ブラックニッカ日々 2016-6-7

なんかやたら業界っぽい食事会みたいなのに自分がいる夢。SMAPの稲垣吾郎と香取慎吾もいて、「え、このあと福岡っすか?大変ですねー」とか自分が調子に乗ってしゃべった場面を覚えている。

もう一度寝て目が覚めたら昼だ。

雨が降っていたが近所の中華料理屋「大王」で「五目そば」を食べる。大阪の「五目そば」はタンメンに近いという情報をもらい、食べてみたのであった。とき卵と海老が入ってるところに「五目」感があったけど、塩味のスープはまさにタンメンのそれ。とき卵、海老以外の具はもやし、にんじん、玉ねぎ、白菜、たけのこ、ねぎでした。うまい。今後大阪の町中華に入ったら「五目そば」を食べようと思う。

家に戻って取材先にメールしまくる。

それが終わり、「かぞくのくに」という映画を見る。北朝鮮から日本に移住してきた家族がいて、その長男が1970年代にあったという「在日朝鮮人の帰還事業」で北朝鮮に一人戻る。その長男に脳腫瘍が見つかり、向こうの医療技術では治療が難しいために25年ぶりに、3か月間だけ日本への滞在を許されるっていう話で、俺はそもそも、なんでそんな「帰還事業」で息子を一人だけ戻すようなことをするんだか分からなかったんだが愚かだった。

監督のヤン・ヨンヒのWALL STREET JOURNALでのインタビューを読んだら、”しかし、父は、1971年に息子たちを送り出したとき、北朝鮮に住めばより良い教育や、より良い人生が与えられるチャンスがあると心から信じていた。父にとって、在日朝鮮人として日本にいることは、父いわく「ゴミとしているよりもひどいもの」だった”とあった。つうかそもそもこの話は監督の実体験がベースになっているので、ここで言っている「父」は監督の父だ。日本で差別を受けながら暮らしていくよりマシな人生が送れる、と思ったからこそ息子を北朝鮮へ行かせることにしたということ。

で、日本に来たのはいいが、監視役が同行して会話も聞かれているし、3か月の滞在じゃ難しい脳の手術はできないと医者にも断られ、これじゃあなんのために来たのかわかんないっていうところに突然の帰国命令が下るっていうような展開で、どうしようもなくでかい壁に家族が揺さぶられる姿が切なすぎて、見ていて辛くてゴロゴロ転げまわりたいほどであった。安藤サクラの演技もすごい。顔もいい。監視役の人(この人はヤン・イクチュンという韓国出身の映画監督だそうです)がホテルでぼーっとAV見てるシーンが異物感あって良かった。全体的に不器用な作りの映画で一瞬たりとも明るく華やかな気分になるシーンがないけど、なんか静かでじわじわくるものがある。同じ監督の「ディア・ピョンヤン」という映画も良いらしいので見ようと思う。

夜、ようやく仕事し出す。でも全然進まず、YOUTUBEみてサボる。
その後、なんとか今日はここまでっていうところまでできたので良しとしよう。

ここしばらくほとんど空気公団ばかり繰り返し聴いてる。滑り降りたり駆け上がったりしていくようなメロディの流れに毎回感動する。空気公団の歌は、外を歩いていてもまったく力を入れない高さで歌えるから良い。


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# by chi-midoro | 2016-06-08 01:01 | 脱力

ブラックニッカ日々 2016-6-6

悲しい夢を見て起きて、もう一回寝たらまた別のタッチの悲しい夢が。

昼、少し早く出て、新梅田食堂街へ。
大阪にタンメンが無いっていう記事を書いたらそれを読んでくれた人が「新梅田食堂街にタンメン出す店がありますよ」と教えてくれたのだった。
調べてみたら「新京」という店っぽく、新梅田食堂街のマップをみたら「しんきょうパート1」というお店があることがわかったので、そこへ入った。するとメニューにはずばり「タンメン」っていうのは無くて、「野菜いっぱいらーめん」というのが700円であったのでそれを注文。出てきたのは鶏ガラベースの塩味ラーメンに野菜が乗ったもので、「野菜いっぱい」という割りにそんなにモリモリではなかったが、ゴマ油が効いていてちゃんとしたタンメン。豚骨で割ってない透明なスープなのが嬉しい。具は白菜、ニンジン、玉ねぎ、小ネギ、もやし、豚バラ。

