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ブラックニッカ日々 2017-10-29

明け方まで起きていて昼まで眠り、
また夕方ぐらいまで昼寝、
そのあと22時ぐらいから深夜まで寝てまた起きて朝まで仕事、
というめちゃくちゃな状態がいつものリズムになり、ほとんど寝ているような気がする。

昼は残り物野菜のスパゲティにする。

ずっと少しずつ見ていたNHKのドキュメンタリー「日本はなぜ焼き尽くされたのか」をようやく見終えた。

第二次大戦の時はアメリカの空軍はまだ「陸軍航空部隊」という風に、陸軍の中に組み込まれた一つの組織で、
下に見られていた。

その航空部隊の指揮官のアーノルドは、戦争で活躍して部隊の力を見せつけたいといつも思っていて、
そうして空軍として独立したいと考えている。

日本の軍事施設をピンポイントで破壊する”精密爆撃”をして手柄を立てようとするのだが、
高度1万メートルの気流の中で正確に目標を破壊するのが難しくて全然うまくいかない。
B29の開発にすごくお金を使ったのに成果が出ず、「なにしてるんだ」と軍全体からバカにされ、
上からどんどんプレッシャーをかけられる。
そのうち、アーノルドの部下のルメイっていう男が空軍の命運を握る立場となり、
そこで考えたのは、とにかくこの追い込まれている中で何か派手な戦果をあげなくてはならない、と、
それで、ピンポイントの精密爆撃じゃなく、焼夷弾を落としまくって、
街ごと焼き払い、相手の戦意を喪失させるという方向で行くことになった。

アメリカ軍にとって、幸い日本には対空の攻撃準備が乏しくて、低空飛行も可能だった。
それで、B29の編隊でものすごい数の焼夷弾を徹底的に落としまくる。
関東大震災のことをアメリカは研究していて、日本の建物が火に弱いことを知っていたそうである。

当初考えていた精密爆撃なら、まあだいたい軍関係者にしか被害は及ばないわけだけど、
街ごと焼き払うことにすれば、民間人が巻き込まれる。
人道的にどうなんだという判断はあったらしいが、そんなことより航空部隊として何か手柄を立てなければならない。

それで東京や大阪とかを空襲し、アーノルドと部下のルメイは、もうそのまま日本の都市、
地方都市も含めて全部焼こうと計画を立てていたようだ(実際のリストには例えば山形の鶴岡とかまであった)。
が、焼夷弾による殲滅っていうのが、最初は「航空部隊すごいぞ!よくやった!」みたいに受け取られていたのが、
徐々に「非道すぎる」という風潮に傾いていき、それだったら原爆で局所的に致命的なダメージを与えた方が
戦争の早期終結につながるっていう意見が出だして、実際にそっちでいくことになり、大空襲は計画の途中でストップすることになった。
ある計画では焼夷弾じゃなく、毒ガスみたいなのをまいてもう本当に誰もいなくしてしまうことも考えていたそうだ。

終戦後、晴れて航空部隊は空軍へと独立することになり、アーノルドやルメイは英雄となった。

米軍の中でのそういうせめぎ合いがあったということはあんまり想像したことがなかったし、
精密爆撃が技術的に無理だったから焼夷弾にたどり着いたんだというのも初めて知った。
でも日本軍も指揮権の奪い合いみたいになってたし、あって当然だな。
インパール作戦も、名をあげるためだったな。

そういう、会社の中での競争みたいな形だけはそのままで、
その結果として何万人の死がぶら下がって来るのがすごい。

「父ちゃん、がんばるからな!絶対社長に一目置かせてみせる!」つってがんばりの結果、爆弾が空から落ちてくる。
ギャグのようである。

人間がバカというよりも、やはり組織のコントロールの難しさが大きいように見える。
自分に照らしてみても3人が反対していることに1人で賛成意見を言うとか、苦手だし。言えない。
100人を前に勇ましいことを言ったら、どんなことでもやれちゃうような暗示にかかるかもしれないし、
どうもそこら辺が人間の愚かしさを作っているようだ。
で、いつもこれは堂々巡りなんだけど、かといって組織がないとトンネル掘ったり線路敷いたりなんてできないんだよな…。
いつもそこで思考が行き詰る。

