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ブラックニッカ日々 2017-04-28

午前中に目が覚めたその勢いで仕事する。
無事終わり、昼ご飯は都島の担々麺屋。

うまかったなーとすぐに帰宅し寝る。

寝て起きたりして夕方。

頼んでた本が今日も2冊届く。
買い過ぎている。

図書館で借りていた中井久夫「分裂病と人類」をようやく読み終わる。
わかるかっつうとわかんないところも多いんだけど面白い。

特に西欧の精神病学の歴史を魔女狩りとその後の革命と宗教に絡めながら俯瞰する第3章は、
固有名詞が死ぬほど出てきて、理解できないままにぼーっと読んでしまったが、
それでも例えば人間の精神の一人一人の差異だとか、個人の自我だとか、
今当たり前にあると思っているものもある時代にどこかの情勢をきっかけに生まれているんだなという、
その複雑なつながり中からできあがってきた、という感覚だけは分かる。

抜き出しておきたいとこだけ何か所かメモ。

・(日本の)高度成長を支えた者のかなりの部分が執着気質的職業倫理であるとしても、高度成長の進行とともに、執着気質者の、より心理的に拘束された者から順に取り残され、さらに高度成長の終末期には倫理そのものが目的喪失によって空洞化を起こしてきた。著者はこの時期に、そのあとに来るものはあるいは、より陶酔的・自己破壊的・酩酊的・投機的なものではないかというおそれを述べたが、それは一時期、現実のものとなったようである。

・十七世紀のウェブスターの戯曲にも出てくるように、ロンドン市民は日曜日になると精神病院べドラムの見学に出かけるのが楽しみの一つであり、入園料が病院の収入の少なからざる一部を占めていたのであって、これは動物園にはるかに先んじた出来事である。

・(十九世紀の)市民社会はまた、特にそのサロンを通じて、人間心理の細やかな襞や対人関係の微妙な感覚を発展させていた。中世における修道僧の一部に匹敵するこの感覚は、集団と対話のなかで洗練され、公開あるいは公刊される点が異なっている。

この本の中に書かれていることで自分が一番身近に感じるのは、労働観と、人間一人一人の心の働きに対する視点の変化で、例えば、ある時代には勤勉が至上とされ、そこから脱落した者は怠惰な人間とされた。「心がくじけてやる気が出ません」なんていうことが少しも顧みられない時代もあった。その時代の中で優勢なものとか、基調とされる精神だけが重視され、そこから外れた精神を持つ人間はただの落伍者だった。

とりあえず、20世紀に入ってから(なのかな?間違っているかも)、生物学だとか政治とか色々なことと関連して人間の心を読み解く姿勢や感覚が変わっていって、どうしてもやる気が出ません!という人がいるのには原因がある、それを矯正する方法が何かあるんじゃないかと考えられたり、そういう心の動きに追い込む外的な要因を正そうと考えられたりとか、とにかく前の時代よりはよっぽど一人一人の心が重視されるようになった。

それにはきっと文学とか、絵画でもなんでも芸術が、きっと、ヒーローでもヒールでもない平凡な人間の心の動きを描こうと努力し続けてきたからじゃないかと思った。

いや、全然うまく言えないけども。例えば今、こうして私が「今日食べたラーメン、いつもよりなんか美味しくなかったんだよな」とか書くことも、今の時代だったら「ふーん、なんか、まあそういう繊細な日々の変化って、あるよね」みたいにみんな一応は聞いてくれると思うのだが、こんな平凡な人間のどうでもいい心の動きなんかまったくどうでもいいものとされていた時代だってあった。というかずっとそうだったんじゃないだろうか。

日本だったら織田信長とか、もっと最近だったら、松下幸之助の心の動きとか、そういうものはみんな注目するけど、ただなんでもなく生きて死んでいく普通の人がどんな風に思って時間を過ごしたかなんか、実際人類全体にとっては取るに足らないことだ。そういうものにも何かがある、耳を傾けてみようよ、と言う風に思わせてきたのは芸術の力なんだと思う。

堂々めぐりになっているような気がするが、ギリギリ今の時代だったら、「ただただ日常が繰り返され、何も起こらない小説」とか「風が気持ちいい一日だった」とかそういう些細なことを表現した映画とか、そういうものも成り立つと思う。だけどそれは、もうこの世にいない芸術家や哲学者が人間観を押し広げてくれたおかげであって、なんとなく、これからの時代は、そういうものが「やっぱつまんねえ。平凡じゃん」と軽視され、少しでもドラマチックなもの、過剰にエモいもの、声のでかいもの、などなどに掻き消されて行くように思う。

