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ブラックニッカ日々 2017-10-31

日中、クリントイーストウッドの「硫黄島からの手紙」をみる。
中原昌也の「映画の頭脳破壊」という本を読み返したら、蓮實重彦との対談で、「硫黄島からの手紙」と、対になって作られた「父親たちの星条旗」という映画が取り上げられていて、すごく褒められていたのでこの前借りてきた。

第二次大戦の硫黄島での戦いを日米の両方の視点から描く試みで、
こっちは日本視点の方。
二宮和也が主演。ニノは超今っぽくて、
戦争物でみるどの日本兵とも似ていなくて、ニノそのままっていうか、
日本兵、こんな表情しないんじゃないか!?って思うような感じなんだけど、
決して嫌な感じではなく、むしろ見ているうちに、
よく描かれてる日本兵こそステレオタイプで、
こんなやつもいたのかもしれないなと思えてきた。
軽口叩いたり口をへの字に曲げて笑ったりする感じがまさにニノ。

出てくるやつらのキャラクターがそれぞれちょっとキャラクター過ぎる感じはあったが、
しかし、摺鉢山に追い込まれる日本軍の絶望的な雰囲気が丁寧に描かれていたし、
誰が悪いわけでもなく戦争自体がクソという視点が常に感じられた。
それにしても、日本人キャストを使って、こんな映画をクリントイーストウッドが撮れるってすごすぎる。
日本に対する認識のズレも全然感じられない(ニノが住んでる家があまりに古風すぎるって本で指摘されてて、確かに、大正期の大作家が住んでるみたいな造りではあったけどそれぐらい)。

そして最後に至ると、あの軽いニノがどう考えてもこういうやつがいたとしか思えない存在感になってきて、
スコップ振り回して戦おうとするところの鬼気迫る感じとか、すごく生々しかった。

昼ご飯はカロリー少ないのが売りのカップヌードル。
最近食べ過ぎているので。

仕事がひと段落してホッとする。
月末で原稿料が入金されているのをおろしに行く。
今月はずっと前にやった仕事のお金がやっと入ってきたりなどして、なんとかなった。

デイリーポータルのカラオケ記事を読んでくれためりんぬさんとカラオケ行こうという話になり、
19時半ごろからなんばで待ち合わせてジャンカラへ。
10月31日だから、ハロウィンの仮装をした人がたくさんいた。

2時間半、ずっとめりんぬさんの歌を聴きながら酒を飲む。
アップテンポで面白い曲ばっかり歌うのではというイメージを勝手に抱いていたが、
1曲目から「もしもピアノが弾けたなら」みたいな。
普通にいい曲を丁寧に真っ直ぐな声で歌う感じで最高であった。

その後、近くの居酒屋に入って、そこがすぐ閉店時間となり、
もう一軒ということで鳥貴族に行って気づけば1時半に。
なんば駅前で解散。ハロウィン仮装の人がウロウロしている町を抜け、
いきなり静かになる道を歩き、1時間ほどかけて帰宅。


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by chi-midoro | 2017-11-02 02:29 | 脱力
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