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ブラックニッカ日々 2018-03-09

朝起きて確定申告の書類作り。
去年は適当にやり過ぎて呼び出しをくらったので、
今年はなんとかスムーズにやりたい。
しかし、毎度心もとない。
これでいいのかな。

早めに家を出て昼に京都駅へ。
取材前にラーメンを食べる算段。
拉麺小路の「東横」へ。
野菜みそラーメン830円。

濃い目の味噌をダシ割りしながら薄めて食べるスタイル。
雪深い新潟のラーメンということで塩っからい。
二郎みたいに野菜がモリモリで旨かった。

塩分摂取で頭がぼーっとしたまま時間を待つ。
14時から美術館で取材。
展示スペースやグッズ売り場で写真を撮るのだが、
他のお客さんの邪魔にならないようにしつつ、
制服を着たスタッフの方々の視線を受けつつの仕事で緊張した。

1時間もせずに終わったが一気に疲労。
せっかく京都に来たし、とか考えず、即帰路へ。
の前に、京都駅のキオスクですぐさま発泡酒買って飲む。

京都は小雨で寒い。
大阪に戻る道で若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」を読み終える。
最後のたたみかける感じがすごくて涙が出る。
ワイドショーにもお笑い番組にもツイッターにも、
なんだか嫌な言葉ばかり溢れているし、自分もそれをある程度使いこなせるし、
それを利用して他人と上手に会話した気になったり、
なんかスラスラしゃべったりするけど、
そういう誰かの言葉じゃない、ここにしかない言葉がこの小説の中にはあって、
やっぱりこういうものが一番面白いと思った。

誰かのゴシップ、社会のこと、売れたいとか売れないとか全然どうでもいい。
そんなことは次々やってきてキリがなくて、喉がずっと乾いてるみたいな。
早くどうでもよくなりたい。

気に入った部分メモ。

・同じだ。たいていのことは繰り返すんだな。ばっちゃとおらは七十年隔てた道連れだな。
⇒時間が隔たっている人のことを道連れに感じるイメージ

・食べらさる、桃子さんが考えるに受け身使役自発、この三態微妙に混淆して使われていて、敢えて言えば、桃子さんをして自然に食べしめる、とでも言うような、どうしても背後に桃子さんならざる者の存在を感じてしまう言葉の使い方なのだ。
⇒この「〇〇さる」っていう言葉をカーリング女子の北海道の女性たちが「(ストーンが)押ささる」っていう風に使っていて、テレビで「あれはどういう意味なのか」と解説者が話しあっていた。受け身であり、使役であり、自発であるっていう独特の感覚。使ったことないけど、でも、わかる。

・裁縫箱を広げてさやかと手を重ねて、人形のほころびを直している自分が不思議で、桃子さんはそういえばずっと昔にもこういうことがあったと思い、あのときばっちゃは幸せだったんだと思った。
⇒もしかして、まるで自分が母親にするように「すまない、1万円貸してくれないか!」とか子どもに言われた時、幸せだと感じるのかもしれない。誰かに困らせられることが幸せに思うこともあるかもしれない、って思った。


来週明け、月曜火曜に一人でバーを取材せねばならないことになり、
慌ててアポ取りの電話をかけまくる。
幸い断られはしなかったけど、企画書を見せて欲しいとか、日程がまだ確定できない、とか色々あっててんやわんや。

ドッと疲れ、元気いきなり無くなる。

そのまま夜まで眠り、起きてほんの少し仕事。
焼酎飲み過ぎて何もできなくなる。

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by chi-midoro | 2018-03-10 17:30 | 脱力
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