もしそういう風に時代が進んでいくなら、精神病者が動物園の動物のような視線にさらされ、社会の規範からはみ出したものは落伍者として隔離されっていう前時代の人間観に戻っていくのかもしれない。個の時代が限界になって、全体主義に回帰していく。すぐそうなるかは分からないけど、そんな気がする。

コーネリアスの新譜について「Radikoで聞ける番組でフルで流れてるよ」と教えてくれた友達がいて、それで聴いたら、コーネリアスが「あなたがいるから世界はまだマシ」みたいな坂本慎太郎の詞を歌っていて、その後、柴田聡子の「後悔」という曲のPVが上がったのを聴いたら、それはまばゆい恋の歌で、その曲も、このどうしようもない世の中で誰かを思う思いしか信じられるものは無い、というように聴こえた。

天気が良い、風が気持ち良い、誰か会いたい人がいる、というようなことに意地でもしがみつくしかない。


19時過ぎ、梅田へ。

シネリーブルで、この前キクザキリョウさんが「あれ読むと映画のストーリーがようやく分かるんですよ」と言っていた「バンコクナイツ」のパンフレットを買い、ちょうど始まるところだった「人類遺産」という映画で、金原みわさんのアフタートークショーがあるのに後ろ髪を引かれつつ大阪駅の風の広場へ。

そこでヤマコットさんとはやとさんと飲もうと約束しており、氷結買って、ステーションシネマで500円のでっかいポップコーンをつまみに飲む。

タイミングよくちやじさんから久々に連絡があり、一緒にみんなで飲むことに。
今日で仕事が最終日だったらしくお疲れ様と乾杯の会。

寒くなってきて、みんなで中津の手前にある中華料理屋に行くことにして、
チューハイ2杯飲んで〆にラーメン。

その後、コンビニで酒を買い、ちやじさんと二人で天満まで散歩する。




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by chi-midoro | 2017-04-29 03:14 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-04-27

寝たり起きたりしているだけで15時だ。
昼ご飯のタイミングもすっかり逃し、ずいぶん前に買った551の豚まんの冷蔵庫に入っていたのを温めて食べる。

仕事をする。
勢いで文章を書く。

疲れたら録画してあったけど溜めるだけ溜めてみてなかったピエール瀧の出てる「しょんないTV」を見る。
ぼーっと見るのにちょうどいい。
そこに出ている広瀬アナという人が、見れば見るほどグングン好きになっていく。
愛媛に観光に行くような回を見ていて、松山に行きたくなった。

去年からずっと山形に行きたい。静岡にも行きたい。
沖縄と札幌にも行きたい。

すぐ夜。

地下鉄で日本橋へ。
取材で金原みわさんと飲む。
最初は取材内容に沿ったような話をしていたが、
最後は仕事のことや将来の不安のことなどを話していた。

終電逃さぬように店を出る。
天六から酔いざましに歩く。

カップヌードルの低カロリーのやつ買って帰る。
食べて少し仕事。

酔った勢いで何日か前にアマゾンで買った本が届いていて、
一つは帯が破れていて、もう一つは定価でも買えるのになぜか定価より高い値段をつけてる業者から購入していた。
まあどちらも自分が軽率だったりツイてなかったりするせいなのであきらめる。
読めるし。しかし実際読むのかは分からない。

コーネリアスの新譜がすごい良いらしいと聞いて調べたら、
7インチで生産限定らしく、もう買えないようだ。
なんでそんなことするんだろう。
プレミア価格で売っている業者がいて、3倍ぐらいのお金を払えば買えるみたいだ。
でもそれはおかしいからあきらめる。
ツイッターで調べると出てくる感想を見て、こんな感じの曲かなと想像する。



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by chi-midoro | 2017-04-28 03:43 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-04-26

なんだか朝からずっと眠い。
今日はボーイの誕生日で幼稚園に行って催しに参加。
その後、大丸で取材の約束があり、時間の10分前に梅田店に着いて、
「あれ?」なんかおかしいと思ったら、約束していたのは心斎橋店であることに気づき、
背筋から汗がギュッと流れ出る。

