<< ブラックニッカ日々 2017-... ブラックニッカ日々 2017-... >>

ブラックニッカ日々 2017-01-29

昼、久々に製麺機で麺を作って、すごく簡単にだけどスープも作って食べる。
我ながらかなり美味しくできた。

トランプがイラクとかシリアとか7か国の出身者の入国禁止令を発令したというニュースを知ってびっくりする。
そんなことをやっぱり本当にするんだなと思って衝撃。

今日は突然暇になってしまって、
外に出る気にもなれず、お金もないしで、
横になってこの前借りてきた小津安二郎の「東京物語」をみた。

静かにひたひたと悲しい気持ちになる。
紀子(原節子)が、私は他の大人たちみたいに冷たい人間になりたくないと言う若い京子に向かって、
「みんなだんだんそうなるのよ」って言って
「嫌ねぇ…世の中って」と京子が言って
「そう。嫌なことばっかり」と言う。
その原節子が世の中は嫌なことばっかりと言う感じに、なんかやっぱそうだよな。
世の中、というか時間が経っていくことは、本当に嫌なことばっかりだと思いつつ、
そこで原節子が「でも、世の中嫌なことばかりじゃないわよ」と言ってくれたら少し今の気分が救われたかもしれない。
でも、そう言わない原節子がいい。

両親の東京旅行が本当になんつうか、とことんつまんなそうで最高に沁みる。
紀子と過ごす一日は楽しそうなんだけど、観光バスはズンズン揺れるし、紀子の部屋は狭いし。
どこまでも切ない。
笠智衆が旧友と飲んだくれるシーンだけ少し楽しい気持ちになったけど、酔って帰って娘にめちゃくちゃ冷たく怒られるし。

到底起き上がれないような気持ちになって、
そのまましばらく寝る。

起きておとといの酒取材の原稿を書く。
借りてきていた「仁義なき戦い」を見ながら白菜などを煮て食べる。

「仁義なき戦い」はずっと昔に見たと思う。けどほとんど忘れていた。
「この世界の片隅に」が終わる戦後間もない呉の町で映画が始まり、
闇市の喧騒の中のゴロツキたちが集まって徐々に暴力団が組織されていく。

とにかく役者たちのツラが最高。
松方弘樹が亡くなったのをきっかけに借りてみたのだが、
松方弘樹いい顔してる。梅宮辰夫も、田中邦衛も川谷拓三もみんな良いな。

このままシリーズ5作、一気に見たい。

小雨の中、セブンイレブンに2.7リットルの焼酎を買いに行く。

一人で食べきれず、白菜煮たのがだいぶ余って、
それを1時間後に温め直しては少し食べ、またしばらくして温めて食べ、
そんな風にして冴えない気持ちのまま気づけば午前0時を過ぎて誕生日になっていた。

どうしても仕事の文章を書き出すテンションになれず、
かといって特にすることもない。
そんなわけで酒。

[PR]
by chi-midoro | 2017-01-30 00:28 | 脱力
<< ブラックニッカ日々 2017-... ブラックニッカ日々 2017-... >>