夕飯は昨日の残りのおでんと、それだけだと少し足りないのでカレーも用意。
混ぜて食べたら美味しかった。

夜ガッツリ眠り、3時半頃起きて明け方まで少し仕事。
やんなきゃいけない量の半分で挫折。

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by chi-midoro | 2017-10-30 11:48 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-10-28

朝、梅田のレゴの店にボーイズらを連れていく。
歩いていたら、ハロウィンのバケツにお菓子をたくさん入れて歩いている家族がいて、
「これ、やった方がいいですよ」と教えてくれる。
阪急の地下でお菓子を色々もらえるスタンプラリーみたいなのをやってるそうである。
レゴショップに着いて、毎月1回、タダでレゴをもらえる催しの受付をしたら1時間後になるとのことだった。

ちょうどいいやと思い、さっき教わったスタンプラリーをやらせてもらう。
三番街の喫茶店とかお菓子やさんを何店舗もまわって色々もらえるようなやつで、
ケーキとかワッフルとか、結構お金のかかってそうなものを色々くれる。
教えてくれた家族に感謝だ。

レゴ後、帰路につき、
駅前でカップ麺と2.7リットル焼酎を買って帰宅。

疲れて昼寝。
起きると夕方だ。

晩ごはんどうしたものかと考えた結果、
おでんを作ってみることにした。
30分ぐらいあれば作れるかと思ったらそんなことはなく、
大根が柔らかくすらならなくて困った。

少し時間がかかったが、なんとかそれらしくなる。

その後、一度ガッツリ寝てまた起きて仕事。
メテオさんとLINEしたりしながら6時頃まで。

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by chi-midoro | 2017-10-29 11:23 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-10-27

朝から空腹。
だが、昼過ぎにデカ盛りパフェを食べる取材があるためガマン。

その時までゴロゴロして過ごす。

13時頃、梅田に向かう。
パフェ、意外と食べられた。
食べられたけどもう何もいらない感じになった。

梅田から北浜へ向かいFOLKでやってるりかちゃん展を見る。
シール買ってiQOSに貼る。
吉村さんと話す。
この前自作した化粧品の広告トレーナーを「それなんですか!」と褒められたのでよかった。
谷口カレーの谷口さんもいた。

北浜から西大橋まで移動し、今月末でお店を閉めるというアオツキ書房へ。
ずっと名前を聞いていて来たかったけど果たせず、こんなタイミングになってやっと来れた。
店に入って思ったのだが、もう何年も前にこの辺を歩いていて入った「ちょうちょぼっこ」という古本喫茶と同じ場所なんじゃないだろうか。違うかな。

古本が全部半額になっていて、3000円分ぐらい買う。
1階にはご自由にお持ち帰りくださいのコーナーがあり、
古い雑誌なんかもあったのでたくさんもらってきた。
両手に大量の荷物を持って帰路。

帰り道、チミドロLINEで流れてきたトミータの話が面白かった。
トミータは以前、ドコモショップ馬喰町店で働いていて、
そこによくクスモの父の準三さんが来て、
ケータイのことをトミータにあれこれ聞いていたらしい。

それからトミータは店舗を移り、最近転職したのだが、
その、以前いたドコモショップ馬喰町店に準三さんから手紙がきて、
その内容が「冨田くんをもう一度馬喰町店で雇ってもらえないか?」というものだった、という。
面白い。それをわざわざ手紙にしたためるところが良い。
かなりの思いである。

「最高の話だなー!」と返答し、それからしばらく準三さんの話になった。
ミヤマッチが中学時代に準三さんのやってる理容院「キング」に行ったら人違いで丸刈りにされたという話、最高。

家に戻り、湯豆腐鍋の準備して食べる。
「運動靴と赤い金魚」のDVDをボーイズと見る。

主人公の男の子のでっかい目からボロッと落ちてくる涙がたまらん。
キアロスタミの「友だちのうちはどこ?」みたいな、
なんていうか、話自体は決して複雑ではなく、
割と素朴なんだけどその周りの風景が良すぎるっていう感じ。
動く絵本みたいな。

主人公が住んでいる家の雰囲気、夜の雨の感じ、路地とか商店の感じが味わい深い。
イランの風景を見る映画という感じだ。

一度眠って起きあがり明け方まで仕事。
巴さんと少しLINEする。

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by chi-midoro | 2017-10-29 11:11 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-10-26

11時から宝塚で「ベルリン、わが愛」という公演を見ることになっていた。
10時7分の電車に乗らなきゃいけないのに乗り逃がし、追加料金のかかる特急電車に乗る。
だいぶ損。