すぐに先方に電話し急いで地下鉄に乗り、20分遅れで到着。
ダメ人間過ぎる。
取材はなんとか終わったが、帰り道に聞き足りてなかったことに思い当たる。
落ち込み、帰宅し、床に突っ伏す。
起きあがる気力なし。
エナジードリンク飲んでみたが意味なし。

なんとか起きて夜は梅田のバイキングでお祝い。
1ターンで満腹となる。向いてない。
しかし、ローストビーフが食べれてテンションがあがった。

蔦屋書店のぞいたら三戸なつめがイベントをしていて、遠くから見る。
顔小さい。
イベントに来ているお客さんも前髪短い人が多かった。

家に戻り、24時半まで眠って起きて朝まで仕事。

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by chi-midoro | 2017-04-27 05:11 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-04-25

請求書をプリントアウトしてハンコおしたやつをスキャンする、これはローソンでしかできない。
俺のUSBメモリがなぜかローソンのコピー機でしか認識されないから。
そして今度、空になった2.7リットル入りの焼酎はセブンイレブンでいつも買っているので移動。
また、郵便局からお金を振り込んだり、図書館に2日延滞してしまった本を結局読まずに返したり、スーパーで食材買ったり。
その流れの中で近所のラーメン屋でラーメン食べたりしていたらすっかり昼。

疲れて横になる。
しばしそうして過ごし、起き上がって仕事。
一気にやる。

夜になり、天才の祭典で行った丹波市のスーパーで買った豆腐を使って湯豆腐。
うまかった。

ひと眠りした後、21時半頃外へ出る。
スフィンクスの杉山さんが大阪に来ていて、西九条で飲んでいるというので行く。
トンネル横丁の「せぞん」で飲んでいるという。

キクザキリョウさん、ワクタさんも一緒。
杉山さんとこうして飲むのもものすごい久しぶり、キクザキさんに会うのも久々で、
初めてお会いしたワクタさんは敏腕編集者として安田謙一の本を作ったりしている人で、
と言う感じで、少し緊張したが、話を聞いているだけで楽しかった。

「バンコクナイツ」の話、杉山さんがオオルタイチのVJをすることになったきっかけの話、
グッゲンハイム邸の話、アーカイブ化されない大阪のカルチャー史の話など。

あっという間に終電の時間となり、また飲みましょう!と約束して帰る。
大阪駅までしか電車がなく、ふらふら歩いている内に家に着いていた。

ワクタさんが編集した「神戸、書いてどうなるのか」を早速アマゾンで買う。

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by chi-midoro | 2017-04-27 05:02 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-04-24

朝起きると胃腸が絶不調。
飲み過ぎた。

這うようにして寝床から出たり入ったり。

よしそろそろ起きれるかなと思って起きてみるとやっぱりダメでまた寝たりして、
結局昨夜から断続的に14時間ぐらい寝たと思う。

昼過ぎようやく人間らしい状態になり、
身支度して外出。
今日は甲子園駅前で「天才の祭典」にも来てくれていた170キロの巨漢あいどんさんと待ち合わせをして、
近くのドカ盛り飯を食べにいくという取材であった。

よりによって朝までトイレにうずくまっていたようなこの状態でドカ飯かーと
自分のスケジューリングを悔いたが、二人で1オーダーしてあいどんさんに食べる方は任せることになっているので、
なんとかなるかと思う。
で店についたら、大将が平然と自分の分とあいどんさんの分の料理を出してくれたので大変。
全然食いきれない!恐怖。

結局全然食べきれず非常に申し訳なかった。
しかし優しい対象に色々面白い話を聞けてすごく楽しかった。

あいどんさんと駅前の喫茶店でお茶して解散
(あいどんさんはそこでもホットケーキみたいの食ってた)

夜からヤマコットさんはやとさんと飲みますかー!なんて話していたのだが、
やはりまだ本調子じゃなく今日は帰ることに。

引き続きゴロゴロする。

自分がネット上に書いた記事の閲覧数を毎月集計したレポートを
掲載先の方からお知らせしてくれるのだが、自分の書いたものは全然段違いにダメで落ち込む。
自分じゃない誰かが取り上げればちゃんとなったものが自分がやった結果、おさむい感じになっているんじゃないかと思える。

パリッコさん夫妻にお子さんが生まれたと知る。
よかった!

