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ブラックニッカ日々 2018-11-13

朝9時半頃、家を出る。
みゆきさんがラジオ関西の番組に生出演するとのことで、それに便乗して神戸を散策することに。
収録の20分前にスタジオに入れるよう電車の時間を調べて乗ったのだが、番組内で紹介する本について話し合っていたら、神戸を過ぎ、明石に向かっていた。ゾッとする。
すぐ調べ直すと、うまくやれば本番の10分前ぐらいには神戸駅に着けることがわかり、とにかく必死で走り、神戸駅からタクシーでラジオ局まで向かって、なんとか無事間に合ったという。
自分はコンビニのイートインで本を読んで時間を潰し、放送の終了後、神戸駅前から平野に向かうバスに乗る。

前にこまんたれ部さんと一緒に来た、湊山温泉やその近くの「伊勢屋」という食堂にまた行きたいと思ったのだ。
平野のバス停で下車し、路地の「はしもと」という揚げ物屋さんの前で立ち止まる。
これはどうもすごく美味しそうだと思い、牛肉コロッケとカレーコロッケをもらう。
一つ120円。「二つで240円。240円以上だったらいくらくれてもええよ」と落ち着いた雰囲気の店のおじさんが言う。
「ふっふっふ」と笑うその感じがすごくよくて、神戸にはこういう、あんまり大げさに前には出てこないけど、可愛げがあって、気さくなおじさんが多い気がして、もちろんそういう人はどこにだっているけど、なんだか神戸でよくそういうおじさんに出会う気がする。
目の前で揚げてくれる驚くほど旨いそのコロッケに感動しつつ、「伊勢屋」を目指す。

のれんが出ている。店の庇の上に猫が寝ている。370円のラーメン。
二度目だけど、やっぱり間違いなく美味しい。
途中でおじさん二人が入ってきて、みゆきさんの食べているカレーうどんをみて、二人ともそれを頼んでいた。

食べ終えて外に出て写真を撮っていたら店主が出てきて、店の前にいる猫を指さし、
「2匹いるんやけどな、こっちのこは声が出ないんや。兄弟や」と教えてくれる。
店長が店に戻っていくと、もう一匹、確かにそっくりなのが路地から出てきた。

みゆきさんは生放送が終わった解放感からか、食欲がとめどないそうで、
「神戸名物」と看板に書いてある「中央の豚まん」を買って食べる。

歩いて湊山温泉へ向かう。
ここのお湯、なんかすごく効きそうな感じがあり、熱めの湯に入って体をがっつり温めた後に温度の低い源泉の湯舟に浸かる、前に来た時は真夏でこれが冷たくて気持ちよかったのが、今はもう水風呂っていう感じだが、それでも頑張ってはいると、気分がシーンと静まり最高。Uの字を反対にした形の手すりがき出しているのが、静かな水面に鏡のように映り、数字の「0」に見える。「わかる!今、まさにゼロっていう気分だ!」と思う。

熱い湯と源泉に交互に入りなかなかやめられない。

座敷で売店で買った「淡麗」を飲み、しばらく休憩。
入口の壁に「原とうふ店」という豆腐屋さんへの行き方が貼ってあって、
どうやらその「原とうふ店」は、「はらドーナツ」という関西だけでなく東京にも何店舗かあるドーナツ屋さんの源流にあたる店らしく、そこのドーナツがみゆきさんは好きで、ちょっと気になるというので行ってみることにした。

川沿いをしばらく歩いていくと、マルシン市場という市場があって、その中に「原とうふ店」があった。
「はらドーナツ」は「原とうふ店」が経営しているわけでないのだが、「はらドーナツ」のオーナーが「原とうふ店」の豆腐にほれ込み、それを使った豆腐ドーナツを作り、「はら」の名前をもらったという、つまりやっぱり源流なのだ。

もめん豆腐を買う。

近くに「はらドーナツ」の店舗もあるそうで、ここから歩いていけるというので行ってみることに。
東山商店街という商店街が伸びていて、そこがとにかく活気に溢れている。
また、神戸だからか、魚介類がやけに安い。野菜も安い。
こんなところが湊山温泉から歩ける距離にあるなんて思いもよらなかった。
その商店街を歩いていき、見覚えのある場所に出てきたと思ったら、もうその辺りは新開地近くだ。
こうつながっていたのか!と感動した。
「はらドーナツ」で豆腐ドーナツを買って食べる。
甘過ぎず、脂っこくもなく、美味しい。初めて食べた。

近くにはドムドムバーガーがあり、「厚焼きたまごバーガー」をみゆきさんが食べるという。
ずっと食べていてすげーなと思ったが、一口もらったらこれがまた驚きの旨さ。
今日は旨いもの祭りだ。

今日は、中津の「いこい」に飲みに行きたくて、新開地駅から阪急に乗って中津を目指す。
車内では熟睡。

中津駅に着いたのが17時前で、まだいこいは開いてないようだったので、中津商店街を散歩する。
自分はシカクが無くなったのも見てなくて、ずいぶん久々に来る。
結局一度も行ったことのなかった町中華「蘇州」が無くなっていた。
商店街の屋根が台風でボロボロになっていて、お化け屋敷みたいだった。
シカクは緑色の壁が目立つ美容院になっていた。
不思議な感じがするが、寂しいという気もせず、よくここを歩いたものだったなと思う。
今は当たり前の顔で西九条のシカクがシカクだと感じていて、自分は変化が怖い保守的なところがあるのだが、
いざ変わってしまえば結構平然とそういうものとして生きて行くものだなと思う。

「はなび」にシャッターが降りていて、貼り紙がしてあるのが見えて、
「もしや…閉店」と思って近づくと「今日は釣り(へらぶな)に行っているので休みます」と書いてある。安心した。

「いこい」でがっつり飲んで、その様子を写真に撮って来週のイベントに使おうと思っていたのだが、
お腹がいっぱいで全然色々食べられない。
もう一回今週中に来ることにして、今日はあきらめ、肉じゃがと湯豆腐をもらう。
「いこい」は相変わらず。トイレへ続く道はあんなままだし、おっちゃんたちもみんな元気だ。
二品だけ頼んでチビチビ飲んでいるところに「フルーツ食べへん?」と言って果物の盛り合わせを出してくれる。
ウーロンハイがとにかく濃い。

電車が通るたびに揺れる店の中で、ここで飲んだその時々のことも思い出す。

昼に温泉に入っていたのがウソのように長い一日に感じた。

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by chi-midoro | 2018-11-15 01:11 | 脱力
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