今日も昼近くに起きる。
昼は前に山形から送ってもらった「鳥中華」の乾麺。 小松菜を煮てゆで卵も作ってちゃんと食べた。 ゴロゴロしながら漫然とゲーム。 夕方からようやく少しずつ仕事始める。 いよいよ本当にお金が無くなった。 残高ゼロ。 今日は心斎橋のサーカスで、DJ FUNKとDJ DEEONが来るイベントがあって、 特にDEEONは初来日らしく、次はないかもっていう感じみたいで、 絶対見に行きたいと思っていたのだけどこのザマである。 ガキさんが行くらしいので感想を聞かせてもらおうと思って諦める。 重要な、行くべきイベントなのによ、あーあ、ダメだ。嫌だ。と気持ちが落ち込んで、 ボーイズにはここ数日スパゲティやそうめんみたいなものばかり食べさせており、 なんかせめて夕飯だけでも美味しいものをと思って、リクエストないかと聞いたら「すき家」と言う。 引き出しから2千円だけあったのを持って、ボーイズ2人と俺の三人で行く。 上のボーイが「うな丼食べたい」と言う。780円もする。やめてもらう。 「じゃあ鉄火丼」と言う、それは680円。「マグロたたき丼なら580円だからそれにして」と言うが「嫌だ」と言って泣き出しそうなので、自分が食べたかったキムチ牛丼に豚汁がついたセットをまず「並」から「ミニ」にすることにして、下のボーイが「カレーにチーズトッピングしたい」と言っていたのをやめてもらう。それで色々組み合わせて、というか、メニューを開いてからかれこれ10分ぐらい経っている。税込みなのか税別なのかわからず、税別ならアウトだとか思いながらギリギリの線でみんなの要求と自分の要求をすり合わせ、店員さんに注文時に「これとこれとこれお願いします!ちなみにいくらになりますか?」と事前に確認し、「1810円です」と言われたので、「なんだ足りた。40円のチーズ、トッピングできたな」と思ったが下のボーイは「もういい」と言う。 上のボーイには「鉄火丼、旨いかもしれないけど、すき家は牛丼屋だから!牛丼が一番お得だから。鉄火丼食べたいなら、別のところで食べる方が安いから」とか色々言っていたら、近くのテーブルの家族に「こんばんはー!」と挨拶され、誰だか分からなかったが「こんばんは!」ととりあえず返し、なんとも情けない場面を見られたかもなと恥ずかしい。 金が無いとこうである。行きたいイベントにも行けず、牛丼の「並」が食べられない。泣きそうな気分になる。 部屋に戻って焼酎飲み、みんなでお風呂に入って寝る。 起き直して仕事。 ようやく集中できて夜中までやる。 ▲
by chi-midoro
| 2018-10-29 10:38
| 脱力
昼近くに起床。
中野のタコシェでいましろたかしフェアみたいなのがあって、 どうやらいましろさんが静岡に引っ越すことになったそうで、その資金集めのために色々私物や原画を放出するというものらしく、 原画も売られたりするそうで「うおー!行きたい」と思っているところに、 こまんたれ部さんが初日の開店早々に行ってくれることになった。 「こんなのとこんなのがありましたー」と教えてくれたのからいくつが選ばせてもらって立て替えて買ってもらう。 すごく良い感じの原画も買えて、なんともありがたい。部屋に飾ろう。 今日はなんとなく、仕事しなくていいんじゃないかという気がする。 なのでずっとゴロゴロ。 昼は余り物野菜を炒めてお茶漬けの素と和えたパスタ。 図書館から、予約していた本が届いたとメールが来て、それを受け取りにいく。 9冊も一気に借りてしまって読める気がしない。 最近、本を読む集中力が薄れてきている気がするのでますます読めなそうである。 夕飯は「世界のごちそう博物館」の「ムアンバ」というシチューにする。 ガボンという国のもので「鶏肉とトマトのピーナッツシチュー」と書いてある。 ご飯にかけてシャバシャバッと食べる。旨くて1分で食べてしまった。 寝て起きて何するでもなく部屋で酒。 今日も酩酊し、メテオさんが動画配信しているのを見ていたらPUNPEEさんに電話をかけていて、 二人の会話がなんか心地よく、気づけばそのまま寝ていた。 ▲
