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ブラックニッカ日々 2018-05-02

起きたら昼前。
メールの返事などしつつ、かっ込むように「金ちゃんヌードル」のカップ焼きそばを食べ、外へ出る。
曇り空で、たまにぽつりと小雨、みたいな天気。
昨日に引き続き天六まで歩いて阪急に乗る。
今日は京都の文化博物館で「オットー・ネーベル展」を見ようと思い、みゆきさんも興味があるとのことで淡路駅で待ち合わせて京都へ行く。
雨で休みかなと思ったが、まず嵐山へ向かい琴ヶ瀬茶屋まで行ってみる。
雨はそれほど降ってないのだがお店はやはり休んでいた。
残念だが湿った空気は旨い。

嵐山の竹林あたり散策し、そのままなんとなく歩いて清凉寺まで行く。
久々に来た。
釈迦如来像を見て本堂裏手にまわって庭園を眺める。
この寺の静かで放っておかれる雰囲気が好きである。
雨の庭もまた良し。
昔の人が同じ場所から庭を眺めて、世界の広がりだの思うようにならなさだの、会いたいけど遠くにいる人とかもう死んでしまった人だとかに思いを届かせようとした気分に1000分の1ぐらいだろうけど少しタッチできる気がする。
木や花や池や向こうの山々、古い建物などは、それを見て思考を遠くに伸ばすためのルートなのかもなと思う。

JRの嵯峨嵐山駅から電車を乗り継いで堺町御池駅へ。そこから歩いて数分で京都文化博物館。
嵐山でのんびりし過ぎて残り1時間で閉室、というタイミングで慌てる。
オットーネーベルはバウハウス出身の人でクレーやカンディンスキーと親交があったらしい。
1892年生まれで1973年まで生きた人だ。

最初期の作品は同時代のシャガールっぽくて、シャガールの絵も展示されている。
そこから先は抽象的で、気持ち良い中間色に塗り分けられた図形や線が並ぶような作品が多い。
この作品はこうでこうで、ということを考えるというよりは、色と配置の良さをただただ吸い込むように見ていく。
絵をそのまま紙に刷ってブックカバーにしたら最高そうな感じ。
スカートにして履いたら絶対に可愛いであろう感じ。
こういうセンスが自分にはまるでない。
カンディンスキーの絵とも対比されて展示してあったが、カンディンスキーの色使いと比べるとオットーネーベルの色使いはとにかく穏やかで淡い。そこが今の気分にしっくりきた。
絵はがき3枚買う。

パリッコさんから連絡あり、稲田堤のたぬきやが数日後に閉店するというツイートがあったという。
焦ってオロオロしたが、すぐに間違いだったとわかる。
が、店のお母さんも歳だしいつまでもやってるわけじゃないだろうということで、
「近いうちに行きましょう」と話す。

すっかり腹が減り、京都の中華でも食べましょうと探し歩くが自分が見当違いの方にだいぶ歩いてしまい、雨も強くなってきて、わーやばいどうしようと思った挙句、みよしでラーメン。

その後、河原町の「SOUR」でレモンサワー。
今までは外観をチラチラみては「なんだこのおしゃれな店は!」とビビッていたが、見聞広めなくちゃと思い勇気を出して入ってみた。
すると、本当にみんなサワーを一杯飲んでサクッと出ていくようで、なんというか、ジューススタンドみたいな感じで全然入りやすい。
レジの後ろにフルーツがたくさん並んでいて、生絞りサワーを出してくれる店である。
レモンサワーは一杯400円。
イチゴがこれでもかと入ったやつだと1000円したりするようだ。
見た目からして可愛い飲み物なのでみんな写真に撮っている。
自分もマネして壁際のテーブルにサワーを置いて写真を撮ってみたが、打ちっぱなしのコンクリート壁と少しわざとさびさせたような金属製のテーブルの上に酒を置いたら、まるで外のそこらへんの出っ張りに酒置いて飲んでるみたいな、普段とまるっきり一緒の写真にどうしてもなってしまって笑った。

一杯飲んで出て大阪方面へ戻る。
乗り換えの淡路駅で降りてみて散策して帰る。
雰囲気のいい映画館が去年まであったのが閉館した跡がある。

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by chi-midoro | 2018-05-03 14:08 | 脱力
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