途中、睡魔に襲われながらも前半の劇が終わり、
妙にうまい生ビールを飲みたいと思ったが、
特急料金分の損を取り返そうとガマンすることにした。

後半のショーを見ていて、改めて宝塚ってなんなんだろうなと思う。
歴史も含めて色々知ってみたい。
とにかく、「これなんなんだろうね」って感じで色んな人と見てみたい。
不思議な世界である。

劇場を出て、阪急宝塚駅の駅ビルのラーメン屋で味噌ラーメン。
美味しいけど量が少ない。
もっと野菜がムッシャムシャ食べたいんだよなーと思いながら会計してたら、
「うちのラーメン、どうやった!?美味しいやろ!?」と店のおっちゃんに言われ、
「あ!はい!」と返答。「大盛りにすればよかったですよ!」と言うと、
レジの女性が店のおっちゃんに「え、お知り合いなんですか?」と聞き、
おっちゃんが「いや知らん!」と言う。変なやり取り。

そのまま西九条へ向かい、15時半頃シカクへ出勤。
通販作業がたくさんあって、ほとんどそれだけで終わる。

19時過ぎに店を出て、みゆきさんとスーパーで買い物して公園で飲む。
ハヤトさんヤマコットさんも来て、惣菜やポテチをつまみにベンチまわりで立ち飲み。

終電ギリギリまであれこれ話して帰宅。
酔ってすぐ寝た。



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by chi-midoro | 2017-10-27 13:18 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-10-25

何食べたいんだかわからなかったが、コンビニに行ってみる。
これじゃない、これじゃないと消去法で結局カップ麺ともやしにした。

仕事しつつ、合間にFacebookをぼーっと見ていたら、
タイの「POLYCAT」というバンドのことを取り上げた記事があって、
読んでみると日本のAORが大好きでそれに影響を受けた音楽をやっていて、
日本語詞の曲もあるという。

聞いてみたら、それこそシティポップ的感覚プラス今のシンセ感がタイポップのフィルターで消化されたような絶妙な面白さがあり、
ほほーこんな人もいるんだなー日本でライブしたりするのかしらと思って記事を最後までスクロールしていったら、
まさに今日の夕方に大阪でフリーライブがあると書いてあった。

ライブは心斎橋にあるメガネのパリミキでやるという。
どういうことだか分からなかったが、17時半からスタートするというので、
19時に京橋に行くっていう予定があったが、ちょうど間に合うなと思って行くことにした。

17時20分ごろ心斎橋駅につき、パリミキに向かう。
1階は普通にメガネを売っている場所で「あの、ライブって?」って聞くと、
2階でやっていますとのこと。
階段をのぼってドアをあけると、ライブできるスペースがいきなりあって、
音は全然鳴ってなくて、何人か歓談している人がいるだけという状況。

「POLYCAT」のメンバーらしき面々もいて、
どうやらこの人がボーカルらしいすごく腰が低くて穏やかな雰囲気の人が
日本の友達らしき人からゲームボーイの筐体をプレゼントされて大喜びしたりしていてアットホームな雰囲気であった。

谷六の「そのだ」の店長がいて、少しお話する。
「POLYCAT」はタイでは結構有名な人たちらしいのだが、日本が大好きで、
とにかく機会があれば来たいという思いがあって今回、東京や大阪の何か所かでライブすることになったんだという。

スタッフもいないような場所で、なかなかライブが始まる気配はなく、
「あれ、これ、ひょっとして今日は演奏しないのかな?」と思ったぐらいだったが、
18時過ぎになって「あおみどり」という二人組のフォークデュオが出てきて、演奏が始まった。
ストリートミュージシャンっぽいさわやかな弾き語りで、
それを聞いているとどんどん時間が過ぎていき、京橋に行くのに間に合わないぐらいの時間になってきて、
でもどうしてもこうなったら一曲だけ聴きたいと思って待っていたら18時45分ぐらいからようやく「POLYCAT」が出てきた。

PCからデジタルなトラックを出してその上にエレドラとかを重ねたリズムがあって、
その上にシンセとベースと甘い歌っていう、すごいバランスが良くて事前にYoutubeで聴いていた以上に良い感じだった。
だし、キュートさもある。メンバーがみんな可愛らしい。どこかいなたいのもいい。

