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ブラックニッカ日々 2016-7-31

今日は食欲がある。

ゴロゴロして食べてるだけだから太った気がする。
明日こそ仕事しよう。

都知事選、小池百合子に当確。
嫌な噂しか聞いてないので怖い。

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by chi-midoro | 2016-07-31 21:09 | 脱力

ブラックニッカ日々 2016-7-30

朝起きたら具合が悪く酒すら飲めない。
みんなとうまくやれず低調な一日。

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by chi-midoro | 2016-07-31 00:21 | 脱力

ブラックニッカ日々 2016-7-29

一日ぽっかり空いて東京で飲めるかなと思っていたが、結局仕事等で予定が埋まってしまった。

唇がカサカサすると思い、リップクリープのフタを開けたら中身が飛び出して地面に落ちた。

お昼に入ったそば屋のカレー南蛮、そんなに美味しくなかった。

天気が良くて暑くて、よぼよぼになった。

食欲はある。絶えず空腹。

そして眠い。

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by chi-midoro | 2016-07-29 22:45 | 脱力

ブラックニッカ日々 2016-7-28

東京に行くことになり、朝から移動。
寝てる間に着いた。

時間が少し余り、弥生美術館に原田治展を見に行く。
とにかく最初のあの絵柄が発明であとはそのバリエーションという感じだけど、やはり可愛い。
絵柄と共に必ずメーカー名を文字で入れたりして、意図的にアメリカで作られたものである感じを出そうとしたらしい。
大量生産を逆手にとった、というか、どこにでもあってありふれてるのが逆に良く思えるような。

原田治が昔表参道に出していたというsoda fountainというSHOPのロゴが最高過ぎたのと、あと「OSAMU GOODS STYLE」っていう本が欲しくなった。

展覧会場にはほとんとグッズが販売されてなくて、今こそ買いまくりたいのに!とちょっと残念であった。クリアファイルだけ買う。

根津神社まで歩いて帰る。

親と食事し、夜は小伝馬町の十思湯へ歩く。
綺麗な建物なのだが、小伝馬町の牢屋跡から掘り出された石を建物の一部に使っているそうで、なんか怖い。



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by chi-midoro | 2016-07-29 05:29 | 脱力

ブラックニッカ日々 2016-7-27

お昼から心斎橋で仕事。
お昼ご飯を食べてレポートする的な内容なので一食浮いて大変助かる。

寄り道せず直帰。
昨日届いた七尾旅人の「兵士A」を見る。
近い将来、戦後初の死者となる自衛官か国防軍兵士の「A」を七尾旅人自身が演じながら歌うというライブをDVD化した作品。
パッと見からして、迷彩服を着て、頭を短く刈ってっていう感じで、重々しいのだが、でも確かに明るさは少しもないけど、目をそむけたくなったり嫌な気持ちになったりするものでは全然ない。

七尾旅人のイタコっぷりがすごくて、幸い今はまだいないその「兵士A」を未来から呼び寄せようとする姿勢、なぜそこまでやんなきゃいけないの!?というぐらいの、そこへの身の投じ方から目が離せない。

目が離せないと言いつつ、途中気づいたらウトウトしていて、起きたらセミの声と歌声の中にいて夢のようだった。
「LOVE IN WARTIME」っていう歌がとても良い。
そこで一旦再生を中断。

カストリ出版の渡辺豪さんから買わせていただいた「紅燈の街区」という写真集が届く。
ふだん自分の使えるお金からすると結構する(といったって、5回ぐらい居酒屋で飲まずに外で飲めばいいぐらいの額だが)んだけど、これはもう全然高くない、いや安すぎるぐらいかもしれない。しっかりとした作りの本で、500ページぐらい、全獄の遊郭跡や鄙びた路地裏の景色が延々続く。
写真によっては昔の絵はがきみたいな色合いのエフェクトがかけられたりしていて、そんなこともあってか、めくってると時間感覚がやられて頭がグラグラしてくる。
本当にこんな風景あったんだろうか。

夕飯食べて少し仕事をして、「兵士A」の続きを見る。

これはしかし、今自分はすでにパッケージされた、約3時間あると知っているDVDを見ていて、レビューや予告などで内容を少しは事前に想像できているからいいが、その場でこれがいつどうやって終わるのか分からないままに見守っていた人はすごい体験をしたろうな。

