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ブラックニッカ日々 2019-05-14

人間ドック。
淀屋橋駅まで地下鉄乗り継ぎ、9時15分着。
もう受付をしてくれた。
前夜はあまり水分も取らない方がいいと言うし、おしっこ出なかったら困るなと思って昨日のうちに検尿しておいたんだが、それじゃダメとのことで取りなおすことに。恥ずかしい。

そこさえクリアしたらあとは流れるようにスムーズで、そんなに人がいないからか待合室で雑誌読む暇もないほどだ。
レントゲン、CT、心電図、身長体重、視力、聴力、採血、肺活量、そんなだったかな。
それで2万。たけえー!
最後、問診の時に「最近酒が飲めなくて」というと、「そこら辺は血液検査で全部わかりますよ」と先生。
とにかく2週間後ぐらいだという結果を待つ。

1時間もせずに全工程が終わり外に出た。
つまりもう、今すぐ酒を飲んでもいいわけだ。
しかし、飲めると思うと飲む気にならず、梅田までフラフラ歩く。
それにしても金が無い。ルクアの屋上でカップ麺食べる。

アウトドアショップみたいなのをひやかしたらシュッとしたよさそうなズボンとか一丁前に欲しくなって試着。
メルカリで古着ないか後で探そうと思う。

夜、「きみの鳥はうたえる」という映画を見る。
「海炭市叙景」とか「そこのみにて光輝く」の佐藤泰志が原作。
佐藤泰志の原作の主人公はいつもそんな気がするが、この映画の主人公の柄本佑も全然好きになれない。
そういうわかりやすい共感を跳ね返すようなところがあり、そこが面白い。
行き当たりばったりで暴力的で、一緒にいたら大変そうな、でもなんか魅力はある。
柄本佑が働いている書店の同僚(石橋静河という女優)といきなり恋に落ち、柄本佑が同居してる染谷将太と三人でなんかダラダラ遊んで過ごす。
染谷将太は石橋静河のことが好きそうである。柄本佑は飄々として、「彼女」だとか「付き合っている」とかそういうことは言わなそうな人で、染谷将太と石橋静河が二人でキャンプに行くのを全然構わず許したりする。
それを石橋静河は不安に思っているというか、もっとしっかり自分を引き寄せて欲しいとも思っているようだ。
そんな感じの距離感で、舞台の函館の澄んだ夜の感じ、主人公たちが遊ぶクラブとか卓球場とかビリヤード場の、なんか楽しそうだけど閉塞感もあるような感じ(クラブのシーンが妙に長くて面白い。ダラダラした時間の感じを伝えようとしているようだった。OMSBのライブシーンも出てくる)が何度も塗り重ねるように描かれている。

何があるっていう映画でもないけど、柄本佑の着てるシャツのなんでもないけど良いシャツに見える感じだとか、なんかとにかく「こんなやつらが函館にいるんだろうな」とリアルに思わされる映画だった。

映画は色々みたけど佐藤泰志の小説は読んだことがない。なんか嫌いかもしれないという気がする。でもさすがにだんだん読んでみたくなってきた。

昨日は松井一郎が「言論の自由」とか言ってたくせに、丸山ほだかが維新の会から除名されることになって、「あり得ない発言」みたいに会見しているのを見る。適当なやつ。

高須院長のツイッターで、大阪府知事の吉村と一緒に写っている写真をあげて「熱い男と会っているなう」みたいに書いているのを見る。
この気色悪いベタベタ具合。嫌なやつらばかり元気そうだ。

by chi-midoro | 2019-05-22 14:52
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