で、店を出てマップを見直したら、新梅田食堂街には「しんきょうパート1」のほかに「しんきょうパート2」と「新京」という系列店があって、両方見たらどっちも「タンメン650円」というメニューがあるのだった。なんだー!こっちで食べればよかった。が、「野菜いっぱいらーめん」との差を確かめることができると考え、今度また来ようと決めた。大阪では「五目そば」がタンメンに近いという話も聞いたし記事を書いたからには調べないとならないな。タンメンが好きなので嬉しいです。

そのまま歩いてシカクへ。

今日は通販の発送がたくさんあって、それを終えてしばらくしたらもう18時になった。
この後、ZEPPなんばで小沢健二のライブがあるので早上がりした。

なんば駅前で発泡酒買って歩きながら飲む。まだ空が明るい。

今日のチケットは、ツイッターで「どうも今回のオザケンのライブのチケットは売れ行きがあまり良くなくて安くなっている」という情報を見つけ、ヤフオクで3400円で買ったものだったのだが、チケットに印字された定価は6800円で、なんか得した気分でやってきた。

会場へついて必須で飲まなきゃなんないワンドリンクのビール(あのシステムなに?)を持って1階の一番後ろの壁際に立つ。場内は満員だが後の方は「ギュウギュウで苦しい」ってほどではない。

開演前には笠木シヅ子みたいな古い歌謡やフォーク、忌野清志郎などがかかっていた。で、開演の19時を10分ぐらい過ぎて、「昨日と今日」からライブが始まって、新曲を軸に、ところどころ定番曲を織り交ぜながら21時5分までほとんどMCもなくライブが続いていった。俺には深いところは分かってないと思うけど、今回はとにかくやたらリズムが気持ち良くて、なんか結構ミニマルで踊れる感じのフレーズになっている気がした。「天使たちのシーン」のちょっともたつかせてあるようなドラムがすごい良かったな。あとベースとシンセもよくて、eclecticぽい音色が多かったような気がした。それこそceroとか入江陽みたいな。なので全体通して気持ちよく聴けた。

だけど、過剰に歌詞を詰め込み過ぎでちょっとそこが面白い新曲は、面白いんだけど、どれも全然メロディが記憶できない。いつまでも耳から離れないで、思い出してふと歌いたくなるような曲じゃなかった。なんでなんだろう。なんか良い曲っぽくはあるのにまったく響いてこないのであった。現に、今これを書いてる時点で一個も覚えてない。

あと「超越者たち」みたいなタイトルの曲の歌詞はさすがにスピりすぎていて距離を感じてしまった。なんか昔のオザケンの歌詞は物に溢れた東京みたいな豊かだけど切ない日常が下敷きにあって、そこから神様を思う、みたいな共感と飛躍があったけど、新しい曲には寓話的な比喩と神様のことしかなくて、なので宗教みたいになっているのだ。

毎回、「こんなんだと思わなかった」と思っているから今回も変で面白かったとも言えるか。見れてよかった。

華やかな場から新今宮駅を目指して裏路地を歩く。アパートの上の方でおばちゃんの怒号は聞こえるし、酒飲んでふらふらしてるじいさんはいるし、大隅アパートもある。大阪だなあ。知ってる人に会わなくて寂しいなと思いながら環状線で家に帰った。

電車の中では、精神科の研修をしていた妹から昔もらった松本昭夫「精神病棟の二十年」という文庫を読む。てっきり精神科医が語る精神病棟の歴史なのかと思って今まで読まずにいたのだが、なんと、この著者自身が精神病患者で、昭和三十年頃の精神病棟の劣悪な環境を経験していて、その体験記なのだった。こめかみに電極当てられて麻酔なしで電気ショック療法を施術されたり、なんか、院内も不衛生でそれはそれでひどかったというような話。まだ半分ぐらいしか読めてない。

仕事しなきゃいけないのにエネルギーが足りない。どこかに空いた穴から空気が抜けていくようだ。
明日はがんばる

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# by chi-midoro | 2016-06-07 01:39 | 脱力

ブラックニッカ日々 2016-6-5

目が覚めかけたが雨の音が聞こえてまた寝る。
夢の中で父親が死んで「もっとじっくり話したかったな」と思って悔やんだ。なので今度東京に行くときには父親と話そうと思った。

お昼、用事ついでに梅田でラーメン。
その帰りに天満で友達と飲む。色々と楽しく話せたが、以前自分が軽はずみに言ったことがその人を傷つけていたことが分かり帰り道は落ち込んだ。

ほろ酔いで家に帰りまた横に。

借りてたDVDを見る。「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は笑えた。ディカプリオ、ツラが終始いい。どんだけ打ちのめされても全然悲しそうじゃない。あと、「レモン714」っていうドラッグが急に効き始めてろれつが回らなくなって床を這いまわるシーンのやばさ。つげ義春の「必殺するめ固め」思い出した。拝金主義のしょうもなさを描いてるんだろうけど、なんか楽しそうなんだよな。主人公が人間関係に関してだけは善意の人で、古い仲間を裏切ったりしないところが明るさのもとかもしれない。めちゃくちゃ金儲けたくなってコカインやりたくなった。