うおーCD買って帰りてえーと思ったが、物販は終演後だそうで、さすがに時間がなくなって退出。

充電がなくなって切っていたスマホの電源を入れたらチミドロLINEで遠藤賢司が亡くなったとの知らせが。
昨日一度、逝去の知らせが誤報的に流れて、でもこういうことでバタバタするのはひょっとして危ないのかなと思っていた。

大急ぎで京橋へ向かう。

駅前でobocoさん、whatmanさん、カロリーカットさんが待ってくれていて、
自分が案内するような感じで京橋立ち飲みストリートをまず散策。
どこも混んでいて、比較的入りやすそうだった「とん両」でまず一杯。

その後、「京屋」に移動して、後にアスパラさんも来る。

もともとはobocoさんと久々に飲みたいと思って声をかけてみたところ、
obocoさんが色々な人に声をかけてくれてこんな珍しいメンツになった。

グルメ漫画の話、DJの話、ミヤジさんの話など色々。
優しい男たちである。
最初相席で、途中から自分たちだけのテーブル席に移させてもらったのだが、
その際に、カロリーカットさんがおしぼりでさっきまでいたテーブルを拭いてから移動するのをお店のおばちゃんがみて
「こんないいこおらん!」と喜び、絶賛。
おかげでお店のおばちゃんたちとも仲良くできてよかった。
「うなぎっていつどんなタイミングで食べればいいんでしょうね」と話していたそのうなぎのかば焼きが500円であり、
食べることができたのも嬉しかった。

23時ごろ、京都に帰る面々もいるので解散。
締めにラーメン食べて歩いて帰る。

帰宅後、「POLYCAT」のことを改めて調べていたら週末に代々木公園でフリーライブがあるという。
チミドロのみんなにLINEして、行けたらCD買ってきて!と頼む。

一度寝て起きて、エンケンのアルバムを聞く。

自分が初めてエンケンのライブを見たのは、
2000年10月5日、新大久保の東京グローブ座であった「新宿フォーク祭り in 東京グローブ座/純音楽 豪華三本立!」っていうやつで、早川義夫とあがた森魚も出てて、最後がエンケンの出番だった。エンケンは初めてライブを見る前から好きだった。URCの復刻CDを片っ端から買い集めていた時期で、「満足できるかな」も「嘆きのウクレレ」も好きだった。すごい静かな優しい音楽とものすごいブチ切れテンションの行き来がすごくて、でもどっちの面も好きだった。

それでライブを見たのだが、ライブはCDの良さとはまた全然違うとんでもない、最高すぎる、あんなに音楽を聞いて鳥肌がゾワゾワして涙が出てきたことはあんまりないような体験だった。

「遠藤賢司秘宝館」というサイトにその日のセットリストがある。
10月 5日 新大久保:東京グローブ座
1「俺は勝つ」
2「ほんとだよ」
3「夜汽車のブルース」
4「スクリュー」
5「雨あがりのビル街」
6「カレーライス」
7「満足できるかな」+「踊ろよベイビー」「不滅の男」
アンコール
8「夢よ叫べ」

一曲目か、「夜汽車のブルース」の時だかにギターの弦が切れまくったような記憶。とにかくエンケンは想像以上にでかく、怖くて、かっこよく、その時の「新宿フォーク祭り」というイベントは何日かに渡るイベントで、友部正人や高田渡も別日に見た気がする。俺はその頃フォークソングばかり聴いていて、みんな最高だったが、エンケンだけは全然そういう、「ああ、フォークだよね。いいよね」みたいな感じとは遠く離れた最新の音楽をやっているように思えた。

全席座席指定のコンサートだったが、後ろの方の客がもう座ってられなくなって、通路に出てきて狂ったように踊っていたのを覚えている。

相当衝撃を受けてそれから、何回か立て続けに見に行ったと思う。
野外フェスでも見たことがある。その時も、「他のどの音楽よりもこれが一番なんじゃねえの!?」と思うようなヤバいライブだった。

