午前中起床。
仕事して昼。 シカク出勤。 西九条で何か食べよう、まあ結局ラーメンかと思っていたが、 すき家の看板みて気持ち切り替わる。 キムチ牛丼のミニとん汁サラダセットだ。 うま。 シカクはみゆきさんが東京出張中で一人。 寒くて寂しい。 発送作業。新商品登録作業。 途中、酒場取材の取材許可を取るために候補のお店に電話。 はあ?迷惑なんだよ!とか言われたら嫌だなといつも緊張する。 しかし電話した2軒とも快い返事でホッとした。 19時に店じまいしサッと帰る。 なんだかずっと昨日の有頂天状態の自分が恥ずかしくて心細い。 家に帰って晩ごはんを食べて酒を飲み、ようやく落ち着いた。 一度寝て起きて仕事。 唐突に思ったのだが、 結局自分はモテてる人が強烈にうらやましいんじゃないだろうか。 モテというと曖昧だけど性的に充実してる人、という意味で。 例えばどんなに金持ちでも誰にも性的に相手にされないという人だったらまったく悔しくないのだが、 相手に恵まれて毎晩満ち足りた性生活を送っている人の話を聞くと、 なんだよ!チッ!と思うのである。 嫉妬ポイントはそこだけ、というか。 反対に考えれば、それさえ満たされていれば何もいらないような気さえする。 まあ今後の人生でそれが叶うことはないだろうから、 諦めるしかないのだろうが。
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by chi-midoro
| 2017-11-21 05:22
| 脱力
昼、レコードバッグを自転車の前かごに突っ込んで十三へ向かう。
めりんぬさん主催の「秘密キチ」というイベントでDJをするのだが、 場所が駅から結構遠いようで、もうこうなったらチャリだなと思った。 グーグルマップのナビは十三の大きい橋を越えていけ、と言うが、 そのために梅田あたりまで行ったら混んでそうで嫌なので天満あたりから淀川を越えることに。 まるで通ったことのないあたりで新鮮な風景。 会場はでかい材木工場みたいな場所。 天井が高く、やたら広い。 その中に雑貨屋ミケちゃんをはじめ、カラフルな雑貨を売る店とか、 金原みわさんの展示とか、色々ある。 DJブースはしっかりしていて、どうも普段からイベントはやっているスペースっぽい。 自分の出番は、最初に30分とあとは15分ずつLIVEの合間にやる感じで、 みしゃむーそさんというダンサーの方の曲もかける係をやったり、 なんか小刻みで気が抜けない。 ヤマコットさん、ハヤトさんが来てくれて、会場にはビロさんやみわさんもいたので、少し気持ちが落ち着く。 急きょLIVEが中止になった方がいて、その人の分の時間もDJをすることになり、 持って行ったシカゴハウスのレコードを調子にのってかけてたらちょっと盛り上がってきて、 最終的にはB面の聴いたことない曲までかけないと終われない感じになった。 音が大きかったのか警察に注意されるみたいなこともあったらしく本当に申し訳ない気持ち。 ひさつねあゆみさんのライブがヤバかった。 佐伯誠之助さんのライブもヤバい。 夜になると会場がとても寒くて、ところどころにあるストーブにみんなが集まる。 まるで越冬闘争かのような、そんな光景が楽しい。 缶ビールが300円、発泡酒が200円という良心価格も最高。 ハヤトさんに一口もらったカレーも異常にうまかった。 めりんぬさんと神田旭莉のダンスユニット「蝶惑星」も最高で、 最後は建物の梁にロープをかけてめりんぬさんが宙づりになる。 夢を見ているような光景であった。 それを見終えた直後、ハヤトさんと駅まで徒歩20分ほどの距離を全力で走ってどうしても食べたかった「ラーメン大」を食べに行く。 野菜マシ脂マシ。久々の味。うまい。懐かしい。こうして十三で食べられるようになったのが嬉しすぎる。 食べてすぐまた会場に戻る。 ハヤトさんも佐伯さんもみんな帰り、終演後の打ち上げに一人で参加。 話せる人がいなくて隅っこにいたらミケちゃんの二人が話しかけてくれた。 以前、ハバナイの味園でのライブのDJをした時に来ていたさっさんという人がめりんぬさんの友達だったらしく、 今日も来ていて、めりんぬさんと一緒にめちゃくちゃ褒めてくれる。 それでなんかモテたような気になって有頂天になり、今となっては非常に恥ずかしい。 しかし嬉しかった。 ヨロヨロと帰宅し酔ったまま眠る。
