ネットに上がっていた玉袋筋太郎(しかしなんという名前)の記事を読む。
玉袋氏の父親が、娘夫婦に金銭的に搾り取られた挙句に自殺してしまったという重たい過去の話。
もちろん玉袋氏としたら、姉夫婦が許せなくて絶縁しているそうなのだが、なんだか、読んでいて、父親にとって、娘夫婦にどこまでも尽くし切ることは喜びとまではいかないにしても、単純に騙されてるとか財布代わりにされてるという感覚だけでもないんじゃないかと思った。
タカられて嫌という気持ちより、「この子をこうしてしまった以上、もう仕方ない」とか、「それでもやはり子どもだし邪険にできない」とか、そういう、どうにもならない感情が勝っているから、金を無心され続ける。そしてそれを拒むことができない。善悪とは別に、そういうどうにも離れられない関係性というものもあるよなと思う。
最近、下のボーイが学校に行きたくないと言う。朝泣いていることも多い。何かで先生に怒られたのがきっかけみたいだ。
自分もそうで、小学校に行きたく無さ過ぎて「お腹が痛い」みたいな仮病を使って何度も休んでいた。自分がそういう人間だったらから彼もそうなのだろうか、と思う。そう思ってしまう以上、彼の失敗は私の失敗でもある。そんな風に思われるのは本人にとってはうざいかもしれなけど、そう思ってしまう。