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ブラックニッカ日々 2017-6-20

「神戸、書いてどうなるのか」にも出てくる、
ヤマコットさんも行ったことのあるという「ヤスダヤ」という神戸の酒場が今月末で閉まるという。
朝からやっている店なので、平日の午前中なら常連さんの邪魔にもならないのではと思い、行ってみる。

10時頃神戸駅着。
歩いて10分ぐらいでヤスダヤがある。
入ってみたら席は空いていて、3人先客。

名物だという蒸し豚をつまみにチューハイ2杯。

一人で来ていたおじさんが、お店のお母さんに話しかけ、
「いやー歳は取りたくないんもんですにー」と笠智衆のような口調で話し始める。
最初は「ほんとに。ええ」と応じていたお母さんだったが、
割とそのおじさんは自分の話を延々する人で、
途中から相手にされなくなる。

お母さんはぼーっとテレビをみていて、
おじさんが一人で、誰の相槌もないのに話し続ける。
「わたしはね、6月20日、今日66になってね。うん。こんな歳まで生きるなんて思わなかったです。うん」
「家族もみんな若いうちに死んだからね。ばあさんだけが100まで生きたけどね、うん」
「この辺も、変わったですね。うん。私はギャンブルはやらないんですよ。パチンコだけちーとばかしやるだけね、うん」
「年金暮らしですがね、あんまりお金もつかわんからね」
みたいな話をずっと一人で話し続ける。
とにかく、今日が誕生日らしいのにこれでは寂しすぎると思うが、どうしていいかわからず、横でとりあえず、うんうんと頷くしかない。

そのうちかえっていった。
店のお母さんは「この頃ああいう酔い方する人もあんまりいなかったんですけどねー」と言う。
しかし、そんな酔ってる風には見えなかった。とにかく寂しそうだった。身なりは綺麗だった。

そういうお母さんも「53年、まさかこんな歳までやるとは思わなかったですけど、でも、やめるとなったら寂しい気もしますねえ」と言う。

なんとなく寂しいひととき。
テレビではたむらけんじが大阪の町のおばちゃんたちを急にスカウトして日帰り旅行に行く番組。
日帰り旅行に行けることになって豪華な食事を楽しむおばちゃんたちが嬉しそうで、まあ、良かったなと思う。

蒸し豚はすごく柔らかくてニンニクの効いたタレがうまい。
誰かと分け合いたかった。

お会計して外に出て、すぐ2軒隣の「中華そば 竹島」で500円の中華そばを食べる。
甘じょっぱいスープで、麺は細めのストレートで、全体的に蕎麦っぽい。

神戸駅に真っ直ぐ向かい、帰宅。
家に戻って夕方まで寝る。

夕飯は久々に鍋。
白菜もやし豆腐に鶏肉。これが一番うまい。

一旦寝てまた起きて仕事。
まあこれぐらいでいいだろ、ぐらいまでのところまでやって眠る。

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by chi-midoro | 2017-06-21 03:19 | 脱力
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