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by chi-midoro
| 2017-11-21 05:09
| 脱力
昼間で寝ていた。
昼ご飯は高松で買ってきた「金ちゃんヌードル」。 明日のめりんぬさんのイベントでかける音楽を選ぶ。 CD-Rに焼こうと思ったら空のCD-Rがもう無かった。 ちょうどボーイズがエディオンのおもちゃコーナーで買いたいものがあるとかで一緒に自転車で行く。 外がものすごい寒くて「あー寒いな。冬はつらい」と言いながら自転車を漕いで、 ボーイズに「どの季節が一番好き?」と聞いてみたら、 「冬も夏も春も秋も楽しいことがあるから全部楽しい」という返事がかえってきた。 冬は冬休みもあるしクリスマスもあるし、夏はプールに入れるし。 そうだった、それぞれ楽しいんだったよと思って泣きそうになった。 エディオンで買い物。レシートで福引きができ、白い玉が出てうまい棒もらう。 夕飯は徳島で買ってきた味噌鍋のスープを使った鍋。 うまい。 録画してあった「シン・ゴジラ」を見ながら食べる。 こんなスムーズでかっこいいだけの政治はないだろうと思いつつ、 でも、東日本大震災とその後の原発事故のことをこんな風に 混乱してどうにもならない状況も含めてちゃんと題材にしたのはすごいと思い直した。 夜は早めに眠った。
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by chi-midoro
| 2017-11-21 04:47
| 脱力
午前中は仕事。
昼に家を出てシカクへ出勤。 西九条のラーメン屋「ふくまる」で味噌ラーメン。 お店の人がすごく温かくて最高なのだが700円はちょっと高く感じるラーメンだった。 シカクへ着き、通販作業、入荷した商品の登録作業など。 ここ最近ではシカクで仕事をした後は飲みに行くのが定番化していたのだが、 それだともらった給料がその場で無くなっていくので、 今日は鍋でもしませんかと持ちかけ、みゆきさんは22時ぐらいの深夜バスで東京へ向かうのだが、 それまでやりましょうということになった。 なので18時に早上がりし、スーパーに食材や酒を買いに行く。 そして2階の部屋でカレー鍋を用意。 19時半ごろ、仕事を終えたみゆきさんと香山哲さん夫妻がやってきて4人で飲み食い。 香山さんがハートランドのでっかい瓶ビールを差し入れしてくれる。 昨日に引き続き、力を持たないスタイルの話などをした。 香山さんは考え方がなんかカチッカチッと高速でパターンを選び出すみたいな感じで、 自分と違って面白く、それでいてネガティブじゃない。 ネガティブじゃないっていうのは、現状を悲観はしてるんだけど、 そこから逃れる術があるんじゃないか、とか、それを覆すことだってできるんじゃないかと思っているというようなことだ。 あらゆる居酒屋の特徴、「メニューの数」「壁の汚さ」「大将の怖さ」「店名」などを細かにパラメータ化して集積、その膨大な各要素をコンピュータをランダムに組み換えてパッと 「おかの」 ⇒東中野にあるカウンターだけの店。大将の奥さんがタイの方なので、和風なメニューに突然タイ料理が混じっていてそれがかなり旨い。 みたいな、本当は無い店を生成し、パリッコさんがそこに行った体で酒記事を書く、というのはどうだろう、などという話から、 キリスト教圏では、「自分がこのような姿形で生まれたのは自分のせいではない」という考えが根底にあり、 体はあくまで器だから、例えば人前で裸になることに対する羞恥心も薄かったりする。だってそれはただの皮膚で自分そのものじゃないんだから。極端にいえばそういうような価値観があるのに対し、日本だと「ああ、2代前の先祖さんが祟っていますねえ。だから右肩が重いんですよ」みたいな、根拠もなく、因果を背負う⇒そこから逃れられない⇒だから自分はずっとこうなのだ という窮屈な自分観に自分からむしろ進んで支配されたがるようなところがある。 キリスト教の罪悪感が、アダムとイブからスタートしている、つまり「みんな罪人」というものなのに対して日本の罪悪感は個人とか家系、血縁みたいな狭くて陰気なものに基礎が置かれている。「それが嫌ったらしいよね」というような話。 みゆきさんが荷物を持って出発した後も終電までしゃべっていた。 やはりこうやって色々な人と話していると、思ったより全然自分の考えがあやふやなこともわかるし、違う価値観も入ってきて、どんどん、ぐにゃぐにゃになっていく。それが面白い。