今は「I’M WARBOT」という曲の途中で、七尾旅人が顔を黒く塗って、銃を持って歌っている。やばい。

長い棒でドラム缶を叩いている。

その音が反復されてトラックに混ざっている。

好きな子の家で「DVD見ようぜ」といって見るのがこのDVDだった場合、想像できない空気になると思うけど、このDVDを一緒に見れるような人と一緒にいたい。

今日友達とLINEで神奈川の事件の話をして、犯人にとってはあれが正義だったんろうかと、世の中からいらないものを省いていくような感覚だったんだろうか、みたいな話になって、その後、町山智浩のラジオを文字起こしした記事で、今やもうアメリカでは堂々と性差別とか人種差別の必要性を主張するような人々が現れはじめたというのを読み、しかもそういう人がただ、いきなりポンといるんじゃなくて、ネットとかつかって連帯し始めて、それこそ2ちゃんのユーザーが何かで炎上した人の住所をスピーディーに暴くように嫌な力を持ち始めていて、というそれを読んでうおお、なんなんだと思っていた。

ずっと前、宮城の鳴子温泉に行った時に、共同浴場でたっぷりした量の湯が樋から湯船に勢いよく流れ続けていて、それを見ながら、明日俺はここにいないけど、その時もこの湯が流れ続けていることを覚えていよう!絶対に!マジで絶対に!と強く念じたのだが、もちろんそんな風に思っても、あの湯の流れを感じることはできない。たまに思い出すけど。

今、1938追憶の兵士「えい」という歌を歌っている七尾旅人は、イタコ的世界に飛び込んで、まだいない兵士Aのことを完全に想像しようと思って、それは絶対もう、人間には無理なことなんだけど、それでも自分以外の人の一人一人にそれぞれ内面があるということを少しでも完全に近く感じ取るためにもがいているように見えた。

19人の人が死んだら「19人」というただの数になるけど、一人ずつに良いこと辛いことしょうもないこと、なぜか覚えてることすっかり忘れていることなどなどの膨大な蓄積があったのだ。と、書いていても完全にそう思えているのかわからない。当たり前のことなのに、すぐわからなくなる。

結局見始めたらやめられなくて4時半になってしまった。

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by chi-midoro | 2016-07-28 04:29 | 脱力

ブラックニッカ日々 2016-7-26

雨だ。
雨だと嫌だな。

神奈川の殺傷事件のニュースを知って驚く。
とりあえず全容が分かるのを待つ。

髪が伸びたので切りに行く。
どうせ後でシャワーまた浴びるしと思って傘を持たずに出たが、なんとなく小雨になったので助かった。

チミドロTシャツの発送などを行い、お昼に地下鉄で本町へ。
今日はラーメン店の取材と、居酒屋取材の日。

朝から何も食べずに待望していたラーメン、とても美味しかった。
取材もスムーズに進み、鶴橋の居酒屋(っていうか大衆食堂)へ。

ラーメンと居酒屋取材は、いつも年上のカメラマンの方と二人でやっているのだが、
20歳ぐらい先輩のそのカメラマンの方が電車を待っている間「あ、カモネギがいました」と言って、
ポケモンGOをやっているのを見せてくれた。

何か言わなくてはと思って
「なんかすごいらしいですね。やってはいないんですけど、すごいというのはわかります!」
「はい」
「色んなとこにいるらしいですね。大阪だと扇町公園がすごいらしいですね。すごくいると、聞きました」
「はぁ」
「あと、なんか、花を咲かせたり、すると聞きました」
「……(無言でうなずく)」
「レベルは、いくつですか?」
「8です」
「おお、それはすごいですよね?」
「そうですか?」
「レベルが10になったという友達が、Facebookで何人かに、『いいね』を、押されていました…」
「……(無言でうなずく)」

と自分でも何のための会話なのか分からなくなっていき、気まずかった。

居酒屋取材もスムーズに終了。
お店で濃い目のハイボールをいただき、帰りの電車で熟睡。
振り子運動が徐々に収まるように行きすぎたり戻りすぎたりしてようやく最寄り駅についた。