by chi-midoro
| 2018-10-29 10:18
| 脱力
今日も終日家で仕事。
昼はセブンイレブンのすみれのカップ麺に茹でもやしを添えて。 すぐ疲れる。サボってゲーム。 夕方、上のボーイを連れて皮膚科へいく。 いつも混んでいる病院で、1時間ぐらい待つ。 先生に話を聞いていたら、横から口を挟むように助手の女性が「そのジャンパーの後ろ!すごいメッセージですね」と言ってきて、そういえば「SHIGOTO SHITAKU NAI」って書いてあるチミドロジャンパーを適当に羽織ってきていたのを忘れていた。こんなに忙しくみんなが仕事している病院で。恥ずかしい。 家に戻って鍋。 焼酎を一人で飲んでるだけなのに妙に酔う。 最終的にはベロベロになって眠る。
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by chi-midoro
| 2018-10-29 10:06
| 脱力
今日は一日家で仕事がんばる。
午前中に一つ仕事終え、昼はカップ麺。 シリアで拘束されていた安田純平というジャーナリストが解放されたというニュースがあり、 「再三に渡って政府が渡航の自粛を呼びかけたのにそれでも行ったんだから自己責任」みたいな意見がツイッターにたくさん出てきているようだ。 そういうこと言い出すこいつらは一体誰なんだ。 なんで即、自分の身の丈を越えて政府だ国だの意見を代表できるのか。 うっかりやらかしたり、「普通はこうだよ」みたいなラインを越えて何かをすることがあるのが個人で、いつだって一人一人はそっちに立っているはずなのに、こう言ってるやつらだって本当はその一人一人なのに、いきなり肥大化していく。 「私たちの税金がこんなことに使われているなんて」とか、結構都合のいい言い回しで、このフレーズを使うと簡単に巨人化できる。なんか都合の良い言葉な気がする。 「解放のために支払われた身代金(カタールが日本円にして3億円支払ったという)で武装勢力が武器を買ってまた人命が失われる」っていうのもなんかこまっしゃくれたムカつく言い方で、だいたい、一人の命より今後失われる多くの命の方が価値が大きいのでそっちを取ろうっていう計算ができる時点でバカである。それはただの算数。その都度その都度、目の前に一人いるその人を救えないかとできる限り試すのが当然で、というかその算数バカは、その同じ計算式で自分が切り捨てられる状況だってあるのに微塵もそれを予感してないのがバカである。 でも昨日の電車だってみんな反射神経のように人を助けてたし、こんなことを言う人ってどこにいるんだ。本当にいるのか?と思う。 夕飯はコンビニのレトルトのソースを買ってきてボーイズにカルボナーラのスパゲティを。自分はたらこスパゲティ。 一度寝てまた起きて仕事。
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by chi-midoro
| 2018-10-29 09:58
| 脱力
午前中仕事。
カップヌードルを綺麗に撮影しなきゃいけないのだがこれがめちゃくちゃ難しい。 一瞬でグズグズになる。 まあいいか、と思ったところまでがんばる。 昼、みゆきさんと長居公園の植物園に行ってみようと出かける。 天王寺で待ち合わせて長居駅へ。 いつもならまず酒を買うところだが、今日はそんなに酒気分でもなく、飲まずにそのまま歩く。 久々に来た長居公園。こんなにデカいんだっけ。 手ぶらで2000円ぐらいでBBQできる売店があったり、色々面白い。 植物園には初めて入った。 ビニールハウスの中の熱帯植物園、みたいなのを想像していたらそうじゃなくて、外なのだ。 小石川植物園みたいな、屋外のタイプ。 園内マップを見るとレストハウスがあると書いてある。 