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by chi-midoro | 2017-04-25 00:43 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-04-23

目が覚めてゴロゴロしてたら結構、体が冷えている気がした。
するとクスモが朝のドラム缶風呂に入ってきたよと言うので、
俺も入る!と言って、二度目の風呂。
自分が入っている間、少しぬるくなっていたお湯をクスモが薪をくべて湧かしてくれる。
こんな日がくるとは思わなかった。

それで体があったまり、戻るとお味噌汁が振る舞われた。
染みわたる。

その後、今日のプログラムである佐伯誠之助の「下ネタ散歩」の時間となった。
もともと、佐伯さんと町歩きをしながら「うわ!これまるで○○ですやん!」とか言ってもらったらすごく面白そうだなと思って、
いつかそんなことをやりましょう!と言っていたら、その企画が採用されて
今回やることになったのだが、なんせここは町ではなく、山と田畑の広がる地。
佐伯さんも「どうしようかなー」と困っていた様子だったが、
早い時間に帰らなきゃならなかったけんちんさんたちをのぞくほぼ全員が佐伯さんについていく形で、
裏山を散策。

そうして歩いていくと、山道の至るところに佐伯さんが明け方一人で山へ入って仕掛けておいた様々な仕掛け(エロ本の切り抜きとか)があり、「おお、これは大変珍しいですねえ!」みたいな。なんと最高なバカバカしさだろうか!
早朝ふと目が覚めたクスモが山の奥から出てきた佐伯さんを見てびっくりしたらしい。

気持ちのいい空気と下ネタ、この融合。意味わかんねえ。
最後、山道の行き止まりで佐伯さんが「ここで詩を朗読したいと思います」と言って、
谷川俊太郎の「なんでもおまんこ」という詩を読み上げたのだが、
最初は笑って聞いていたけど、なんかふと「これこそが何かなんじゃないか」みたいな気持ちがわき起こってきた。

とめどなく繰り返されてきた生命の交わり!みたいな。

そんで小脇にカバンを抱えている佐伯さんが、山道に貼った切り抜きを余すことなく回収していくそのちゃんとしてるところよ!
信頼できる男である。
佐伯さんはまだ明けきらぬ早朝に切り抜きを貼って歩きながら「今、猟友会の人が現れたら撃たれても文句は言えない」と思っていたそうだ。

下ネタ散歩の途中でメテオクルー、チミドロクルーは帰路につく時間となった。
あっという間だったな。

そうして小屋に戻ったところで、あふりらんぽのピカさんと水内義人さんの出し物があり、
それがピカさんの合図でみんなでストレッチ体操をして、
目を閉じて、鳥の声を静かに聞いたりして最高のひとときだったのだが、
水内さんが「では、みなさん、リラックスしましょう!どこまでもどこまでも、もうすべて出し切ってしまいましょう」みたいに言って、みるみるうちにズボンがジュワーッと濡れてきて、足元からポタポタと滴り落ちるというものであった。
「うわ!まじで!?おしっこしたー!」とみんなびっくり。
しかし、実はズボンの中にポンプを仕込んでいて、そこから水を流しているのであった。
この何を思えばいいのかわからないドキドキ。なんなのか。

お昼ご飯の焼きそばを食べてみんなで小屋内の片づけ。
建物の中にあったグローブではやとさんヤマコットさんとキャッチボールする。
去年左手をケガして、二度とキャッチボールできないんじゃないかと思って悲しかったのだが、
やってみたら全然できた。嬉しい。

そうこうしているうちに解散の時間が近づき、
みんなそれぞれの車に乗って去っていった。
自分は行きと同じ石原さんの車に乗せてもらい、
17時半ごろ大阪に戻る。
途中、歩道をヨロヨロ転びながら歩いている老人を見つけて、
「助けにいかな!」と車を降りていく石原さんとヒワタシさん。
結果、老人は「ただ酔っているだけ」とのことだったのだが、
このことからも二人がいい人であることがわかる。

シカクに荷物を運び、チューハイ飲みながらはやとさんと大阪駅まで歩いて帰る。
グーンと疲れが襲ってきて、ずっと横になっていた。



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by chi-midoro | 2017-04-25 00:32 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-04-22

準備がバタバタしてしまい11時にシカク待ち合わせなのに遅刻した。
15分遅れて着くと、巴さんみゆきさん、石原さんヒワタシさんがすでに待っており、
自分は石原さんの運転する車に同乗させてもらうことに。
「天才の祭典」の会場の図羅工房という場所は、
兵庫県丹波市の市島駅から徒歩100分という場所で、
巴さんからかなり行きにくい場所であるように聞いていたので覚悟していたのだが、
シカクを出発して1時間半ほどで着くとカーナビに出ていて、
思ったより近いんだなと思った。