エンケンばかりを追いかけて聴いてきたわけじゃないけど、見る度に「これが実は最強」と思わせられ、なのだがしばらくして忘れ、またふと出会ってゾワゾワしていた。闘病していたのは知っていたし、サニーデイサービスをバックに去年復活したのも、「今見ておかなきゃ」って思ったのに行かなくて、結局自分は不義理であった。しかしその時のライブを収録したCDは買った。行けばよかったな。

iTunesに入ってたアルバム、「恋の歌」の最後、「またね」とつぶやくように終わるその終わり方がとても寂しく、愛らしく、しびれる。

俺はいつでも少し調子の良い時は「なんか、なんか、いいーーーことないかぁ! なんか、おもしろいーことー!!!ないかとぉー!よーぎしゃはぁぁぁー!よぎしゃはぁぁーーーーいそぐのです!」と心の中で歌う。1万回は心の中で歌ってきた。

重い車輪がぐわしぐわしとまわっていくようなあのギター。

ツイッターを見ていると、色んな人が色んな時のエンケンを見たり聞いたりしてその思い出を語っていて、ずっとやってるということは、そういう接点をとんでもない数に増やしていくことで、やっぱりそれが一番かっこいいと思った。

ずっとがんばるぞ。

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by chi-midoro | 2017-10-27 13:00 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-10-25

何食べたいんだかわからなかったが、コンビニに行ってみる。
これじゃない、これじゃないと消去法で結局カップ麺ともやしにした。

仕事しつつ、合間にFacebookをぼーっと見ていたら、
タイの「POLYCAT」というバンドのことを取り上げた記事があって、
読んでみると日本のAORが大好きでそれに影響を受けた音楽をやっていて、
日本語詞の曲もあるという。

聞いてみたら、それこそシティポップ的感覚プラス今のシンセ感がタイポップのフィルターで消化されたような絶妙な面白さがあり、
ほほーこんな人もいるんだなー日本でライブしたりするのかしらと思って記事を最後までスクロールしていったら、
まさに今日の夕方に大阪でフリーライブがあると書いてあった。

ライブは心斎橋にあるメガネのパリミキでやるという。
どういうことだか分からなかったが、17時半からスタートするというので、
19時に京橋に行くっていう予定があったが、ちょうど間に合うなと思って行くことにした。

17時20分ごろ心斎橋駅につき、パリミキに向かう。
1階は普通にメガネを売っている場所で「あの、ライブって?」って聞くと、
2階でやっていますとのこと。
階段をのぼってドアをあけると、ライブできるスペースがいきなりあって、
音は全然鳴ってなくて、何人か歓談している人がいるだけという状況。

「POLYCAT」のメンバーらしき面々もいて、
どうやらこの人がボーカルらしいすごく腰が低くて穏やかな雰囲気の人が
日本の友達らしき人からゲームボーイの筐体をプレゼントされて大喜びしたりしていてアットホームな雰囲気であった。

谷六の「そのだ」の店長がいて、少しお話する。
「POLYCAT」はタイでは結構有名な人たちらしいのだが、日本が大好きで、
とにかく機会があれば来たいという思いがあって今回、東京や大阪の何か所かでライブすることになったんだという。

スタッフもいないような場所で、なかなかライブが始まる気配はなく、
「あれ、これ、ひょっとして今日は演奏しないのかな?」と思ったぐらいだったが、
18時過ぎになって「あおみどり」という二人組のフォークデュオが出てきて、演奏が始まった。
ストリートミュージシャンっぽいさわやかな弾き語りで、
それを聞いているとどんどん時間が過ぎていき、京橋に行くのに間に合わないぐらいの時間になってきて、
でもどうしてもこうなったら一曲だけ聴きたいと思って待っていたら18時45分ぐらいからようやく「POLYCAT」が出てきた。

PCからデジタルなトラックを出してその上にエレドラとかを重ねたリズムがあって、
その上にシンセとベースと甘い歌っていう、すごいバランスが良くて事前にYoutubeで聴いていた以上に良い感じだった。
だし、キュートさもある。メンバーがみんな可愛らしい。どこかいなたいのもいい。

うおーCD買って帰りてえーと思ったが、物販は終演後だそうで、さすがに時間がなくなって退出。

大急ぎで京橋へ向かう。

駅前でobocoさん、whatmanさん、カロリーカットさんが待ってくれていて、
自分が案内するような感じで京橋立ち飲みストリートをまず散策。
どこも混んでいて、比較的入りやすそうだった「とん両」でまず一杯。