ひなびた売店があって酒が売ってたらそこで一杯飲むのはいいなと思って歩いていくと、 「ハンサムボットガーデン」っていう、フェスとかの休憩スペースみたいな、 なんというんだろう、アウトドアに詳しい人たちがこしらえたおしゃれなリラックスエリアみたいな、 そういう場所がふいに現れ、ハンモックが吊ってあって、寝転べたり、そこら中に椅子が置いてあったりする。 「なんだこれ!最高っすね!」と言って近づいていくとそこがレストハウスで、 調べてみると今年の春頃にこのスペースがオープンしたらしい。それまではおそらく普通の公園の普通の売店だったのが、いきなり刷新されたというわけだ。 ビールやつまみも売っていて、ハートランドの瓶650円ポテト560円ぐらいのちょっと高めの設定ではあったが、すごく凝った味付けにしてあるポテトで、ランチプレートなんかもちゃんと手をかけて作ってあるようで、なるほどこりゃ流行りそうだと思った。 ハンモックで寝てみる。気持ちよすぎる。 「ハンモック 家」で検索すると、家で使っている人もたくさんいるようだ。 今度ゆっくり調べよう。 バラが見ごろだそうで、見て回ったり、コスモスが咲いているのを見たりする。 花、全然わかんないけど、わかりたい。 ハーブもいい。香りが好きである。 だんだんと花や木やハーブが愛でられる自分にシフトしていきたい。 広い園内を歩き回り、植物園のミュージアムショップを冷やかす。 「ダンゴムシに心はあるのか」という本が気になる。 いや、花も木も菌類だとか巨石だとか、そういうこれまで自分がノーチェックだった世界に関する本がたくさんあって全部面白そうに感じた。 植物園を出てその外の公園を歩き回り、園内にあるセブンイレブンでチューハイ買ってふらふら。 歩き過ぎたのかいきなりガクッと疲れ果てる。 天王寺からの電車で、座席は満席。立っている人も結構いるような状況。 車両と車両の連結部分のドアに寄り掛かっている男性がいて、 そこに隣の車両から中学生がドアをあけてこっちの車両に入ってきて、 その際にドアに寄り掛かっていた男性の指が挟まれて抜けなくなった。 すると、座席に座っていたおばちゃんが立ち上がってまず騒ぎ、 そこに「どうしました!?」という感じで30代か40代ぐらいの力のありそうな男性が二人きて、 まず、ドアの脇の緊急通話ボタンを押す。しかし反応がしばらくない。 ようやくボタンの横のスピーカーから声が聞こえて、電車は緊急停止。 しかし、説明してもスピーカーの向こうの車掌さんは状況がすぐ飲み込めないようで、 「こうしている内にもうっ血して大変だ」という判断をしたのか、男たちがグッと力を込めドアを押し広げて少しの隙間を作った。 それで「イタタタ!」」となりながらも抜けたようで、するともう一人の男性がサッとタオルを指に巻き、 「次で降りて医務室に行きましょう」と声をかけ、みたいな一連の流れがすごくスムーズで、 自分は大阪でこういう場面を少なくとも引っ越して以来5回ぐらいは見てきて、 こういう時の連携、あと照れたり、自分が行っても役に立たないか、みたいな余計な判断を一切挟まずにまず動く感じに感動する。 自分はチキン野郎なので憧れる。 大阪も色々良い悪いあるけどこういうところは素晴らしい。 俺も少しは頑張ろう。 限界を感じて帰宅し寝る。 夕飯は中華丼。久々に米が食べたくなった。 夜になってようやく少し元気に。 なんとなく「はじまりのうた」っていう映画を見てみる。 人生がうまくいかずヤケになっている音楽プロデューサーと、失恋に打ちひしがれていたシンガーソングライターが出会い、曲を作って演奏するっていうことの純粋な楽しみを取り戻し、そこから人生が好転していくっていう感じの映画。何がどうっていうのでもないけど、まあ、たまにはこういうのもいい。 劇中の歌が「いい歌っていう設定」っていうんじゃなくちゃんといい歌。 バンドで一個の曲をやる楽しさがイキイキ描かれていたけど、反面、自分たちの音楽越しに町を眺めているような、なんていうか、例えば街角でストリートミュージシャンが「この薄汚れた町ー!行き交う人々はみな寂しそうー!」とか勝手な感傷に浸っていたらなんか腹立つように、独りよがり、自分たちの音楽よ町に響け!みたいな部分もあるような気がして、そこは乗り切れなかった。
