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ブラックニッカ日々 2017-05-10

体が思うように動かない。
寝ては起きてを繰り返して昼。
14時過ぎから映画を見に行こうと思っており、急いで部屋を出る。

有楽町ヒューマントラストシネマで何かやってないかと検索して、
「はじまりへの旅」という映画がタイミングよく見れそうだったのでそれを見る。
ポップコーン買う。300円。
このシネリーブル系の劇場のポップコーン、まずくはないけどだいたい湿気ていて、
なんとなく、200円レベル。
500円でものすごくデカいカップに入ってる劇場もあるのにこれはどうなのか。
ポップコーンへの情熱が感じられないのである。
そう言いつつ毎回食べてるけどなんか腑に落ちない。

それはそうと「はじまりへの旅」は、山奥で暮らしてるヒッピーな親子がいて、
子どもが5人ぐらい、母親は精神を病んで病院にいて、父が絶対的なリーダーとして君臨しているような、
そんな家族の話で、母親が病院で自殺してしまい、その葬式にみんなで行く道中のドタバタを描いた映画。

これが、自分は全然好きじゃなかった。
ヒッピー一家の子どもたちは父親の教育でたくさん本を読んでいて、知識がものすごいあるし、
狩りを教わったりして、運動神経とかサバイバル能力も日夜磨いているのだが
とにかく世界の見方が独善的なのである。
母の葬式(母の両親が自分たちを呼ばずにやろうとする)のために父がマイクロバスを運転して都会に行くのだが、
車窓から見える都会の風景を見ながら、資本主義を紋切り型に批判したり、
町に出ると太った人ばかりで「彼らは何!?」と子どもたちが驚いたり、
ザ・都会みたいな描き方がまず薄っぺらくて、権力にはノーを、が信条の父は大手資本のスーパーマーケットに入って、
なんか急に具合悪くなったフリをして家族総出でスーパーの商品を盗んだりするのだが、
それも全然痛快な感じじゃなく、ただただ自分がよければ良いっていうだけにしか感じられない。
めちゃくちゃ本を読んで賢い子どもたちなのに、なぜスーパーで働いている人たちからは奪っていいと思っているのだろうか。

あとこの映画は、全体的にはコメディ映画のノリなんだけど、お笑いシーンがほぼ全部下ネタで、
サービスエリアの駐車場をワイルドだから全裸でうろついてガハハみたいな、
下半身出しときゃいいだろ的なしょうもない笑いのみ。
都会の描き方も紋切り型ならヒッピーの描き方も、自然の描き方も紋切り型なのである。
自然は自分たちに恵みを与えてくれるだけのただただ完全に気持ち良い存在、みたいな都合のいいものとしてしか出てこない。

仏教徒で自分を火葬して欲しいと願っていた母の遺体を、キリスト教式に埋葬した両親のもとから奪い(墓を掘り起こして棺桶ごと運ぶ)、それをバスに乗っけて運んで、めちゃくちゃ綺麗な遺体に子どもたちが寄り添っているシーンがあるのだが、それもひどい。やけに遺体が美しくて、埋葬して何日経ってんだっつう。
それこそ遺体がどんな風に腐っていくかを教えろよ父!と思う。

自分たちの主義、自分たちの教育、というものがあるのはもちろんいいとして、それを共有しない人がいる、という事が一切顧みられていないところがひたすら嫌だった。

色々教えたがる父が唯一子どもたちに教えてないのが、他人に寛容であれということなのだ。
そんな父でも子どもたちにとっては絶対的で、確かにちょっと人間くさい部分もあって、
悪い奴ではないんだろうが、そこが怖い。

って感じでとにかくなんだか悶々としながら映画館を出たら雨。

何も食べてないのに何かを食べる気に全然ならない。
しかし、体の要求とは別に、タイミング的に今日は西新井大師の富士丸を食べようと頭で決めていて、
銀座から日比谷線に乗って西新井へ。

駅から店への道を歩いている時も全然食欲が無く、ふらふらする。
こんな状態で食べても仕方ないと思うが、なかなか来れないので行く。
お店では店長に「どうもー!お久しぶりです」と言われ、照れる。
麺半分で頼むがもちろん多い。ゆで卵2個入ってるし。
4回すすっただけで完全に満足。
まったく食べ切れない。味はめちゃくちゃ美味しいのだが体がそれ以上受け付けない。
無理矢理3分の2ぐらい食べて去る。
「遠いところすみませんー!」と店長。今度また元気な時に。

目まいしつつ駅に戻りとにかく具合が落ち着くまでゆっくりする。
駅前の本屋で立ち読みしたりトイレに何度か行ったりしたら少し楽になってきた。

再び日比谷線に乗って秋葉原へ。
21時から2時間、スタジオでチミドロの練習をすることになっていた。

ジュンヤさん、ミヤマッチが来て、花井さんの機材を借りてフレーズを作って、
最近自分の頭の中になんとなくあった曲をやってみようと思っていたが、
花井さんが仕事で来れず。
スタジオにあったコルグのシンセを借りてみるも、
どうやってフレーズを打ち込んだらいいか全然わからない。
練習の体をなさないまま時間が過ぎてしまいすごく悔しかった。
よく考えたら部屋にカオシレーターがあって、それを使えばうまくできたのに、
帰ってから気づいて後の祭り。愚かだった。
結局3人で少しだけいつもやってる曲をやってみたり、あとは与太話をして終わり。

終了後、ジュンヤさんは急いで帰宅。
ミヤマッチと二人で夜道を歩き、途中でカエさんから浅草橋で飲もうぜと誘いがあったので、
そのままミヤマッチと浅草橋へ向かい川沿いで3人で飲む。
結局、家の近所にある中華料理屋が一番うまいという話など。

1時半ごろ帰宅。

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by chi-midoro | 2017-05-11 10:35 | 脱力
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