途中「西紀」というサービスエリアで休憩。
それにしてもいい天気だ。よかった。
市島駅近くのスーパーでお弁当やカップ麺を購入して会場へ向かう。

会場の図羅工房は、80年代中期頃に建てられた山あいの建物で、
やたら広い敷地内に囲炉裏のある広いリビング、キャッチボールもできる広い部屋、シャワールーム、そんで何よりでっかい音楽スタジオがある。防音も利いていて、普通に小さなライブハウスぐらいの設備がある。
成り立ちはわからないけど、巴さんのお父さんの仕事先の保養所的な用途で使われることがあり、
巴さんは子供の頃から何度か遊びに来たことがあったのだそうだ。

とはいえ、「ここ10年ぐらいは行ってない、どんな様子かもわからない」ということで、
もしかしたらすごい廃墟みたいな場所で、寝床とかもボロボロだったらどうしようとか思っていたのだが、
中に入ってみると全然そんなことはなく、床にカメムシの死骸こそ転がっているものの、すごく快適だった。
市島町の子どもたちがお泊り保育に来たりもしているそうで、普段からみんなで大事に使っているらしかった。

スタジオで試しに音出してみて、それも当初は「設備的にちゃんと音出るかな?」と不安だったのだが、
問題なく、安心した。早速、巴さん石原さんヒワタシさんと4人でやる「マンハッタン洗濯機」の練習などする。

そのうちにトミータとFJKさんがやってきて、宙空一派さんや岡山でOFという書店をやっている行司さんなど
続々参加者が集まってきた。
で、室内にダーンと置かれてあった「ドラム缶風呂」のセットを表に運び、「これどうやって使うんだろ」とか言いながら
みんなで試行錯誤を重ねセッティング。
トミータが張り切って火をくべ、徐々に湯温が上昇していく様は感動的であった。

建物の目の前に田園風景と遠くの山々が広がり、庭のすぐ脇に川が流れている。
鹿のフンが落ちていたりして、どうやらよく現れるらしい。
嘘のように素晴らしいロケーションである。

いやー最高だー!とか言っているところにはやとさんやヤマコットさん、
みわさん、よいまつりさんたち、東京からメテオさん丸省さんbutajiさんパンツさんのクルー、
チミドロご一行などどんどん人が集まってくる。

そこから先はいつものように時間の流れが急加速し、あっという間に過ぎていったのだが、
覚えているのは、
出演者がリハをやっていって、butajiさんとチミドロのイッチー、ジュンヤさんトミータがバックバンドをやって
「東京タワーとスカイツリー」を演奏して、その時間がなんというか、めちゃくちゃキラキラしていたことや、
その直前にリハをやっていて、やはりイッチーとジュンヤさん、トミータとなぜかセッションすることになった佐伯誠之助さんが、
いつもの下ネタサンプリングを交えながら演奏して、
その後にbutajiバンドのリハを見て、「いいなあ。メンバーほぼ同じやのな…」と漏らしていたこと、
広い囲炉裏でドンドン肉や野菜が焼かれ、それがやけにうまかった、特に分厚いシイタケの異様なうまさ、
それで周りを見渡すと30人ぐらいの人が賑やかに和やかに飲み食いしており、
その中には知った顔もたくさんいてっていう、その満ち足りた気分。
寂しいの対極のような光景であったこと、
気がついたらすっかり日が暮れて夜空はものすごい星になっており、
その下でドラム缶風呂に入って星を見てたら今日はちょうどなんとか流星群の夜で、
ヒュンヒュンと2つぐらい流れていくのが見えたこと、
シカクのこれまでを振り返るトークの中に自分の名前も出てきて照れたこと、
金原みわさんのスライドも相変わらず面白く、
「マンハッタン洗濯機」のライブの時にはすでにかなり酔っていて、
ぼんやりしていたがなんとかなり、
その後のメテオさんたちのライブ、最後に「4800日後」をメテオさんがやって、
「10年後もここ!」って思って泣けた上に、butajiさんのライブも最高で、さらに泣く。
その後の佐伯さんの最高に真摯にくだらなさを極めたライブも笑えた。
みんな横になってそれを聞いているという状況も面白い。
チミドロの時にはもうイッチーとジュンヤさんが酔って寝ていて、
「おい!起きてくれ!」とか言いながらライブした記憶がある。
そしてそうして色々楽しかった瞬間の合間合間に、
あいつも来てたらなっていう人のことを思い出した。

