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ブラックニッカ日々 2019-07-24

梅田の阪急の催事場で行われる「ASIA BOOK MARKET」っていう催しにシカクが雑貨屋ミケちゃんと一緒に出店することになり、今日明日と自分もその手伝いをすることになった。

デパートが10時に開く1時間前に準備を終えないといけないらしく、さらにそこに荷物を運ぶ必要があるというので朝8時頃に西九条にみゆきさんと集合してスーツケースを運んで梅田へ。

以前自分は何度か阪急を取材させてもらうことがあり、その都度セキュリティ等すごく厳しいことがしっかりしている印象があった。なので今日は緊張する。案の定いきなり入口で入館証が自分の分足りないことを指摘され、手続きに時間がかかった。ようやくイベントスペースまでたどりついてからも、朝礼があり、例えばスタッフ証をつけた状態でお客さんが乗るエレベーターに絶対乗らない、とか、そういうことをちゃんと確認する。

確かに今日明日は阪急の店員みたいなものなのだから、適当に寝っ転がっていたりしたらいけないのだ。

ペットボトルの飲み物もバックヤードで飲んだ方がいいっぽい雰囲気。
これが今日20時までかー!大変だー!と思う。
しかし、イベント会場を見回すと韓国や香港の出版社・書店のブースがあったり、台湾雑貨を売っているブースがあったり、名古屋のELVIS PRESSやエムレコードのブースもあり、主催のインセクツのブースももちろんあり、と充実した内容である。

イラストレーターがグッズを売っている一角もあり、昼前になってそこに鈴木裕之さんも来た。
鈴木裕之さんとは最初マスボさんに引き合わせてもらって、それ以来、3回ぐらいどこかで会っただけだけど、自分のことを覚えてくれていたようで、声をかけられる。それ以降、暇になるとこっちの方にきては色々立ち話をしてくれた。今日は似顔絵屋をやるらしい。

鈴木裕之さんは緊張している自分と対照的に、たまにブースを離れて地下でビール飲んできたりしているみたいでよかった。

客足は絶えず、とはいえその中でシカクブースまで来て、さらに本を手に取って買ってくれるまでの人はそんなにいないけど、それなりに接客というか、立っていて、14時頃までがんばり、みゆきさんと社食に行くことにした。
「阪急の社食は安くて美味しいらしいですよ!」というのでこれが今日一番の楽しみである。

なるほど定食が300いくらみたいな学食みたいな価格で、日替わりがあったり単品があったり、毎日ここで食べる人が大勢いるのだから当然かもしれないが、食べ飽きないほどのメニューがあり、しかもめちゃ広い。きちんと制服を来た人がほとんどで、みんな黙々と食べているような感じだ。

カレーが名物だというので、そこにカツをトッピングすることにして、それでも確か350円ぐらいだったと思う。サラダをつけても500円以下。

席を探すのに手間取るほどの満席具合だったが、なんとか座り、食べてみるとなるほど旨い。欧風カレーな感じ。あっという間になくなる。ここの窓からこんな風に梅田が見えるのか、と思う。

色んな人が、疲れていそうだったり、賑やかに喋っていたり、和服だったり、窓際でじっとスマホを見ている人とか、色んな人がいる。ふらっと適当にきたこの時間に今いるのがこの人たちなだけで、この何倍もの人がここでずっと働いていると思うとすごい。食堂入口近くの壁には成績優秀な店員さんが写真つきで紹介されていたり、お客さんから「接客が素晴らしかった」と褒められたエピソードなどが掲示されている。

ぼーっとしているうちに1時間近く経ち、社食の上階にあるコンビニで飴とか買って戻る。当たり前だが酒は置いてなかった。

そこからは、疲れたら会場を一回りしたり、ミケちゃんの二人、みゆきさんや鈴木さんと喋ったりして過ごす。
たまにお客さんが本を買ってくれるとすごく嬉しい。

20時になるといつの間にか、特に何か「終わりですー!」みたいなのもなくみんなそれぞれに帰っていて、ミケちゃん夫妻と一緒に外へ出ることに。しかし、バックヤードの通路からどうすれば外に出れるのか、なんせ広大な敷地の外周にある通路だから、エレベーターまでの距離がすごい。しかもそれが我々が乗っていいものなのかもわからず、迷路のようだ。

なんとか地下におり、外へ。ミケちゃん夫妻と別れ、みゆきさんと「サバ6製麺所」でラーメンを食べて打ち上げ。
久々に長時間ちゃんと働いたからかやけに旨い。

早めに寝る。

by chi-midoro | 2019-09-04 01:16 | 脱力
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