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by chi-midoro
| 2018-10-26 12:06
| 脱力
今日は終日在宅仕事。
コマゴマ色々やんなきゃいけないことを少しずつ片付ける。 やってしまえばすぐ終わるようなことをダラダラと先送りにして憂鬱になっていたが、 こうして1日使ってやっていけば結構スッキリするものだ。 というか、片付いたら片付いたで「あれ?仕事ないな。もうすることないな」という感じになってゲームする。 9月10月と、入ってきた原稿料が驚異的に少なくて、夏にサボっていたツケなのだが、あまりに心細い。 そして、そうなったらそうなったで、不安過ぎて逆にアマゾンで古本買ったりしてしまうのはなんなのか。 それにしてもスプラトゥーンである。 前に開発者のインタビュー動画を見たら、最初の最初は、ただ「陣取りゲームを作ろう」みたいな発想だけがあり、 陣地を塗っていくようにしよう、陣地内ではより速く動けるようにして、みたいに考えていって、 最初はそれこそマリオやヨッシーをキャラに使う案もあったそうなのだが、そうはならず、 人間とウサギの二つの形態を行き来するのはどうか、となって、いやでもウサギがペンキに潜る必然性が無い、 潜るっていうことは何か水生生物がいいのでは、と徐々にコンセプトができていった。 あんな、突然完璧にできあがったかのようなものも、そうやって粘土をこねるように作られていったんだなと思う。 スプラトゥーンは服屋で靴だの服だの買ってオシャレな気分になれるのが面白い。 その服にそれぞれ機能がついていて、その機能がなんなのか、最初は全然わからないし興味も持てなかったのだが、やっていると徐々に意味がわかってくる。 こういう、10時間や100時間やるとやっとわかるような仕掛けを作れるのがゲームの強みというか、 そこまで興味を引っぱるのはめちゃくちゃ大変だろうけど、 50時間後に「あ…そういう意味だったのか…すげえな」と思わせられるというのは表現の形として面白い。 一瞬で分かる魅力とじわじわ分かる魅力が両方巧妙に仕掛けられているのがスプラトゥーンで、 このゲームに限らず、いいゲームは全部そういうものかもしれない。 「とっつきやすさ」と「やり込み要素」。 いや、そんなことないな、スプラトゥーンは最初は自分は全然とっつきやすさを感じなくて、なんか変な閉鎖的な世界に思っていた。 しかしそれが今ではスプラトゥーンのTシャツがあったら着たいぐらいになっている。 と書きつつ、やってみると全然強くなれなくてすごいストレスを感じ、 二度とやるもんか!と思うことも多い。でもまたやる。翻弄されている。 スーパーに買い出しに行き、夕飯はカレー鍋。 これもこれでやはり旨い。 一旦寝て起きて仕事。 パリッコさんから依頼してもらってずっとやっていた「UNGA!」が今度で終刊になるそうで、その最終回を書く。
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by chi-midoro
| 2018-10-26 11:40
| 脱力
早起き。