何日かかかってゆっくり読んでいた西谷修「夜の鼓動にふれる」を読み終えた。
戦争の歴史から人間がどんなステップを踏んで変化してきたかを考える講義を本にしたもので、読んでる間、何度も誰かにLINEで「これこれこういうことらしいよ」と受け売りで話したくなるような良い本だった。
今パッと思い出すのは
・民主主義以降、戦争は誰も無関係でいられない、国民総動員で行う行為になった
・アウシュビッツと広島が人間が人間を捨ててどこまでも残酷になれる極点になって、その後の冷戦を経てもう大国間の戦争は不可能な時代になった
・世界大戦の経験を世界中が共有して人間の成長の歴史が終わり、かといって終焉を迎えるのでもない、という時間が始まった
・「テロとの戦争」っていうけど「テロ」って決めるのは大国側だし、「テロ」と認定してしまえばどこまでも冷徹に武力行使できる。でもその思考法がどんどん際限なく「テロ」を増やしていく

もっと色々あったはずなんだが…とにかく、今自分が立っている思考の基盤も、戦争の繰り返しの中で作られていったもので、それがホントにそれしかない基盤なのか、いつでも確かめていきたい。

今日取材したお店について原稿を書いて寝る。

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by chi-midoro | 2016-07-27 03:51 | 脱力

ブラックニッカ日々 2016-7-25

今日は早めに起きる。
梅田で取材。約束した時間に緊張しつつ行き、言われた通り電話で担当の方を呼び出すが、「今日は昼から出勤となっています」とのこと。そう聞いた瞬間、これで仕事は終わりだ!と開放感に包まれたが、先送りされただけなのを忘れてた。

あきらめて揚子江ラーメンで「ちゃんぽん」っていうのを食べてシカクへ歩く。途中、ジュンク堂で坂本慎太郎のインタビューを読んで行く。今日は取材が早い時間からだったので早めから仕事をさせてもらうことにしていたのだ。

通販色々やりつつ、眠気と戦う。一瞬えんちゃんがお店に来た。
巴さんと、なかなか上手に儲けにつながっていかないという話をする。
どうしたらいいんだろう、何も言葉が見つからず黙ってしまった。

取材の約束を忘れちゃっていた先方が、夕方からならいけるというので再度シカクを早めにあがって出かける。
案外スムーズにできたが、あとで原稿にまとめるのが大変そうだ。

今日は天神祭りの花火があるとかで、大阪駅は混雑。入場規制もかかっているとか。
せっかくだからお祭りの雰囲気でもみようかと天満駅で降りる。
天神橋筋商店街は沿道の店が屋台を出したりしていて、スーパー玉出もスタッフの人がハッピをきて惣菜売ったりして楽しそうだ。
来てみると案外混雑も嫌じゃなく、こうしてみんなお祭りだということで集まって、いつもより少し多めに食ったり、高めに払ったり、そういうことを楽しんでいるのは面白い。

大川沿いの公園から少し花火が見えた。川を派手な船がたくさん行き交っていて面白い。魚市場の組合だったり、商店街連合会だったりが貸し切って舟を出しているようだ。お囃子が流れて船の上でたくさんの人が激しく踊っている姿は非日常的で笑ってしまうものがあった。

スーパーでコーン缶を買い、帰るなりドレッシングかけて一気に食べる。黄色い衝動。

何日か前からポケモンGOというスマホのアプリゲームが配信開始されて、とにかく一夜にして世の中が塗り替わったようにみんなが熱狂しているらしいことが伝わってきた。いつもだいたいそういうすごそうなのが始まるととりあえずビビッて、遠くから見て、ま、俺はいいわみたいな感じでスルーしがちである。

なんとなく、自分としては仮想現実は仮想であって、そこでどんなにアツくなってもスマホの充電が切れたらただの自分しかいなくて、赤いきつねにコンビニでお湯入れて食ってる現実があるだけで、つまり世の中は実はまったく豊かになってないぞ!とか思って、そういうのをやらない自分を納得させていたのだ。頑張ってもデータが蓄積されていくだけなんて味気ないな、とか。

でも、よく考えたら子供の頃に狂ったようにやってた鬼ごっこなんか、味気も蓄積も何もそんなこと一切考える必要ないほど楽しかった。そもそも何かをすると何かを得ることができる、なんて考えるのがすでにシステム化された考え方で、とにかく走りまくることがすべてであった。

あと、ある時、これは確か3年ほど前だと思うのだが、中野で何人かで飲んでいて、チミドロのミヤマッチがかなり酔って、いつもミヤマッチは酔っても俺にはそんなに何か嫌なことをしてくるわけじゃないからまあ良いのだが、もうかなり飲んで時間も遅いのに「おい!もう一軒行くぞ!絶対行く」と荒ぶっている。それで、俺ともう一人がつかまってミヤマッチと三人で中野の町を歩いていて、ふと「今本気で逃げ出したらどうだろう」と思った。

