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ブラックニッカ日々 2016-10-28

朝からやたら眠い。
仕事しなくてはと思い、気合を入れるために袋めんに昨日買った淡路島産のフライドオニオンをかけて食べる。
美味い。しかし、食べ終わって少しテレビ見てたら猛烈に眠くなり、
15分後にアラームを設定して横になる。
アラームが鳴って起きて、また15分後に設定して、っていうのを6回ぐらい繰り返したら
出かけなくちゃならない時間になった。

この眠さは尋常ではない。
何かいつもと違う。
眠気で占いでもできそう。

地下鉄で本町へ。
ホテルのバイキングを取材する仕事。
美味しいがすぐにおなかいっぱいになる。

シカクへ向かい、発送の作業など。
店内は、シカクで作ったつちもちしんじさんの「東京下町百景」の在庫で足の踏み場もない状態。
一冊に手に取って読ませてもらったが、すごく良い感じ。
これは売れる気がする!

19時ごろ、久々に佐伯誠之助さんが来てくれて、
コンビニにお酒を買いに行って飲む。
ライブもたくさんあり、家庭も賑やかで忙しいらしい。
落ち着いたら飲みたい。

今日は酒処ナオの開催日で、ミクラフレシアさんが早めに来て料理を作ってくれている。
ハヤトさんyamacotさんはじめ、お客さんが徐々に集まってくれて、
イラストレーターのMONさんの昨年のアラスカ旅行の模様をスライドで見ながらお話を聞く。
下からミクさんの料理が運ばれてきて、それをつまみながら飲む。
贅沢な時間である。自分はもう、うんうん頷いて楽しんでるだけであった。

アラスカと一口に言っても、アンカレッジは人種のるつぼみたいになっていて色々な国の料理屋があったり、
ケチカンっていう入り組んだフィヨルドのあたりはかなり田舎町っぽかったりして、
エリアによって雰囲気がかなり違うそうだ。
エクルートナという場所の、「魂の家」と呼ばれる家をかたどったカラフルなお墓も印象的だったが、
バローという北極海に面した町で、見るものがなくなってふらっと見に行ったという
地元のチームとアンカレッジのチームによるフットボールの試合の様子が心に残った。
夏でも3度ぐらいにしかならない場所で、
みんな分厚いコートを着ながら試合を応援してて、
なんかそこに人が住んで暮らしていることがグッと実感された。
青い氷河、見てみたい。まあ氷河はすぐに見に行くのは無理だとしても、
今すぐどこか旅にでたい、と思わされるようなお話だった。

どこに行っても「ここにはここの人の暮らしがあるんだな」と、毎回そればっかり思うけど、
そういうのは一回思えばいいわけじゃなくて、普段の生活に戻るとすぐに薄れて行ってしまうから、
自分の生活がキープできる範囲で色々な場所に行って、土地土地に人の暮らしがあることを実感し続けていたいものだ。

MONさんは行く先々で色々な紙(地元の新聞とか、チラシとか)を持って帰ってくるらしく、
自分もそういうの集めるのが大好きなので共感した。
どうやって整理してるんですかと聞くと、
AMAZONの薄いダンボールに旅ごとにまとめて置いてる、整理はしない。捨てない。と言っていた。

ミクさんの料理、どれも本当に美味しかった。
ガドガドのソベソベ、みたいな名前の料理や、タイ風のサラダ、パクチー入りの揚げ餃子、スパイシーなカレーなど多国籍なコースで、どれも本当に美味い。毎度つまみを作って欲しいほどだ。ありがたい。

23時過ぎに会はお開き。電車の時間がある人は帰ってしまい、シカククルーとミクさんが残って、
明日の中津JAMで行われる「お守り作りのワークショップ」で、お守りの中に入れるありがたい言葉を考える。
こういうの考えるのは楽しい。
「こういうの考えるのは楽しい」って書いたけど、お守りの中のメッセージ考える機会なんてもう一生なさそうだ。
できるだけ前向きな言葉を考える。でも、前向きっていうのは、何か努力を強いることにもなりがちだから、
そういうのでもない、気の抜けるようなのを。

ドイツ帰りの香山哲さんも来てくれていて、
シカクのメルマガを読んでくれているそうで嬉しかった。

2時ごろシカクを出て小雨の中を歩いて帰る。

by chi-midoro | 2016-10-29 03:22 | 脱力
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