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ブラックニッカ日々 2017-11-05

目をつぶった次の瞬間には朝、みたいな眠り。

二日酔い気味だ。

とりあえず風呂に入る。
そういえば昨夜、この浴場の塩サウナでバケツの中にたっぷり盛られた塩を体全体に擦り込んで暑さに耐え、
それで風呂を出たら全身じんましんだらけになったことを思い出した。
俺の肌は塩に弱いらしい。

無料の朝食があるというのでバイキングみたいなのかと思ったら、
一人一膳ちゃんとあって、食欲は全然ないので、味噌汁だけすすった。

またすぐ横になる。
胃がムカムカする。

当初、ハセガワさんはレンタカーを借りてみんなでどこか行くつもりだったそうなのだが、
左近さんがどうしても日中に仕事をしないとならないらしく、
それなら駅前のレンタサイクルを借りて町を散策しましょうということになる。
本調子でない自分にとっては車より自転車の方が気持ちよさそうなので助かった。

駅前のレンタサイクルなんと6時間100円で借りられる。
24時間でも200円だった。
しかも市内の6か所のスポットのどこにでも返すことができる。
これは素晴らしい。

それに乗り、ハセガワさんの先導で「うどんバカ一代」という有名な店へ。
(ミヤマッチがついこの前ここに行ってお土産買ってきてくれた)

着いてみるとすごい行列で1時間は待つかなという感じだったが、
体調がまだ回復してない自分にとってはそれがちょうどよかった。

じりじりと列が進みようやく入店。
「釜たまバター」が人気なのだが、それを食べ切る自信はなく、
「釜かけうどん」にする。
小玉でも280グラムの麺の量だというからかなりのボリュームである。
それにしても注文を聞く係の女性があまりに美人で驚いた。
しかもうどん食べてるからか肌がツヤツヤである。
思わず何度も見る。合計10回は見てしまった。

なんとかうどんを食べ切る。
そんな自分の横には、中盛りを食べてるハセガワさんと、釜たまバターと釜かけうどんの小を一つずつ食べてるヒゲ美さんがいる。
格が違う。

苦しいお腹を抱え、再び自転車に。
途中コンビニでトイレにこもったりしながら徐々に元気が出てきた。

天気がとにかく良くて、ただ走ってるだけで楽しい。
しかも知らない町をこうやって車で歩きでもなく自転車でかけまわっていると、
少し生活の雰囲気がわかるような感じがして嬉しい。

高松港から駅までのバスの途中に見える、湾岸の風俗街があって、
いつも気になっていたのでそこに行ってみることに。
出島のような一角にソープランドやラブホテルが10軒ぐらい立ち並び、
そのすぐ先は海。向こうには大きな船を補修しているドックがあり、手前には釣り船が停泊している。
不思議な光景だ。
しばらく堤防から海を眺める。

中学生ぐらいの女子二人がチャリでその横を走り抜けていき、
なんでこんなところにいるんだろう、と思う。
二人とも運転がままならないぐらい笑って走っていた。

高松市街から7キロぐらいの場所にある「屋島」を目指そうということに。
琴電の屋島駅からバスが出ていて山頂まで行けるらしい。

途中「屋島大橋」という橋を渡ったときの風景の見え方、
海が左側に大きく広がり、前方に屋島が伸びていて、
気温も天気もなにもかもちょうどよく、自転車を漕いで島に近づいていく時間が素晴らしかった。
天の恵みのような時間だった。

歴史を感じる屋島駅の駅舎にたどり着き、チャリを停めてしばらくするとちょうどバスが来て、
10分間で山上へ。料金は100円。
屋島には四国八十八か所の屋島寺があり、源平合戦の古戦場だったりして、
それを求めてくる人もいるし、
水族館もあって市街からも近いので家族連れが「ちょっと行ってみるか」って感じで行くような場所でもあるらしく、
割と賑わっていた。

屋島寺にお参りし、可愛いたぬきの御守りを買ってさらに少しのぼったところにある「れいがん茶屋」を目指す。
屋島には狸についての伝承があり、「太三郎狸」といって源平合戦にも出てきたり、ジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」のモデルになっていたりするんだそうで、たぬきの置物がお土産屋にたくさん並んでいる。

「れいがん茶屋」では、円盤状の瓦に願をかけて遠くに飛ばす「かわらけ投げ」もできて、
200円で瓦が何枚かセットになったやつを買ってみんなで投げる。

食堂もあり、見晴らしのいい場所にテーブルと椅子が出ている。
そこで缶ビールと、名物の「いいだこのおでん」を買って飲む。

自分たちが出発してきた高松駅や、遠くから港に入って来るジャンボフェリーの姿も見える。
のどかな海。こんな景色を見ながらぼーっとできる時間が一年に少しでもあればまたしばらくがんばれそうだ。
夕暮れまでここにいたいが、今日の夕方にはフェリーに乗らねばならない。

売店で寝っ転がってるタヌキの置物を1400円で購入。
屋島場の城跡を眺めたりしつつ引き返す。
バス停前の売店でもまた色々買ってしまう。
フルカラーでデザインがめちゃくちゃ斬新な手作り感あふれるお遍路ガイドを千円で買ったり、
季節限定だというオリーブの実の塩漬けを買ったり。

バスで屋島駅まで降り、再び自転車に乗る。
帰りはあっという間。できるだけ景色を目に収めておくようにする。

高松駅前の広場で地のものを売るフェアをやっていて、それを覗く。
大根菜を100円で買う。鍋にして食べよう。

左近さんが仕事を終えて合流してくれて、駅まで酒買って乾杯。
ハセガワさん、左近さんとも、わざわざフェリーまでのバスに乗って見送りにきてくれる。

16時半発のフェリー。
動き出すと間もなく日没。
甲板でそれをじっと眺め、雑魚寝スペースにつまみや酒を並べてダラダラごろごろしながら飲む。
フェリー風呂にも入れたし、帰りにもまたうどんを食べれたし、思い残すことなし。

神戸港への到着は21時の予定だったのだが、
船内放送が流れ「35分遅れて到着となります」という。
それを聞いて我々は「やった!もう1缶飲める!」と大喜びしたし、
船内のお客さんもみんなちょっと嬉しそうなリアクションをしているように思えた。
遅れて喜ばれる乗り物。素晴らしい。

神戸港からまた歩いて三ノ宮駅まで行き、
阪神線に乗って帰るヒゲ美さん、ヤマコットさんとはそこでお別れ。
ハヤトさんとJRに乗って大阪へ戻る。

家に着き、シャワーを浴びてさっぱりしたらドーっと眠気が来て寝る。

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by chi-midoro | 2017-11-07 09:36 | 脱力
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