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ブラックニッカ日々 2018-06-09

伊勢志摩へ日帰りで行って帰ってくるバスツアーに申し込んでいたのが今日だったことに昨夜気づいた。
8時半に家を出て梅田へ。梅田のハービスの向かい側あたりから9時発のバスに乗る。

自分の席は隣が子連れの若い母親で、バスが出発するとクーラーボックスから冷えたビールを取り出してプシュッとやって、用意がいいなー!うらやましいなー!と思いつつ、到着まで1時間半かかるというので目をつぶって過ごしているとそのお母さんが自分の肩にもたれてきて、第1目的地の「関」というサービスエリアに着いた時に「すみません!よりかかってしまって」と謝られた。「いや、全然大丈夫です」と答えた。

そのサービスエリアでお土産を買ったり(試食コーナーの「青のり」がめちゃくちゃ美味しくて買った。缶ビールも売ってたので買う)、松阪牛の少し入った定食を食べたりした。その後、バスに戻ったら添乗員の人に、「相席は同性の方がいいので、移動してください」と別の席に座るように言われて、一瞬なんのことかわからなかったのだが、先ほどの若いお母さんが自分がウトウトしてもたれかかったことを添乗員の人に告げたようなのだった。

で、「なるほどな。自分は別にウトウトしてもたれかかられるぐらい不快じゃない、と思うけど、もたれかかる方が不快、というかそれを気にしてしまうのが負荷である、ということはある。俺全然気にしないんで!っていくら自分が思ったって、相手から見て不都合ということがある」というようなことを考えながらバスに再度揺られる。

自分が寛容でいようというのはいつも思っているし、いくらでもそのように努力するが、寛容であればいいっていうことじゃなくて、相手にとって自分が他人である、同性である、異性である、っていうような色々な条件を持って見える一人の人間だということが、なかなか上手に想像できない。気をつけないといけない。

バスは今度伊勢シーパラダイスというところに着いて、そこでボーイズとでかいセイウチを見たりする。歌に合わせて手を叩いたりする達者なセイウチ。とにかくでかくて、なんでこんな大きさに生まれたんだろうと思う。

ちょうどよく手作り感のある水族館で味わいがあった。出発時間までに急いで近くの夫婦岩も見る。ここらのお土産屋もよくて、あおさを買ったり、ファンシーな茶筒を買ったりした。梅雨の晴れ間で海が綺麗だ。夫婦岩もなんかいい形で、なるほどこれは絵になる、と思う。船に乗りたくなる。仕事とか生活とか一切切り離された遠い場所にいきたい。

再びバスに乗って伊勢神宮へ。内宮をお参りする。少し前に神社の資料本の文章を書く仕事の時に色々調べていて、ずぶの素人でも伊勢神宮がなんか別格的なものであるというのがすぐわかる。が、そこから先の詳しいことはよくわかっていないので、「なるほど。これがあの、すごいらしい伊勢神宮か」みたいな、ミーハーな感じで感動。

昔はお参りする前にそこで手を清めたという川があってそのほとりでぼーっとしていたら、気候的にもなんとも気持ち良くて、ちょっと湿った森林の空気みたいな感じでもあって、「ああやっぱり伊勢神宮だけあって空気が全然違う!」と思ってみるとどんどんそう思えてくる。パワースポット!とかそういうことはわからないけど、散歩していて気分がよくなるような場所だった。

お参りしておかげ横丁を足早に散策し、岡田屋っていううどん屋さんで伊勢うどんを食べる。うどんがふにゃふにゃで旨い。なるほどこういうものか。

もっとゆっくりしたかったがもう早くも帰りの時間。
途中「伊賀」サービスエリアで少し休憩して梅田に戻る。

大阪についたらまた妙に小腹が空いて近くのうどん屋が入りやすかったのでそこに。
カレーうどん食べる。

伊勢志摩、時間の制約なしでのんびり行きたい。
「伊勢志摩真珠館」にも行ってみたい。
アクセサリーのことはわからないが、今、なんとなく真珠が可愛いんじゃないかという気がし始めている。


by chi-midoro | 2018-06-12 11:15 | 脱力
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