そう考えたら収まらなくなって、突然全力で走り出し、角を曲がり、ブロードウェイの中のどこか、階段の陰かなんかにサッと隠れてみた。すると、少ししてミヤマッチともう一人が走ってくる気配があり「あいつこっちに逃げたぞ!絶対ここら辺にいる……」とか言いながら、俺が隠れてるすぐ横をゆっくり歩いていき、「いねえな。どこだ!あっちか!?ぜってえ捕まえる」とか言ってまた走っていった。その一部始終がもう腹がよじれるほど面白く、物陰に隠れながら笑いを押し殺すのに必死であった。大人になってから本気で鬼ごっこする機会は滅多になかったが、あれほど生きてることを実感したひとときも近年そうそうない。

で、ポケモンGOはみんなの共有する新しいレイヤーが世界に加わって、その中で、影響を与え合ったり、誰かと競り合ったりして、それが現実の中に溶け込むようにしてあるなんて、よく考えたら死ぬほど面白いんだろうなと思った。鬼ごっことは全然違うんだろうけど、冒険する楽しさみたいな感じなのだろうか。そういうゲームじゃなくて、淡々と盆栽を育てるようなゲームだったら申し訳ないが。

しかしホント、みんなやっているので、その話題になると一人ぼっちになる。そういう時は逆に俺だけがスマホを覗き込んでいる状態。

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by chi-midoro | 2016-07-26 00:45 | 脱力

【夏の告知】チミドロのTシャツができました

私がやっているほのぼの酒ラップバンド・チミドロのTシャツを作らせていただきました!大阪在住で割とご近所でもあるよしみもあり、あのmascotboyさんがデザインしてくれました!

デザインは2種類3カラーあって、コンビニの前で乾杯するのが大好きな俺たちをイメージしたネイビーの
「chimidoro&friends Tee」
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と、
俺がいつも乗っているゴツいママチャリを図案化したポケットTシャツ「Electric Mama Cycle Pocket Tee」のマルーンとグリーンがあります。
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各2,500円でチミドロのライブ会場で販売しています!
と同時に通販も受け付けています!
(送料がかかってしまいます。すみません)
↓↓↓ こちらです! ↓↓↓


思ったよりどんどん無くなって、欠けたサイズを急いで制作しているところなので場合によっては少しお待たせしてしまうかもしれないのですが、よかったら夏に着てください!

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by chi-midoro | 2016-07-25 21:31 | 物欲

ブラックニッカ日々 2016-7-24

昨日、今日と少し涼しくて寝ざめも良かった。

2週間前ぐらいに「辛ラーメン」の袋めん、5袋入りのをスーパーで買って、そのうち2個をこれまでに食べて、どっちもたぶんそんなに食欲がない時に食べたせいもあり、あれ?辛ラーメンってこんなに何とも思わない味だっけ、確かに昔は驚くほど美味しかった気がするのに、と感じていたのだが、おそらく辛ラーメンはアレンジの仕方、入れる具材などによって微妙に味わいが変わり、そこがうまさを左右するのではないだろうか。

そう思い、玉ねぎを刻んで煮込むことによって甘さをプラスしてみようと考えた。そうしたところ、ここ数回のうちで群を抜いて一番美味しかった。

こんな話、書いても何にもならない。
どうでもいい。
とはいえ、そう言い出したら自分のしてることすべてどうでもいいっちゃどうでもいいのであった。

梅田に用事があり、電車で行く。
ふと休憩したくなり、ルクアの11階、映画館がある階のテラスに出てみると、夏休みで混雑しているシーズンだとは思うのだが、それでも座れるぐらいたくさんベンチがあって、酒でも買ってくれば最高だなここはと思っていたら同じ階にファミマがあり、どうぞどうぞという感じでお酒を売っていた。買って飲む。風通しもよく、駅直結だし、これはいい場所みつけたなと思う。金の無い時はここで飲み会できる。

帰宅途中、天神祭りに行くために浴衣をきて電車に乗る人がたくさんいた。

原稿を書いたり、取材の申し込みの電話(これが結構ドキドキして嫌だ)などをしていたら夜になった。

自分は日大の芸術学部の文芸学科という所に通っていて、この前SEALDsのインタビュー本を読んでいたら同じ学科の生徒が何人もSEALDsに参加していて、自分の学生時代の本当に怠惰過ぎる日々との対比が申し訳なく感じたのだが、それはおいておくとして、何の就職にも結びつかなそうな大学に入ったということが山形の祖父、父方の祖父である孝一さんの耳に入った。

