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ブラックニッカ日々 2018-10-16

グダグダ状態で起床。
母と生駒軒へ。
母は健康診断で胸にしこりが見つかり、
乳がんの疑いがあるとのこと。
22日に正式な検査を受け、来月早々に結果が出るという。
「この町で過ごせて幸せだったな」などとすでに弱気なので、
「まだよくわかんないんだから結果が出るまでは普通にしていたらいいよ」と言いながら、
自分もその結果が確定するのが怖いような、
とりあえず先延ばしにする気分。
今はまだ何も分からないのだ。

食べ終えて部屋に戻り、少し休んで椅子持って家を出る。
浜町駅から京王線直通の電車に乗り稲田堤を目指す。
多摩川沿いの「たぬきや」が今月いっぱいで閉店するとのことで、
最後に一杯飲みに行こうとパリッコさんと約束した。

14時半に駅に着き、コンビニでチューハイを買ってまだ開いてないたぬきや前に着くと、
すでに10人ぐらいの人が待っている。
常連らしき人が「今日はやるかわかんねえなー」と話しているのが聞こえ、
そうだよな、まあ開かなくても最後に来れてよかったか、と思っていたら、
店のお母さんが原付でサッと現れ、まるでヒーローが助けに来てくれたようであった。

パリッコさんのことを知っていてファンだという、上條さんと言う男性と会い、
そのまま一緒に飲むことに。東京ウォーカーの編集の那須さんも合流し、
4人で飲む。ホッピーやビールと、おでん、焼きそば、もつ煮を注文するも、
そもそも開店を待っている人が大勢いるぐらいんなので、
お母さんは一人でてんやわんや。
なかなか料理は出てこない。

その間に店内を思い出にと撮影したり、
店の近くに椅子をおいて座って記念撮影したりした。

初めて来たのはいつだったろうか。
自分はまだ渋谷で仕事をしていて、
仕事帰りの路上飲みが高じて道の延長みたいな場所で飲めたら楽しいなと
勤務中いつも酒場ブログを検索してそういう店を探していた。
ある日、たぬきやについて書いたブログを見つけ、
店の雰囲気もそこから見える景色も素晴らしそうだったので、
その頃よく一緒に飲んでいた同僚と、
ピコカルに「大衆酒場ベスト1000」を書いていたパリッコさんを誘い、
奥さんのるこさんも来てくれて、それで4人で行ったのが初めてだった。

その時はまだ看板猫のミイちゃんも存命で、
我々が座った店内の端っこの方にある座敷に挨拶にきてくれた。

それから何度となく店に行って、
ある時は真冬に鍋を食べにいったり、
キセルの豪文さんと一緒に飲んだり、
ヤスタライズさんとマナブさんと飲みに行った時は夏で、
店に入って早々に雷鳴が轟き、「お母さんが帰れなくなるから急いで店を閉めるぞ!」と、
常連さんが協力しあって店をサッと片付け、開店からほどなくして閉店になったこともあった。

火曜の開店直後からして混みあっており、お母さんは本当に大変そうだった。
なんとなく、お母さんが来ている服の、なんだかよくわからん柄の感じが、
いかにも母親が着ていそうな服に思え、好きだったのものがどうしても時間とともに変化していくんだということを感じて辛くなる。

パリッコさんは次の取材が控えており、
16時過ぎには店を出ねばならず、つまみは出てこない。
最後の最後に煮込みとおでんが出てきて、
急いで一口ずつ食べ、残りは上條さんに託して店を出る。
最後にお母さんに「写真を一枚ご一緒に」と願い出たが、
「嫌です!」と言われる。そりゃそうか。忙しい時に失礼なことを言ってしまった。

「たぬきやが無くなってもまたこの河原に飲みにきましょう」とパリッコさんと話しつつ、
次の取材先に。自分も同行させてもらう。
ファミレスで飲むという取材で、自分もすっかり楽しく飲ませてもらい、
さらにその後、調布までタクシーで移動して飲む。
編集者の那須さんは綺麗な女性なのだが、ガブガブ酒を飲む人で、
かつ、おつまみもガンガン食べる人なので見ていて楽しい。

「鳥まさ」という店で、大将に聞くと、
この界隈では一番古い店だという。
パリッコさんがメニューを見て、
「焼き納豆と水戸納豆っていうのがありますが、これは、それぞれ違うんですか?」と聞いたら大将が
「……どういう意味?」と言っていて笑えた。確かに。

途中、那須さんがコンビニに行ってヘパリーゼをみんなに買って来てくれる。
さすが歴戦の覇者という感じだ。

22時半頃店を出て、パリッコさんはバスで帰るとのこと。
那須さんと電車で途中まで一緒で、駅に向かうと「コンビニでお酒買いましょう!」と言う。
チューハイを購入し、空いた電車の中で飲みながら帰る。似た飲み方の人である。

部屋に戻ってしばらくして、ミヤマッチが部屋に来る。
チミドロTシャツを欲しいという方がおり、その人に渡す分を受け取りに来た。
缶ビールを買ってきてくれたが自分はすでに酩酊。ちょっとしか飲めない。
ミヤマッチもその様子を察してかササッと帰っていった。

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by chi-midoro | 2018-10-17 20:01 | 脱力
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