久々にデパートの取材で気が重い。 集合時間の20分前には着いたのだが、結局場所を間違っていて、先方に迎えに来てもらう。 デパートだし、今の時代だし、仕方ないのだろうが管理が厳重で、関係者数名に囲まれつつ撮影しなきゃいけない。 プロのカメラマンならいいけど、俺だし。なんかまず、恥ずかしい。 「逆にこんな適当な人間っぽい敏腕カメラマン、いるかもしれない」と思われないかなと期待しながら、 あっちこっちとりあえず色んな角度から撮ったりしてみた。 撮影はまだいいのだが、その衆人環視状態で食事をせねばならず、それが辛かった。 広報担当の人がちょっと変に明るい人で「この状況おもしろいですねー!写真撮って送りますねー!」とスマホで撮影してくれた。 ヘトヘトで仕事終了。 昼からシカクに出勤。 ロフトプラスワンウエストの松井さんが、ロフト系列の冊子のインタビューに載せてくれるとかでお店に来てくれる。 もう一人ロフトのスタッフをしている女性と二人で缶ビールを持って現れ、みゆきさんと4人で飲みながらあれこれ話す。 これでいいのかなっていう感じだが、いいらしい。 自分がインタビューする際も相手はこんな気分になるのだろうか。なるんだろうな。 何か言えた手ごたえがまったくないけど、まあ、いいか、みたいな。 缶ビールの酔いを割と感じつつもその後は普通に仕事。 新商品の登録作業や、発送する商品の梱包などなど。 給料をもらい、だいぶ前から取り置いてもらっていた本を買えるだけ買う。 夜は鍋。大根おろし旨い。 一本簡単な原稿を書いてスプラトゥーンして寝る。
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by chi-midoro
| 2018-10-26 11:09
| 脱力
起きてみると不調。
重い二日酔い。 今日中に書かないとならない原稿がたくさんあり、少しずつ進めるが、なんだか文章がすんなり書けない。 しゃべる言葉もうまく出ないし、なんだか頭の動きがチグハグだ。 少しずつ慣らしながら、だましだましやっていく。 昼は食欲あまりなし。それでも麺は食べたい気がして金ちゃんヌードル食べる。 ボーイズとスプラトゥーンやってたら夕方。 チャーハン作ってボーイズにふるまい、憂鬱な住民会議に出席。 2時間ほど黙って他の人の話を聞く。 いつも思うことだが、あるルールを決めようとして、それに対し、 「じゃあ、この場合はどうなるんですか?」という意見が出て、別の人が同調したり、 またさらに別の人が別の「この場合はどうなるんですか?」を出してきたり、 また別の人が出してきた「この場合はどうなるんですか?」は最初に出たのとほぼ同じことの繰り返しだったり、 話が前に進んでいかないのだ。それでみんな疲れて、「まあ、今度、もっとちゃんと調べてみましょう」みたいに終わる。 話し合いっていうのはこういうものか。 この無限に終わらないようなことに耐え続けることが話し合うということなのかもしれない。 しかし疲れる。 へとへとになって部屋に戻り、余っていた菊水の生麺で適当なラーメンを作成。 スープ失敗。決して美味しくはない。 一旦寝てまた起きて仕事。 なんとか大急ぎの仕事は片づく。
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by chi-midoro
| 2018-10-24 12:17
| 脱力
二日酔い。
今日、明日と堺でやっている「全感覚祭」にずっと見てみたかった「台風クラブ」が出るのでライブを見に行く。 もともとは家で留守番してなければならない日だったのだが、「全感覚祭」のタイムテーブルを見たら 「台風クラブ」はかなり早め、11時55分スタートで、「この時間なら逆にいける!」と行くことにしたのだった。 「全感覚祭」には去年も来て、その時は「渚にて」が見たかったんだった。 工業地帯の川べりに手作り感のある小さなステージが作られていて、そこと、近くのバーとかライブハウス何軒かを回遊するようなイベントだった。 明日、神戸で「アーバン道」をやるために東京からアーバンのママが来ていて、台風クラブのファンだというので合流して一緒に見にいく。堺駅前のコンビニでチューハイを買い、ステージに向かって歩いていくと、この前岡山で会ったはまいしんたろうさんにバッタリ。明日「やっほー」名義でライブをするのだという。見たいけど明日は無理なので悔しい。 