その後、「京屋」に移動して、後にアスパラさんも来る。

もともとはobocoさんと久々に飲みたいと思って声をかけてみたところ、
obocoさんが色々な人に声をかけてくれてこんな珍しいメンツになった。

グルメ漫画の話、DJの話、ミヤジさんの話など色々。
優しい男たちである。
最初相席で、途中から自分たちだけのテーブル席に移させてもらったのだが、
その際に、カロリーカットさんがおしぼりでさっきまでいたテーブルを拭いてから移動するのをお店のおばちゃんがみて
「こんないいこおらん!」と喜び、絶賛。
おかげでお店のおばちゃんたちとも仲良くできてよかった。
「うなぎっていつどんなタイミングで食べればいいんでしょうね」と話していたそのうなぎのかば焼きが500円であり、
食べることができたのも嬉しかった。

23時ごろ、京都に帰る面々もいるので解散。
締めにラーメン食べて歩いて帰る。

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by chi-midoro | 2017-10-27 13:00 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-10-24

午前中に起きて請求書をプリントして郵送できる状態にしたり、
そういうコマゴマしたことを色々進める。

11時過ぎにそれを投函しに出て、
光龍益のラーメンを久々に食べる。
テレビは衆院選の話題。
安倍首相は、「わが党が3回連続で過半数の議席を得たのはほぼ半世紀ぶり」と話したという。
どうしてこういうことになるんだろう。
「国民は不信感を感じつつもかわりに支持すべき野党がないために…」みたいなことをコメンテーターは言うが…。

自分の周りの人が考えていること、不安に思っていることは自分の中では当然すぎること、
当たり前のことに思えるのに、それはすごく少数派の意見なのかなというこの寂しさ。

家に戻って「共食い」という映画を見た。
田中慎弥の芥川賞受賞作を青山真治が映画化した作品で、菅田将暉主演。
俺の好きな田中裕子も出ている。

性に貪欲な父、セックスの時に相手を殴らずにはいられない父と同じ血が流れていることに嫌悪感をおぼえながら、
父に似ている自分を否定し切れず、彼女に暴力をふるってしまったりするのが主人公で、
そんな相当難しい役なのにそれを演じる菅田将暉はどこか愛らしくてすげえと思った。

が、とにかく、その“血”というものに対して現状追認的で、
結局菅田君も、「俺はその血の強さには勝てないのだ」とあきらめていて、
全然抗おうとしないのだ。結局は”血”を肯定して、それに甘んじてる感じがある。
原作はもう少しそこら辺のニュアンスが違うのかもしれないが、
俺の父はあんなんだから俺だってこんなんだ、っていうだけの映画みたいで、
なんか不快な感じのする映画だった。

田中慎弥がやろうとしたのは明治大正期のドロドロした私小説をあえて現代の感覚でやり直す、みたいな試みだと思う。
車谷長吉とか西村賢太みたいな。
呪われた血と昭和天皇の崩御がリンクしてくるところなど、仕組みとして重厚ではあるんだけど、
平成元年、1989年ってもうバスキアが死んでる年で、それに比べてこのとてつもないダサさはなんなんだと思う。
血を乗り越えようと、自分の初期設定の中にある障害をなんとかポジティブなものに昇華していこうとバスキアが消耗しながらも苦闘していたときにお前は結局ただただ血に屈して性欲に支配されているのかと。
いや、性欲の行き場がないみたいな年齢もあるのはわかるけど、主人公はただそれに押し流されているだけなのである。そこに一点の疑問も感じず、例えば、「あーこんなことばっかりに左右されてる自分嫌だ!仕方ねえ…ギターでも買ってみるか」みたいな発展性が一切ない。
地方都市の閉塞感、どこにもいけない、どうせ俺は…それも分かるけど、それを理由に大事な人を傷つけまくっているだけ。
出てくる女性たちがみんな男の強さに圧倒されてそれを受け入れてるだけっていう感じなのも嫌だ。

重たい気持ちになり、昼寝して起きたらもう夕飯の時間だ。
今日は鍋。
ボーイズのリクエストで「ベイブ2」を見ながら食べる。
もうとにかくはちゃめちゃな映画で、食事しながら適当に見るのにちょうどいいようなものだった。
特にこれということはなし。

一度寝て起きて仕事。
昨日公開されたデイリーポータルの記事、みんなでカラオケに行く記事が割りと読まれていて、
玉置さんや古賀さん、パリッコさんから励まされたりして、
心細い気持ちが少し和らぐ。
一番稼げていた時に比べて少し収入が減り、そうか、こうやって少し依頼が減ればたちまち金がなくなるのだな、と思う。
まあまだ、色々やりようはある。

