<< ブラックニッカ日々 2017-... ブラックニッカ日々 2017-... >>

ブラックニッカ日々 2017-04-10

二日酔い。
寝て起きて、いけるかもと思ったらまた気持ち悪くなってを繰り返す。
13時半、生駒軒でタンメン。

食べ終わったら元気が出てきた気がしてきたのだが、
部屋に戻ってだんだん具合が悪くなりまた眠る。

ふと目が覚めたら「浜渦氏」っつう、
東京都の元副知事が会見をしているのを中継していて、
これが絵に描いたようは高圧的なジジイで、
記者たちの質問を受け付けながら、ひと言目からマウント取ろうとするような感じで
非常に嫌な気持ちになる。石原慎太郎の右腕だったらしく、
どんな嫌なコンビだよと思う。
もうこういうジジイはホントにショッピングチャンネルの出演者とかで活躍するぐらいで満足して欲しい。

夕方ようやく起き出して仕事。
今月仕事してない…来月の収入が怖い。

財布の中に2千円あったので映画を見に行くことにする。
コレド室町の映画館で「ララランド」を上映してるっていうことが調べで分かり、
18時半からの回。
ポップコーンも買う。

「ララランド」は絶対見ようと思っていて、
行きそびれているうちに菊地成孔の酷評とか目にして、
なんか事前の情報が増えてきてしまってますます行く気がなくなっていたのだが、
自分がどんな風に思うか知りたくて見に行った。

見終わったら、面白かったけど、うおー!最高!という感じではなかった。
好きだったのは、主人公の男女のうちの男のほうが、ワッと驚いて飛び上がるところが愛らしいのと、
劇中の歌が良い。サントラが欲しくなった。歌がすげーうまい。メインテーマの曲も好きだった。
それと、セッションのあのシワシワのジジイがまた出てきて、「ヨッ!ジジイ!」とそれだけでテンションがあがった。

ミュージカル的なシーンでは、男女がお互いに惹かれあい、でもまだ恋人っていうまででもないぐらいの距離感の時の、
夕暮れのダンスは最高で、あと、女の主人公がパーティーに参加する前のダンスもめちゃ可愛かったな。
だが、冒頭の高速道路でワーッとみんな踊るやつは、YoutubeとかですごいPV数のある、
良くできた素人映像みたいな感じがして、すげー!でもそれだけ!って感じがした。
映画が全部そんな感じで、気は利いているんだが、何にも心が揺さぶられることがなくて、
つうか俺はあの男女が、その二人だけの世界にハマり込んで、周りが一切関係ないみたいに描かれているのが
すごい嫌だ。

例えば、男主人公がイヤイヤ金のためにやる「ちょっとダサい」みたいに描かれている
エレクトリックなジャズバンドの、そもそもその曲だって俺は結構好きだったし、
主人公がそのメンバーに一切愛着もない感じがすごい嫌だった。
だし、滑稽な注文をつけてくるカメラマンの、人物設定の、わざとらしい感じ、
というか全編通して人物が全部書き割りのようでしかないのだ。
ここに敵役を配置するじゃん?そいつが、主人公に嫌味を言えば、主人公はこっちに逃げるよな、
そこでこいつがドーンとぶつかって、さらに主人公を傷つけるわけ、みたいに、
出てくるやつが観客の感情をコントロールするために生成された泥人形のように見える。

あと最後に、主人公の男女は別れてしまう(なんで別れなきゃいけないのか分からない別れ方で)のだがその後に女性が、成功して別の男性と幸せな家庭を作り、ある日、ふと、元カレのやってるジャズバーみたいなところに偶然行く。
そこで、走馬灯のようにあり得たかもしれないもう一つの人生がグワーッとおしゃれに描かれるのだが、
おいおい、本当に旦那や本当の子どもがまるで良くない方の未来だったみたいじゃん!と思って、
なんかそういう、弱者の気持ちがわかんねえ映画だな!と思って腹が立ってきた。

しかし、見終わってコレド室町から人形町へ歩いている途中、
桜をスマホで撮影している女性とか、向こうから歩いてくるサラリーマン集団とかが、
みんな映画の中の人たちに見えて、みんな急に踊り出しそうな気がして、
あ、映画に超影響されてる!と気づいた。
とにかくインパクトはすごい映画だった。

いや、返す返すも主人公の男がなんか無理矢理、
そんな必要もないのに、女の子を傷つけて、
そういう場面が「セッション」にもあったけど、
そこが全然必然性を感じない展開だから、
心が離れてしまった。

連絡したら実家で少し食べるものを用意してくれるとのことだったのでそのまま歩いて向かう。
父母と語らいながらグラタンと白菜スープを食べる。

1時半頃までダラダラしゃべって帰る。
それにしてもコレド室町、近いし、そんなに混んでないし良かった。
明日も映画見に行こうかしら。

[PR]
by chi-midoro | 2017-04-11 04:17 | 脱力
<< ブラックニッカ日々 2017-... ブラックニッカ日々 2017-... >>