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ブラックニッカ日々 2018-05-07

起きたら昼。
どれだけ眠るんだろうか。

ニュースでかこさとしさん逝去の知らせ。
好きだった。

ここ数日、ツイッターのタイムラインで見かけた「タクシー運転手 約束は海を越えて」という映画が気になって、どうやらいいっぽいので調べてみたら錦糸町の楽天地シネマというところでやっている。

今日はジャニスに昨日借りたCDを返す必要がある、となると半蔵門線。
こりゃちょうどいい!と思い、14時40分からの回を見にいくことに。

錦糸町の金券ショップで、楽天地シネマの映画を1300円で見れる券があることが調べでわかった。
500円も安い。
金券ショップに行ってみると「売切れてしまいました」とのこと。
「えー!!」と思い、スマホで急いで検索したら、楽天地シネマの割引クーポンが見つかった。
200円引きになるという。
よしこれだ!と思ってチケット売り場でスマホを見せたら「プリントアウトしていただかないと割引きになりません」と言われる。
咄嗟に「じゃあ、やめます!」と言って一度錦糸町の町に歩きだした。
上映の5分前である。

しかし、「やめます」じゃねえだろ。電車賃使ってここまできて、200円のために映画みるのをやめるのか。
何してんだろう俺は、と思ったら通りの向こうにコンビニが見えてひらめいた。
スマホでクーポンを表示してそれをコピーすればいいのでは?
そう思って信号のないところから道に飛び出したら車が来て轢かれそうになった。
危ない。
落ち着け、と思って戻ったら自分がいる側にもコンビニがあった。
急いで駆け込み、スマホをコピー機の上に置いてコピーしたら画面の黒いスマホがコピーされたものが出てきて笑ってしまった。
そりゃ、こうなる。
これを出して「これじゃだめですか!」という勇気はない。

諦めて再び受付に行き、1800円でチケットを買い、ポップコーンも買って座席へ。
予告編が終わるまでにポップコーン食べ終える。

「タクシー運転手 約束は海を越えて」は1980年に韓国で起きた光州事件を題材にしていて、軍部による戒厳令が敷かれて学生や市民がその行き過ぎた暴力に抵抗してデモを行っているというところに潜入取材をしに行くドイツ人記者のピーターと、金目当てでその記者を乗せるタクシードライバーが主人公。ドライバーを演じるソン・ガンホの演技が絶妙で、ギャグもなんかいやらしくなくて本当に面白い。なので、最初は笑える映画として見ることができて、しかもソン・ガンホは金目当てで、「光州でデモ?関係ないよ」という姿勢を中盤まで貫いて、それがヤバい現場を目の当たりにして気持ちが動いていくように描かれているので、同じく「光州事件?知らないな」と思っている俺のようなのである。そういうエンタメ的な工夫がしっかり凝らしてあるので、政治事件を扱っている映画なのにエンタメ作であるという、すごく稀有なバランスになっていて、エンタメ性を高めるために後半のカーチェイスとか、最後その割にピーターが案外簡単に国外に出られるところなんかちょっと演出的に都合良すぎるだろーというところもありながらも、とにかく大衆に訴える作品になっていて、こういう映画が作られるてヒットしているってことは悪くないんじゃないかと思わせる。

とにかく、国だの軍隊だの強いものの危なさ、愚かさが描かれているなら俺はそれでもう気に入ってしまう。この映画を見て思ったけど、上から命じられたことを考えなしにやれるやつは出世するかもしれないけど、そいつは愚かだろう。この映画では一人だけ、軍部にいながら、あえて主人公たちを逃がす軍人が出てくる。

このような映画が日本で作られるとすれば…と考えてもあまり思い浮かばない。日本の学生運動を描いたら絶対泥臭くなる。「マイバックページ」は好きだけど暗かったしな…。

見終えると夕方。後で調べたら137分ある映画だったらしいがあっという間だった。外は雨だが映画館から地下鉄の駅までは直結している。そのまま神保町まで行く。

ジャニスに向かい、CD返す。昨日食べた蘭州ラーメンをちらっと見たら、そんな並んでなかった。昨日のあれは別に奇跡ではなかったっぽい。朝からポップコーンしか食べてないので、ガッツリ食べても罰は当たるまいと思い、西新井の富士丸に行くことにした。

経路を調べると、せっかく神保町まで来たのをまた半蔵門線で錦糸町方面へずっと行くことになる。なんかアホらしいけど仕方ない。ラッシュ時の電車でしんどかったがなんとか西新井に到着。雨の中を15分ほど歩いて店の前に行くと、シャッターが降りていた。あれ!空いていると思ったが。
スマホを見たら今日は月曜日だ。月曜は定休日だ。今日はなんとなく火曜ぐらいだと思っていた。愚か。

しばらく立ち尽くし、気持ちを切り替えて検索。すると西新井駅の方に別の二郎系の店「鳳」があって営業中っぽいことがわかった。
歩いていくと本当にそのような店があって営業しており、少し並んで食べた。
旨い。ちゃんと気持ちが満たされた。
この見事なリカバリー、自分を褒めてやりたい。

西新井駅からまた水天宮前まで戻り、カップ焼酎買って部屋へ戻る。
一旦眠り24時頃起床。ようやく頑張って朝まで仕事する。

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by chi-midoro | 2018-05-08 05:52 | 脱力
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