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by chi-midoro | 2017-10-25 02:29 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-10-23

雨が降っていないのがしばらくぶりのことに思えた。
台風が去ったばかりでまだ風は強いが洗濯物が干せるのがうれしい。

昼ご飯はミートソースのスパゲティ。

小田島さんに以前「見たほうがいいよ」とすすめてもらっていながらずっと見れないでいた「バスキア」をようやく見る。
1996年に公開されたジャン=ミシェル・バスキアの半生を描いた映画。

バスキア(っていうかそれを演じるジェフリー・ライトっていう役者)のたたずまいがとにかくラフで可愛げもかっこよさもあって、
仕草を真似したくなる。あんな風に服にペンキつけながらルーズに歩きたい。
天衣無縫で感覚的で女性にもモテモテなんだけどずっと差別的な視線にさらされ、
本人は根っから豪胆な人間でもないからか、バランスをとるためにドラッグに溺れていく。
その弱さも含めて愛しくなる。
この世にほんの少しだけ現れて才能を光のようにまき散らして「やっぱ俺の居場所はここじゃないや」って感じで
すぐに去っていってしまったかのように見える。
なんせ27歳で死んでる。

ウォーホルと二人で歩いてるときのバスキアがリラックスして人懐っこい人間でいられる時間がすごく輝かしい。
デヴィッドボウイがやってるウォーホルの話し方とか、目線の動かし方もすごく普通じゃなくて良い。
当たり前のスタイルや、自分たちを制限しようとするものに軽やかに反発していく感じ。
でも、売れることによって、金持ちの怪しげなやつらがうわーっと寄ってきて、
それですり減る。

自分は売れたことがないけど、
絵でも音楽でも、一気に売れて、最初自分の周りにいた自分と近い感覚を持つ仲間じゃなくて
資本を持った後からきたやつとやり取りしなきゃいけなくなると、
どんどん面倒な負荷が大きくなってきそうな気がする。
売れてもなおそこから自由でいるためにはどうしたらいいんだろう。

バスキアはそこら辺がすごくナイーブで、うまくやれなくてすべてドラッグに向かっていってしまった。

インタビュアーに、母親が精神病院に入院していることや、
実はゲットー出身でもない中流家庭育ちのバスキアが、
貧民街の芸術!みたいな感じでむしろ黒人のイメージを利用しているんじゃないかって聞かれたり、
本当に嫌だったろうな。
不憫でならない。うるせーよ!適度に暮らせる金だけ払ったら後は放っておいてやれ!と思うけど、
あんな風に時代の寵児みたいになるとそうもいかない…。

映画を見終わっても、心身衰弱して心細そうにニューヨークの早朝の通りを歩いてるバスキアの姿が消えず、
このままずっと残って良そうな気がする。

夕飯は昨日食べ残したシチューとごはん。

一旦寝て夜起きて仕事。
サボりてぇー!と思いながらも何もしない不安にも勝てずじりじりと進める。



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by chi-midoro | 2017-10-25 02:02 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-10-22

朝起きてぼんやり。
家事したり寝たり。

外は強い雨。

台風が近づいているそうで、大阪には夜に上陸するという。
もちろんずっと雨降りだが、それでも昼過ぎに一番雨が弱まるとのこと。

衆院選の投票に行かなきゃいけないし、
夕飯の食材を買い、ついでにゲオにDVD返しにも行きたい。

14時頃、意を決してチャリで出発。
傘が意味をなさず一瞬でずぶ濡れ。
右半身は水がしたたり落ちるほどである。

中野小学校で投票を済ませ、
そのまま天満へ。ゲオでDVD返し、目についたのを何枚か借り、
スーパーでクリームシチューの材料を買って帰る。

帰宅し、すべて着替える。

ウトウトしながらなんか明るい映画をと思い、
大林宣彦「天国にいちばん近い島」を見る。原田知世主演。

当時17歳の原田知世が、死んだ父が幼い頃に話して聞かせてくれた
「天国にいちばん近い島」ことニューカレドニアに父の幻影を探しに行くという話。

そこで出会う峰岸徹演じるキザで怪しい中年男性、現地で暮らす素朴な日系二世の青年などと
恋っぽい状況に、脈絡なくいきなりなる。

特に峰岸徹の方は、大して親しくもないのに原田知世の肩に手をまわしてくるし、
何が魅力なんだかまったくわからないんだが、原田知世は大好きになる。

ニューカレドニアの美しい景色も綺麗ではあるけど書き割りみたいで、
むしろ冒頭と最後に出てくる、いやに古めかしく描かれている日本の風景の方が舞台としていいんじゃないかと思った。
それでもこの映画によってニューカレドニアへの旅行者が激増し、興行収入も15億円あったというのだからすごい。