その後、すぐ囲炉裏の脇で寝たのだが、誰かが毛布をかけてくれていた。
というか、寝てる人みんなにそっと毛布がかけられており、
このホスピタリティすごい!と起きてから思った。







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by chi-midoro | 2017-04-25 00:06 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-04-21

昼に起きる。
袋めん具なしで昼食とする。

テレビ見て横になり、少し仕事。
14時からシカク出勤。

通販作業や伝票の振り分け作業など。
明日の準備もあって途中で巴さんたけしげさんが外出し、
一人で黙々と作業。

喉が渇いて腹が減って疲れた。

明日の荷物を車で運んでくる途中、車を電信柱にぶつけたと言って巴さんが落ち込んでいた。
車の後ろを見ると確かにボコッと凹んでいた。

もう明日か「天才の祭典」。
泊りがけのイベントだし、山奥らしいのでどんなことになるやら想像がつかない。

帰りにスーパーでもやしと豆腐を買い、
それを茹でてポン酢かけて食べる。
これが意外にも、まったく美味しくなかった。
とにかく腹に入れる。

注文していた「モランディ」の画集が届いていた。
思ったより薄いけど、良い絵がたくさんあり嬉しい。
あと、昨日は「酔いながら考える」っていうミニコミにチミドロの「ゲットー酒場」の歌詞が載ったのが届いて、
それも嬉しかった。

来週もうひと頑張り色々取材に出て書かないといけないので、
今日までに終えておきたいことを頑張って進める。




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by chi-midoro | 2017-04-22 01:42 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-04-20

めちゃくちゃたっぷり寝たように思う。
最近、体重が増えていく一方なので昼ご飯は食べない。
もちろん酒も飲まない。

仕事する。
ふと気づけば15時半を過ぎており、
慌てて梅田シネリーブルへ。

今日は「バンコクナイツ」を見る。
バンコクの日本人歓楽街で働くラックっていう女の子が主人公で、
それを取り巻く日本人たちとか、ラックの家族とかそういう人間ドラマが描かれつつ、
かなりタイの風景、町並や農村とか、雰囲気やそこで流れる音楽を描写するのに時間が割かれているような感じだった。

不思議な感触の映画で、登場人物が割と紋切り型な、
ザ・キャラクターな感じに描かれて、まんまそれっぽい行動をしたりセリフを言ったりしたと思えば、
(例えばラックが働いている店の女の子たちなんかはキャラがわざとらしいぐらいに立ってるが)
そんな一本調子なストーリーになるわけでもなく、
というか、こう書いてる時に思い浮かぶのは「オザワ」っていう、
体を売ってお金を稼いでいるラックが本気で愛しているらしき日本人男性の
めちゃくちゃ掴みどころのないキャラクターだ。

オザワはチャラいしドラッグもやりまくるんだけど、
タイの夜の町の女性たちをただ体だけのように見ているような人ではないらしく、
ちょっと超然としているんだけど、でもやっぱチャラい。
だし、ラックが一緒に暮らそうって言って「うん」なんつって約束したくせに、
どこかにふらっと行ったまま帰ってこなくて、その理由も映画の中では説明されず、
見ている方としては「なぜ?」っていう感じを終始受ける男。

あと、日本人の俳優陣はみんな本当にただの友達とかばっかりらしくて、
みんなめちゃくちゃ素朴すぎる演技で、俺でもできそうだった。

あと田我流たちが出てくるシーンもよくわからなかった。

いや、全体的に何が言いたいとかストーリーとかはわかんない部分もあったけど、
むしろ一つのことを言おうとしてない、拡散性みたいなものがあり、
一つ一つのシーンの美しさや、印象に残る感触みたいなことでいえば、
何度も「牯嶺街少年殺人事件」を連想した。

とにかく、タイの空気が生々しく伝わってきて、
貧困とかそれによって堕落していく生活とか金とか性とか、
そんなことに関係なく農村地帯では雄大な景色に日が沈んでいく感じ。
それをそのまま全体的に受け止めようとした映画みたいな感じで、
開かれた映画という感じがした。
タイ行きてぇ。

