった本をパラパラめくっていたらラーメンが食べたくなってきて、
近所の「しばらく」で豚骨ラーメン食べる。

今日は豪文さんと飲もうと話していて、
豪文さんから、荏原中延の「隣町珈琲」という喫茶店で行われる小田島隆と平川克美のトークショーに行かないかと誘ってもらい、人形町から中延駅に向かい、そこから歩いて荏原中延へ。

商店街を歩いていて、あれ、これは今年のLBT主催の新年会で来た町だと思い出す。
丸1年近く経って、その新年会の時とちょうど同じ服を着て歩いていて、なんだこれはと思う。
あれから色々あったけど、なんとか歩いている。

豪文さんと駅前で落ち合い、開場まで時間があったのでコンビニで酒を買って焼鳥を店頭で食べられる店で食べながら飲む。
時間が来て会場へ入ると、10人で一杯だという小さい会場はすでにほぼ満席。
50代ぐらいと思われる方が多かった。

自分は小田島隆さんの名前は聞いたことがあって、本も読んだことがあるかもなーぐらいで、平川克美さんのことは知らず、後で、どうやらこのお店のオーナーが平川さんらしいと段々わかってきた。

この店では定期的に平川さんがゲストを迎えてトークするっていう会を開催していて、この小田島隆さんとの組み合わせも月1ぐらいでやっているらしかった。

豪文さんが二人のラジオかポッドキャストかを何年も前から好きで聴いていたそうで、それで今日はその番組の公開録音だというので来た。

眠くなったらどうしよう、とか心配しながら聴いていたが、話が面白くてずっと楽しく聴いていた。

話されていたことメモ。最近のトピックから始めて今年あった色々なことを振り返る的な感じ。

・安倍とプーチンの会談は進展ゼロ、どころかいいように利用されただけで国際的に完全にマイナスだったのではないか
・オスプレイ不時着、着水、墜落、の新聞各紙の表現
・自衛隊の「駆けつけ警護」という表現をはじめ、第二次安倍政権になってから言葉の都合の良い言い換えばかりだ
・そもそも安倍が「アベノミクス」とか言い出した言葉をそのままメディアが「アベノミクスについてですが」とか鵜呑みにして使っているのはなんなのか
・トップに立つ人の顔色を伺いながらスネ夫的にやっていくというのが日本の組織の典型的な形で、戦後のアメリカとの関係もずっとそうなってきた。スネ夫的やり方によって争いを回避するというのはある意味賢いやり方でもあったが、いよいよトランプ政権になって新しい歩き方が必要になってきた。
・その歩き方を見付けなきゃいけないという不安の中で、橋下や安倍のような声がデカい、煽動型の政治家が勢いを増す
・人間は共存していかなきゃならないとかそういう“綺麗ごと”よりも“所詮人間は金と女と出世欲”とか言う本音型の意見がもてはやされる
・「年金改革法案」、何度読んでもまったくわからない。経済成長期に作られた色々なシステムに綻びが出てきている中で一番最初に問題化しているのが年金問題なんだろう

そういう政治的な問題から外れて、「SMAP解散、これはまあ、どうですか?」と平川さんに聞かれた小田島さんが「SMAPの謝罪会見と解散。三代目J SOUL BROTHERSのレコード大賞の買収のスクープとか、ああやって広く支持を集めているアーティストたちも結局裏にある金とかヤクザみたいなものに動かされているということを中学生も高校生もみんなが知って、さらにそれに驚かずに慣れちゃって、結局世の中金なんだよなと思わせてしまっている罪はすごく大きいと思う」と言っていた。

世の中を良くしようと思うことはいつだって偽善で理想で「お花畑」だと言われるような頼りないもので、でも、そういう考えがこの世の中をそれでもいくらかは住みやすくしているのに、どんどん「ぶっちゃけ式」の本音が強くなってきている。
「世の中は結局金!人間なんて所詮そんなもん!」という本音主義にはいつも後ろめたさがなく、大きな声で言える。
それを前に正義がどんどん居場所を失っていく。
そんなような話だった。

20時40分頃終了し、店を出て近くの居酒屋で終電まで飲む。トークのメモを見ながら、あれはああだったとか話したり、「この世界の片隅に」の話をしたり、しょうもない話をしたりして元気が出る。

世の中は生きづらい方向に向かっていくのかもしれないが、幸いまだ周りに好きな人たちがたくさんいて、こうして会って話してくれる。まだまだやっていける。

神田から歩いて帰宅。明日、いや明後日から仕事頑張る。

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by chi-midoro | 2016-12-20 02:43 | 脱力
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