お盆に山形に帰省した際に、「孝一さんがお前を呼んでる」とかなんとか、誰かに急に言われたのだったか、記憶がおぼろげなのだが、祖父の部屋に行くと祖父が椅子に座っていて「どんな学校さ入ったんだ?」というので、なんとなく説明したところ、しばらく間があって「…なんだぁ、バカみたいな学校入って…」と、いつになく険のある口調で言われ、どう返していいか分からず、なぜかその時、祖父の部屋に電気がついてなくて真っ暗だった記憶があるのだが、真っ暗な部屋で祖父と俺だけ、どういう状況だそれ?と今では現実なのかすら分からない感じだ。

とにかく、祖父は商売を頑張ってきた人だったから、「お前、ふらふらしないでしっかりやれ」というつもりだったのだろう。とはいえ、山形で年に1、2回顔を合わせる祖父と東京にいる自分との関係はそんなに濃いものではなくて、いくつかの点がぽつんとあるような感じだから、場面としては印象的だけど、心にグサッと刺さったりはせず、なんだかむしろ、祖父がわざわざ俺にそんなことを言いたがっているという気持ちが痛痒いように嬉しくもあった。

その祖父は2011年の震災のあと程なくしてガンで亡くなって、葬式に行くために父の運転する車で、地震によってデコボコになったり、規制されたりしていつもより難しい道のりを山形まで向かっていった記憶がある。自衛隊の車がたくさん道路を走っていた。

祖父が亡くなる何か月か前、いとこと一緒に病院にお見舞いに行った時は、祖父はもう何もかも食べるのを嫌がって痩せており、点滴を打たれているその針を抜こうとするからといってミトンのような手袋をはめられていて、それを俺の前でしきりに口にくわえて引っ張って取ろうとするのだった。顔をしかめながら何度も何度も手袋を噛む(噛むつっても歯は無い)祖父を見ながら、「俺は最後まで自分の意志で生きたい。生きるも死ぬも自分で決めたい。本当はこんなみじめな姿をお前に見られたくはないのだ」というメッセージだと理解した。

病院の方にとっては嫌な患者だったろう。なんとも祖父らしいな、と思う。

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by chi-midoro | 2016-07-25 01:17 | 脱力

ブラックニッカ日々 2016-7-23

セミの声、全開。

滝口悠生の「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」を読む。この前読んで好きだった「死んでいない者」よりも派手な感じの中篇で、やっぱりこの作品も時間軸に沿って話が展開していなかったり、いったいこの場面はいつの視点から描かれたものなのか、というのがわざと不安定なままにしてあり、それによって、ある時は強烈に魅力的に思えていた相手が10年後には時々思い出すだけの人になっていて、それが不思議だしなんか寂しいようなことではあるが、それをそのまま生きることの要素として肯定しようというスタンスの小説になっていた。

特に房子という恋人との出会いが語られる前半がよかった。
読んでいて小説が書きたくなる小説だった。

図書館に本を返しにいき、チャリでぶらぶら。

原稿を書く、のろのろと。

この前、深夜バスに乗っていて眠れない時間に、親戚のことを思い出していた。
それで、今後日記に書くことがない時は親戚との思い出を書いてみようと思った。

これはいつだったか忘れたのだが、俺が大学に通っていた頃、バイトしてターンテーブルを買ってDJのまねごとを始めて、生活費を切り詰めてレコードを買いまくっていた一時期があった。そんな頃に法事か何かで山形に行くことになり、年齢が3つ下のいとこの祐次君に「どっか、山形でレコード売ってるところない?」と聞いてみた。今思えば、なんか「俺DJやってます」みたいなのをいとこに自慢したかったのだろう。ダサいことである。

「確か、売ってる店がある」と言う祐次君の運転する車で七日町の方へ行き、ビルの何階かにあるCDショップに案内してもらった。主にJ-POPの中古盤を扱う店だったが、隅に少しレコード棚があった!と思ってスッスッスッと1枚1枚見ていったのだが全部レーザーディスクであった。

しかしそれを祐次君に言うのはなんだか申し訳なく感じ、「俺の好き系のじゃなかった」と言って来た道を引き返した。
あの時はすまん。

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by chi-midoro | 2016-07-24 00:26 | 脱力