DVDには特典映像として30分弱のメイキングがついていて、
こっちの方が自然な原田知世の可愛さが出ていて良い気がした。

ドラム缶風呂に入って、突然感情があふれ出して泣くシーンがあるのだが、
何度やってもうまく泣けない。
そりゃそうだろう、特に物語的にも必然性のない涙なのだ。
それで、原田知世は「すみません」と謝りつつ何度もトライして、
最後は頑張って泣くのだが、そうすると大林監督が裸の肩に手を置いて
「よくやったよ…」みたいにささやくのである。エロジジイだ。

この、こういう子がおじさんのこと好きになってくれたらいいな的な
中年男性の欲望を、原田知世は負わされていたのかもしれない。
すごく昔に見た「早春物語」もそんな話だった。

しかしこれホント、総勢何十名のスタッフが現地に何週間も泊まり込んで撮って、
一大プロジェクトっていう感じで撮影されたようなのだが、
スタッフが一番楽しそうだ。

角川映画は壮大なPV、というようなことが言われるけど、
最後にドーンとかかる同名曲「天国にいちばん近い島」は本当に良い。
昔から大好きな曲である。
複雑な展開の曲で、決して明るいメロディでもないのに耳に残り、
なんか目の前に風景が広がるような感じがある。

DVDを見終えるとちょうど選挙速報が始まった。
自公が大勝。維新は議席を減らし、立憲民主党が健闘。希望の党はふるわず、みたいな結果だったようだ。
明日、大勢が確定したら詳しく調べたい。

夕飯にクリームシチューを用意していたが、
ボーイズは食べて帰ってくるとのことで一人で済ます。
旨くておかわりし過ぎる。

台風で大和川が氾濫寸前。
ハヤトさんの住む我孫子に避難勧告が出たり、
東海道新幹線が停電で立ち往生したり、
身近なところにも影響が出ていて不安。

部屋の窓が突風でガッタガタ揺れ、今にも割れそうだ。
窓の外を見ると思いコンクリートの花壇が横倒しになっていたりする。

っていうところまで頑張って書いた日記を更新しようとしたら、
ネットが切断され、文章が消える。
なんとか半分ぐらいのやる気で書き直した。

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by chi-midoro | 2017-10-23 04:23 | 脱力

ブラックニッカ日々 2017-10-21

朝から雨で、そのせいかずっと眠い。
普段の倍近く眠い気がする。
ボーイズにデカい音で起こされながらも断片的に眠る。

昼はカップ麺のちゃんぽんのもやしイン。

そしてまた少し昼寝。
なんだか不調である。

何もする気が起きずぼーっと過ごし、
「unga!」用に焼酎を割って飲み、原稿を書く。

夜、鍋をしながらボーイズと「ベイブ」を見る。
原田ちあきさんが前に一番好きな映画が「ベイブ」と「ベイブ2」だと言っていて、
DVDをたけしげさんに貸したりしているのを見て、
いつか見てみるか、と思っていて今日見た。

偶然にも食用とならず、村の祭のプレゼント用にもらわれてきた豚が、
牧場を経営している主人に飼われることになる。
そこには牧羊犬や猫や羊、アヒルや鶏など色々な動物がいる。
犬や猫に「豚は何もできない、食われるだけの生き物」と差別されながらも、
素直な気持ちが他の動物たちの心を徐々に解きほぐし、
牧羊犬ならぬ牧羊豚として、羊追いコンテストに出場して優勝…っていう映画。

まあ、動物同士しゃべるし、とにかく全部都合の良いように作られたような展開なのだが、
ただ当たり前のように食べてる豚も生き物であるっていうことぐらいがボーイズに伝わったのならいいかと思った。

久しぶりにみんなで1時間ファミコン。
スーパーマリオがめちゃ下手で、自分もこうだったのかと思う。

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by chi-midoro | 2017-10-22 01:53 | 脱力