映画が終わると19時20分。
そのまま中津まで歩き、途中ライフで買い出し。

今日はシカクで、茶漬けを食べ比べる会。
いつものメンバーに取材につきあってもらう。
楽しく飲み食い。

みんなにはまた土日の「天才の祭典」で会えるので楽しみだ。



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by chi-midoro | 2017-04-22 01:35 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-04-19

早起きする。
obocoさんがツイッターで「良かった」と書いていた「未来よ こんにちは」という映画を見たくて、
調べるとシネリーブル梅田で一日に1回だけ、朝9時45分から上映しているようだった。

絶対眠い!寝ちゃうだろうなと思いながらも、まあとにかく行ってみようと思って行くことにした。

水曜で映画が安いから劇場は朝から混んでいたが、
「未来よ こんにちは」は空いていた。ポップコーン買って席に座る。

静かな映画だけど、テンポは速めで、ダルーンとした時間がない感じだったので、
眠くならず見終わった。
すごく良い。

40代後半ぐらいの哲学科の女教師が主人公で、
夫も教師で、子どもが二人いて、
本のたくさんある、居心地の良さそうな家で暮らしていたのが、
夫に好きな人ができ、突如別居したいと告げられる。

主人公の母親は認知症を患っているらしく、
頻繁に自殺騒ぎを起こしたりするので、介護施設に入れることになり、
自分の仕事にも行き詰まりが見え、みたいな感じで、
一気に自分の人生が心細い、色あせたものに見えてくるようになって、
老いや死に向き合うことになる。

主人公の教え子で自分を慕ってくれて、
自分もひいきにしていた男性(美男子)が、
人里離れた場所で共同生活を営んでいて、
いつでも遊びに来てというので行ってみたりもするのだが、
若者たちとの隔たりを感じるだけになってあんまり楽しめない。

っていうような、とにかく、
今まで当たり前のようにあると思っていたものが
するする指の隙間からこぼれ落ちていくような感覚が淡々と描かれている。
でも、自然は美しくて、天気の良い日に原っぱで本を読む気持ち良さみたいなものだけは、
ずっと変わらずあって、その表現のされ方が本当に控えめで心地よいのであった。

別れた元旦那の実家が海辺のすごく自然豊かな家で、
そこの庭を主人公はすごく気に入っていたのだが、
そこにももう行けなくなる。
最後に荷物をまとめに行って、元旦那に車で駅まで送ってもらう時の、
車窓から外を見ている表情が忘れられない。

あと、主人公の娘に孫が生まれて、
その孫を抱くときの感じ。
絶対に昔は美人だった主人公が、
なんとなくやはり老境に差し掛かって、
なんか歩き方も妙に年寄りじみて、
でもある瞬間にはすごく美しく見えるあの感じ。

この先、自分に待っている奇跡のような喜びがあるかっていうと
たぶんない。けどその寂しさを味わいながら、
たまにあるしみじみとした幸せを大事にして生きていくしかないのだ、というような、
そういうことが穏やかに描かれている映画だった。
「ストーナー」を読んでいる時のような気分だった。

最後、主人公が孫を抱っこして子守唄を歌ってるところがすごいよくて…
ぐわーっとなったまま映画館を出たらすごく天気がよく、
大阪駅に向かう道すがら、用意したかのように、
日差しの中で赤ちゃんを抱いているお母さんをカメラマンが撮影していて、
人生とは…みたいに思いながら帰宅。

取材に必要なものを買いに毛馬の100均へ。
川沿いのチャリが最高に気持ち良い。
そのついでに前から気になっていた「珉龍」のパーサイラーメンを食べる。
パーサイは白菜のことで、豆板醤で辛みがつけてあり、
5段階の辛さから好きなのを選べる。
通常は2辛だというのでそれにしたが、舌がビリビリする辛さだった。
白菜たっぷりでめちゃうまい。
今思えばあれか、神座のラーメンに辛さを足しまくったような味か。
あそこまで甘くないけど麺は似てた。

「辛いでしょー!この前わたし3辛食べてみたらもうだめ、ヒーヒーです」と店員さんが言うので、
次は3に挑戦するしかない。

家に戻って仕事を進める。
たまに寝る。

今日明日でガッと仕事を片付けねばならず、明け方まで粘る。

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by chi-midoro | 2017-04-20 04:56 | 脱力