去年、「渚にて」を見たステージがあった場所は、ステージ自体が大きくなっていて、ちょうど同じ時間にそっちではハバナイのライブがあるので、それを見れないのもまた悔しい。 酒を飲んだり、会場にいたミヤジさんや、あいどんさんや、ともビッチさん、八木沼さんに「どうもっす!」と挨拶してライブが始まるのを待つ。台風クラブが何人組でどんな人たちかもちゃんと知らず、音楽だけがとにかく好きで繰り返し聴いていたのだが、リハーサルをしている三人のたたずまいを見て、一気にさらに好きになった。なんとも朴訥とした、高校や大学の軽音楽部で気があった仲間がやっているような雰囲気だ。たとえ一緒に飲みに行く機会があったとしてもそれほどベラベラしゃべらなそうな。 ライブが始まり、全部で6曲ぐらいやった気がする。アルバムに収録されていた曲がほとんどだったけど、改めて目の前で発声されて聴くと、歌詞の意味を今まで以上にしっかり考えながら聴く気分になる。 晴れた空の下で、ペシャッとした質感の演奏とぶっきらぼうな歌声を聴いていて、昨日の坂本慎太郎と同じく、発光、発熱を見届けている気分になる。この三人!できるだけ長く、たくさん曲を作って聴かせて欲しい。 最後に「まつりのあと」という曲をやって、たぶん「なんかあるんじゃないかと期待してしまうが、期待外れ、勘違いの日々だ」という意味の歌なのだが、その曲の「コンビニに寄ってー!カップ酒もってー!線路沿いを歩くー」という始まり方とサビの「ほんの少し甘いー夜を食んでいる」というところが最高で、聴いているうちに今日も泣けてくるのだった。 アーバンのママによると、台風クラブを対バンした年上のバンド、例えばサニーデイサービスとかカーネーションとか、みんな自分たちの前に演奏している台風クラブをみて色々と込み上げるものを感じ、いつも以上に熱気のあふれたライブをしてしまうことになるんだそうだ。なんかそう思わせる雰囲気があるんだろう。尊いと思わせるものが。 ライブ後、会場をウロウロ。ハバナイのドラマーのシマちゃんが、相変わらずずっと昔に自分が作ったTシャツを着てきていて、たぶん今世の中にその1枚と、自分の家にある1枚しか存在しないんじゃないかと思う。なんか嬉しい。「頑張ってるのにずっとモテないよー!」みたいなことを言っていて、そこも相変わらずであった。 見たいバンドがたくさんあるが、時間がないので後ろ髪ひかれつつ会場を離れ、堺市駅へ。 前にこまんたれ部さんと歩いた飲み屋街を歩き、立ち飲み屋で一杯。サッと出て、前にも通り過ぎた「三好屋」という飲み屋へ入る。 広くて快適で、つまみも安くてちゃんとしている。取材に来たい店。 堺市駅から新今宮まで戻り、最後にもう一軒!と、難波屋へ。 チューハイでグラッと酔い、最後の最後にもう一軒!と、商店街にたくさんできた中国や韓国の女性たちがやっている簡易スナックみたいな店に入る。お酒は一杯500円程度。歌を歌うと1曲につき100円。 この店の女性2人は中国から数年前に日本に来たんだそうだ。 向こうで必ず買って来るという珍しいお菓子を食べさせてもらった気がするが、記憶がぼんやりしている。 だいぶ酔って解散。急いで帰宅。 仕事できるような状態ではなく、とりあえず寝る。 起きてトイレにうずくまる。 飲み過ぎた。
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by chi-midoro
| 2018-10-24 12:09
| 脱力
昼、ラーメン。
