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ブラックニッカ日々 2017-04-23

目が覚めてゴロゴロしてたら結構、体が冷えている気がした。
するとクスモが朝のドラム缶風呂に入ってきたよと言うので、
俺も入る!と言って、二度目の風呂。
自分が入っている間、少しぬるくなっていたお湯をクスモが薪をくべて湧かしてくれる。
こんな日がくるとは思わなかった。

それで体があったまり、戻るとお味噌汁が振る舞われた。
染みわたる。

その後、今日のプログラムである佐伯誠之助の「下ネタ散歩」の時間となった。
もともと、佐伯さんと町歩きをしながら「うわ!これまるで○○ですやん!」とか言ってもらったらすごく面白そうだなと思って、
いつかそんなことをやりましょう!と言っていたら、その企画が採用されて
今回やることになったのだが、なんせここは町ではなく、山と田畑の広がる地。
佐伯さんも「どうしようかなー」と困っていた様子だったが、
早い時間に帰らなきゃならなかったけんちんさんたちをのぞくほぼ全員が佐伯さんについていく形で、
裏山を散策。

そうして歩いていくと、山道の至るところに佐伯さんが明け方一人で山へ入って仕掛けておいた様々な仕掛け(エロ本の切り抜きとか)があり、「おお、これは大変珍しいですねえ!」みたいな。なんと最高なバカバカしさだろうか!
早朝ふと目が覚めたクスモが山の奥から出てきた佐伯さんを見てびっくりしたらしい。

気持ちのいい空気と下ネタ、この融合。意味わかんねえ。
最後、山道の行き止まりで佐伯さんが「ここで詩を朗読したいと思います」と言って、
谷川俊太郎の「なんでもおまんこ」という詩を読み上げたのだが、
最初は笑って聞いていたけど、なんかふと「これこそが何かなんじゃないか」みたいな気持ちがわき起こってきた。

とめどなく繰り返されてきた生命の交わり!みたいな。

そんで小脇にカバンを抱えている佐伯さんが、山道に貼った切り抜きを余すことなく回収していくそのちゃんとしてるところよ!
信頼できる男である。
佐伯さんはまだ明けきらぬ早朝に切り抜きを貼って歩きながら「今、猟友会の人が現れたら撃たれても文句は言えない」と思っていたそうだ。

下ネタ散歩の途中でメテオクルー、チミドロクルーは帰路につく時間となった。
あっという間だったな。

そうして小屋に戻ったところで、あふりらんぽのピカさんと水内義人さんの出し物があり、
それがピカさんの合図でみんなでストレッチ体操をして、
目を閉じて、鳥の声を静かに聞いたりして最高のひとときだったのだが、
水内さんが「では、みなさん、リラックスしましょう!どこまでもどこまでも、もうすべて出し切ってしまいましょう」みたいに言って、みるみるうちにズボンがジュワーッと濡れてきて、足元からポタポタと滴り落ちるというものであった。
「うわ!まじで!?おしっこしたー!」とみんなびっくり。
しかし、実はズボンの中にポンプを仕込んでいて、そこから水を流しているのであった。
この何を思えばいいのかわからないドキドキ。なんなのか。

お昼ご飯の焼きそばを食べてみんなで小屋内の片づけ。
建物の中にあったグローブではやとさんヤマコットさんとキャッチボールする。
去年左手をケガして、二度とキャッチボールできないんじゃないかと思って悲しかったのだが、
やってみたら全然できた。嬉しい。

そうこうしているうちに解散の時間が近づき、
みんなそれぞれの車に乗って去っていった。
自分は行きと同じ石原さんの車に乗せてもらい、
17時半ごろ大阪に戻る。
途中、歩道をヨロヨロ転びながら歩いている老人を見つけて、
「助けにいかな!」と車を降りていく石原さんとヒワタシさん。
結果、老人は「ただ酔っているだけ」とのことだったのだが、
このことからも二人がいい人であることがわかる。

シカクに荷物を運び、チューハイ飲みながらはやとさんと大阪駅まで歩いて帰る。
グーンと疲れが襲ってきて、ずっと横になっていた。



by chi-midoro | 2017-04-25 00:32 | 脱力
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