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ブラックニッカ日々 2019-02-22

今日から台湾。
シカクが「ZINEDAY TAIWAN」に出展するのの手伝いとしていくので、スーツケース2個にいっぱい本を詰めたそのスーツケースを運ぶ必要がある。
朝早く西九条へ向かい、コンビニで肉まん買って食べながらシカクへ向かう。
みゆきさんと店の前で合流し、すでに荷物の詰めが終わっているスーツケースをガラガラ引きつつ駅へ引き返す。
関空行きの電車に乗ってウトウトしながら空港へ。

第1ターミナルについて、みゆきさんは事前に予約していたというモバイルWi-Fiを受け取る。
自分は何も準備していなかったが、当日申し込みでも借りられるらしいのでカウンターに行ってみる。
3泊4日、4日間レンタルすると2800円。ちょっと出費な気がしたが、なんか向こうで困ったら嫌だなと思って借りる。

空港の本屋で台湾のガイド本を立ち読みしたりして時間を潰し、搭乗時間が近づいて荷物検査を受ける。
国際線では液体の持ち込みが制限されるので、肌身離さず持っていたいカップ焼酎も捨てていかねばならない。
朝買ったから中身がまだたっぷりあったが、できるだけ飲んで捨てる。さらば。

飛行機は14時過ぎに離陸し、向こうに17時過ぎに着く。
朝の肉まんしか食べてないぜ結局、と思ったが、機内食が出てきた。
豚肉生姜焼きセット。酒もタダ。ワインもらう。

席のモニターでテトリスができたのでそれをやってダラダラしていたら着いた。
日本との時差は1時間。
台湾の方が一時間早い。なんか得した気分だ。

空港で持ってきたお金を両替し、台湾ドルに。
1元がだいたい4円と教わる。100元が400円。

緊張しつつも割とスムーズに入国審査が終わり、スーツケースを受け取って空港から台北までの特急電車に乗る。
「Easyカード」っていうICカードを買っておくと乗り降りがスムーズですよ、と、今回が台湾4回目だというみゆきさんに教わり、それを買うって乗る。
45分ぐらいで台北につく。
窓の外の景色が水田っぽい田舎の風景から徐々に高層ビル街に。

台北駅で一度降り、面白いという地下街を少し歩く。
ゲームやアニメの店が多く、ニンテンドースイッチのソフトの広告がでかでかある。
ガチャガチャのマシンも商品も日本のものだ。

けど、唐突にルーローハンとか汁そばを売る店があったり、マッサージ屋があったりして、そのマッサージ屋さんがオープンエアというか、通路にみんなはみ出して施術を受けていて、そこが日本とは違う感じ。

しばし歩いて、地下鉄に戻り、宿がある龍山寺駅まで行く。
外に出ると雨。結構降っている。
龍山寺あたりは下町で、夜は一人歩来はしない方がいいみたいに書いているガイドブックもあった。
地上に出るとすぐ公園があり、そこで将棋みたいなボードゲームをしているおっちゃんがたくさんいて、ギャラリーが取り囲んでいる。寝ている人もいる。

まずは宿である「龍山ホテル」に荷物を置きに行く。
カウンターの人は日本語でしゃべってくれる。
自分の部屋は窓の前がすぐお寺のお堂で、なんとすごい場所、と思う。
トイレは洋式だが、紙は流さず、ボックスに入れる式。
なんかためらいがある。

でもその他は至って快適そうで、シャワーもあり、タオルやひげそりも置いてある。

荷物を置いて外へ。
まずは龍山寺でお参り。
雨で夜だが、たくさんの人がいて、熱心にお経を唱えている人もいる。
なんかのかけらみたいなのを投げて、それがどうかなるといいみたいな占いをしている人が大勢いる。

ギラギラビカビカな装飾が日本にはない感じだ。

雨が強いのでコンビニへ行く。
ファミリーマートやセブンイレブンがあちこちにある。
日本円で100円ちょっとのビニール傘を買い。台湾ビールを買う。ビールは100円ちょっとで買える。
お寺を通り過ぎたあたりに夜市があり、その中の一件が「排骨麺」みたいなメニューを出していたので、そこで食事することに。
おばあさんがやっていて、孫が日本に住んでいるとかで日本語で話してくれる。
「昨日まであったかかった。でも今日から急に寒い」と言う。
ヒートテックの上にトレーナーをきて、シャカシャカしたジャンパーを羽織っている自分だったが、ちょうどいいぐらいだ。
「排骨麺」旨い。八角の効いた台湾らしい(っていう自分なりのイメージの)味。
200円しないぐらいだったかと思う。

その店の脇に草ばっかり売ってる一角がある。薬草街と、ガイドブックで見たあれだろうか。
そこで「苦茶」みたいに書いて売っている屋台があったので仙草茶を買ってみる。
後味がかなり苦くて旨い。酒疲れがふっとびそうだ。

靴屋をみたり写真撮ったりしつつ、別の夜市へ。
至るところに市があり、まるで縁日のようだ。

日本のエロDVDを3枚100円ぐらいで売ってる屋台もある。
テトリスばっかりのゲーセンがあり、複数のギャラリーがプレイヤーを眺めている。

30分200元で全身マッサージをしてくれると書いてある店があって、他の店と比べても破格に安い。
行ってみましょう、と入る。
マッサージをしてくれるおばさん同士が台湾の言葉で何かをずーっと切れ目なくしゃべっているのを聞きながら、マッサージを受ける。
うつぶせになって、顔だけぽっかり穴が開いているみたいな台の上。

自分はたぶん肩と首辺りがいつも凝っている気がするのだが、
肘を使って全体重でその凝りを粉砕するかのようにグイグイやってくる。
笑うほど痛い。まじで同じところをもう少しやられたら、ちょっと無理だなぐらいの痛さ。
平然と会話しながらグイグイしてくる。笑いをこらえながら、とにかく耐える。

なんとか時間が来たようで解放され、お金を払って外に出る。
みゆきさんが「いや、最高でした天国でしたね」と言うので「え!死ぬほど痛かったです!」と驚くと、みゆきさんの方はソフトタッチでずっと心地よかったという。その差なに!

青あざになってんじゃないかぐらいの痛みを抱えつつ、アーケードのある商店街の一角の居酒屋で火鍋とビール。
火鍋って辛いものかと思っていたけど、そういうことじゃなく、グツグツあたためながら食う鍋なのな。
ビール飲んでこれでもかと具の入った鍋を食べて二人で800円ぐらいだった記憶。
塩ベースの淡い味。
100円ちょっとの空芯菜炒めもうまかった。

商店街やら夜市やら、全部楽しい。
漢字ばかりの看板も、草ぼうぼうの雑居ビルもいい。
色々食べてみたいがもう満腹。

ドン・キホーテみたいな店だという24時間営業の「小北百貨」によって、
童謡のCDが5枚組になったのを買ったり、店の入口のドアにかけるようなプレートを買ったり、寝酒に台湾のウイスキーを買ったりして宿に戻る。
宿ではWi-Fiが使えて、いつも通りツイッターみたりする。
CSも映るテレビにはCNNみたいな国際ニュースから、中国、韓国、台湾、日本と色々な国の番組をやっている。
韓国の三人組の男性がキッチンカーでタイのあちこちで商売をするシリーズ番組をずっと流しているチャンネルがあって、その三人がなんとも仲良くて可愛らしく、言葉はあんまりわからないがずっと見てしまう。


by chi-midoro | 2019-03-03 03:07 | 脱力
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