寝て過ごす。 夕方に家を出て日本橋へ。 今日は味園ユニバースで坂本慎太郎のワンマンライブがあり、 自分はチケットの抽選に外れたのだったが、みゆきさんが見事当選し、 1枚譲ってもらって行けることになった。 ユニバース前で同じくチケットを当てたビロさんとそのお友達と合流。 コンビニで酒買って急いで一杯飲む。 ユニバース前に開場を待つ人がずらっと並ぶ。初めて見る光景だった。 割と早めの整理番号で中に入れたので物販ブースでTシャツを購入。 ついつい買ってしまう。 会場の後ろの方、PAブースがある辺りで立ち話をしつつ、20時のスタートを待つ。 20時10分ぐらいに坂本慎太郎と楽器隊の面々がやってきて、ワーキャー!となって始まる。 後ろの方なのでもさもさの頭が時おり見えるぐらい。 今、ツイッターで調べたら演奏した曲目が載っていた。 思い出が消えてゆく スーパーカルト誕生 めちゃくちゃ悪い男 べつの星 義務のように 仮面をはずさないで ずぼんとぼう 幽霊の気分で 君はそう決めた 鬼退治 あなたもロボットになれる ディスコって ナマで踊ろう 幻とのつきあい方 動物らしく EN グッドラック(野口五郎) 前に東京のリキッドルームで見た時はどろーっと溶けたような重たくて遅い気持ち良さ、みたいな印象があったけど、今日はディスコバンド!っていう感じになっている。どろっとした方の「ずぼんとぼう」は相変わらず最高だったけど、乾いた音のディスコバンドの感じももちろん最高である。 いやしかし、「ずぼんとぼう」。 エロっていうかもう道祖神的な素朴な性の歌にも思え、本当にただずぼんを棒で干すっていう歌なのかもとも思う。 聞いているうちに「この世界って結局ずぼんとぼうなんじゃないか」みたいな気がしてくる。 寂しくて最高の歌。 この前も思ったことだけど、歌詞もすごいし歌声も好きだが、そっちは寡黙で必要最低限という感じなのに対し、坂本慎太郎のギターはめちゃくちゃ饒舌で、バックバンドのサックスやフルートの音も言葉よりも賑やかな感じがする。前奏や間奏が一番盛り上がっている。歌詞と歌は曲を成立させるための骨格で、あくまで肉は演奏なのだ。 特に最後の方の何曲か、ギターの音色があまりにまぶしくて、そもそもユニバースのネオンビカビカの光もまぶしくて、どんどん泣ける気持ちになってきた。 なぜだか知らないけど今とりあえずこの世界に存在している生き物が発熱し、発光している。絵でも音楽でも本でも映画でも自分はその「発光」が見たくて触れていて、「あっ発光している」と思うと泣ける。まばゆい。 もともと存在もせず、温度ゼロだったところに発生し、光を少しの間放って消えていく。 聴けてよかったな……と足早に会場を出る。 この後にDJをしていたのが安田謙一氏だって後で知った。 聴いていればよかった。 「どこかでゆっくり語り合いましょう!」「この前も行ったんだけど人人餃子城いきましょう!」とそっちに歩いているとビロさんのもとに御坊さんから連絡あり。ちょうどお店が終わってスタッフの人たちと飲んでいるところなのだとか。 合流しましょうということになり、すでに結構酔っている御坊さんのリードで、どこかの雑居ビルの一室にあるショーパブみたいなところに入る。割れたスピーカーから爆音で高速の4つ打ちが流れている。 正方形に近い床スペースの壁際に席とテーブルが用意され、客がみんな中央に向かって座るスタイル。シカゴのフットワークの動画で見たことあるような、観衆と踊り手、みたいな位置関係だ。女性たちが次々出てきて踊る。 爆音の合間合間に店長の軽快なMCが入る。 「はい!ここで〇〇ちゃん、トップレスでーす!〇〇ちゃん、今、腰をいわしてるんで激しい動きは控えております!」みたいな。 さっきまで坂本慎太郎のライブを見ていた人たちの中で最速で裸を見ているのが自分たちではないかと思う。 次々に女性が出て来て踊ったり、真ん中に椅子を置いて、呼ばれた人が囲まれたり、展開が速すぎてスローに見えるような謎のグネグネした時間だった。3杯ぐらい酒を飲み、終了時間が来たとのことで外に出る。 すっかり酔っており、御坊さんがワハハ!と笑っていたことしか覚えていない。 地下鉄で帰宅。
▲
by chi-midoro
| 2018-10-23 11:32
| 脱力
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