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by chi-midoro
| 2017-11-18 14:11
| 脱力
朝から仕事。
また嫌な仕事先から、事情が二転三転したみたいな連絡が来る。 請求手続きが変わるそうだ。 なんでいちいちこんな嫌な言い方なんだろう…と思いつつ、 相手の名前で画像検索したらなんか思ったような嫌な顔だった。 が、それを見て、かえって優しい対応ができた。 原稿を書きながら「アメトーーク」を流していて、 例えばハゲてたり太ってたりする芸人がそれをネタにする、というようなことがもちろんたくさんあるんだが、 人のコンプレックスやどうにもならない欠陥をビシャっと指摘してあざ笑うような笑いがようやく「それは下品だよ」っていう風に指摘される風潮になりつつあり、きっと芸人たちはむしろ欠陥がある方がそれをネタにできるから強い!と思っているかもしれないと思った。 今読んでいる酒井隆史『暴力の哲学』の中に、水平社の話が出てきて、「人間性から排除されていたからこそ人間性そのものを代表できるのだ」という姿勢であると書かれていた。つまり徹底的に弱いがゆえに最も下から世界を俯瞰できるというか、どこまでも弱いから権力の誤りがすべてわかる。 宝塚で見たラスプーチンの「最も弱い者の祈りだけが神に届くのだ」というセリフも思い出される。 自分が今ちょうどいいと感じている生き方も、できるだけ力を持たないように、自分が嫌だと感じる負荷がかからない、 それでいて暮らしていける、月に1回なら5千円の飲みもできるようなペースを求めており、 っていきなり話が生活じみてしまったが、 売れること、何かの大家みたいになってしまうことの方が怖い。 会社にいると、年齢を重ねるごとにどうしても若い部下が増えて上の立場に追いやられ、 それができないといきなりつまはじき者、窓辺の人となる。 ずっと平社員でいたいと思っていた。 でもそれが無理になり、「君もそろそろ部下を統率してだね」と言われてトライして、向いてなくて辞めたのだった。 低空飛行をできるだけ長く続けること、力を持ちかけたらそれを何らかの方法で回避すること、などが自分が考え事をする時のしばらくのテーマになりそうだと思った。 19時に家を出て十三へ。 オレリアンとオレリアンの友達の岩淵さん、後から参加のガキさんという4人で飲んだ。 商店街の切れ目にある「美味小籠包」という店にふらっと入ったのだが、 やたら美味しかった。お店の人は中国の北部の出身だといっていて、義理の弟はモンゴルの人だと言っていたかな。 とにかく、中国の中心部と比べて味付けが濃いのが特徴だそうだ。 小籠包や水餃子など食べる。 その後「得一」に移動し、2杯飲む。 強烈な愛想の悪さ、だが、流行っている。 店がすごく流行ると、だんだん高圧的で許されるようなムードになる。 その境目が気になる。 同じ得一でも、空いている店はすごく気さくなのである。 もう一軒!と十三屋のある路地の正宗京屋に入る。 客は誰もおらずもう終わりかと思ったが23時までやるというので入る。 優しそうなお母さんが一人でやっている店。 しばらく歓談していたら店の奥から灰色の猫がすっと出てきて、 引き戸を開けて出ていった。 後で帰りにその引き戸を引いてみたら結構重くて驚いた。 お店のお母さんによれば、 お店で飼っているのではなく「いつも決まった時間にきて決まった時間に帰っていく猫」なんだとか。 「でもあの引き戸を自分で開けたことはなかったわー!びっくり!」と言っていた。 オレリアンとオオルタイチの話、最近聴いている音楽の話、東京の高円寺あたりの話など。 来年の2月にまた来るらしい。 23時半頃解散。 梅田でオレリアンと別れて帰路につく。
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by chi-midoro
| 2017-11-18 13:51
| 脱力
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