まだまだ時間が余っていたので「チョコレートドーナツ」っていうのも見る。ゲイのカップルが、両親がドラッグで逮捕されて孤児になったダウン症の子どもを引き取って育てようとするんだけど、同性愛への偏見が壁になって育児する権利が認められない。最後は釈放された実の母親のもとに強制的に戻されるんだけど、家を追い出された子どもが放浪の末に死んじゃうっていう、なんとも救いのない映画だった。しかしこの映画に漂う喪失感が自分の気分にしみじみ馴染んだ。女装してショーパブみたいなところに出てる「ルディ」の歌がまた沁みるんだよな…。せつない。

急にハム食べたくなったり。それで落ち着いたと思ったら、急に中華スープ作って飲みたくなったり、食欲がアンコントローラブル状態。

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# by chi-midoro | 2016-06-06 01:26 | 脱力

ブラックニッカ日々 2016-6-4

昨晩AKBの映画を見てから寝たので明け方近くなって、必然的に昼過ぎまで寝ていた。

昨日に引き続いて胃腸がおかしくトイレこもりっぱなし状態だったのだが力仕事の用があり、重い鉄を運んだりした。

で、その「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」という映画は、10分間でギブアップということもなく飽きずに見ることができたのだった。

が、なんかやっぱ俺は好きになれなかった。ライブの舞台裏はとにかくエモーショナルで、みんな泣いたり過呼吸でゼェゼェいって倒れたりしてすごいのだが、これってなんか、何人かの人を器に入れて圧力をギュウギュウかけていったらそれぞれが激しく運動し出してぶつかり合ったりくっついたりするみたいな、検証実験の結果の運動みたいな気がして、マンガのGANTZとかを読んでる時のような、面白いんだけど、空虚すぎてやり切れないみたいな気分になった。

この映画に対して「まるで戦争映画のようだ」、という評があったそうなのだが、確かにそんな感じで、でも戦場の極限状態だからこそすごいドラマが生まれるからといって、それでも戦争みたいな状況はバカらしいのではないかという気持ちがした。

アイドルたちに罪はないし、全力でやっているし、それで元気をもらっている人もいる!という声の前にはなかなか返す言葉がないのだが、AKBのシステム自体が不健康なんじゃないかと思った。マッチポンプというか…うまく言えないけど。無理矢理設定したハードな目標に、プレッシャーをかけられて急き立てられて向かっていく、するとあら不思議感動が生まれる。あと、あのとってつけたような震災のパートはなんなんだろう。いっそもっとバビロンに徹してくれたほうがうげーと思えていい。ふがいないライブをしたメンバーに秋元康が恫喝するところがあって、そこは本当に気分が悪くなったのだが、ああいうところばっかりだったらバッドテイスト映画として別の面白さがあったかもしれない。

と言いつつ、映画をみてるとやっぱキャラが立ってる人が何人かいて、めちゃナイーブな前田敦子とか、完全にヤンキー魂な高橋みなみとか、2枚目キャラを進んで演じる指原莉乃とか、なんかやっぱ目立つ人が何人かいた。そういう構成にしてあるだけかもしれないけど。これを見た上でテレビに出てるAKBを見たら違った見え方になるのかもしれない。が、この頃のメンバーはもうみんないないのだろうか。

改めて「エモーショナル」とはなんなのか、少なくとも俺は過剰なエモーショナルが怖く感じる、と思わされた映画であった。

夕方、近所の酒屋に「凛」720mlボトルを買いに行く。

雨が降って来た。19時ごろ家を出て地下鉄で堀江へ。団地を研究されているけんちんさんと給水塔を研究されているUCさんにお話を聞きに行く。二人とも研究の深さが尋常じゃないので何を聞いても答えてくれる。二人とも同じ団地に住んでるのだとか。団地愛の深さよ。給水塔には「まち針型」「円盤型」「ボックス型」「逆さバット型」「とっくり型」などの分類があるそうです。次回さらにじっくりお話を聞く約束をして店を出る。

電車の移動中、水木しげるの「ほんまにオレはアホやろか」の続きを読む。後半になっても水木先生の紙芝居やマンガが売れる気配はなくひたすら金策の話。出版する方も書く方もとにかく金がなくて逃げ回ったり追いかけたりしている。すごい面白い。

雨もそれほど強くないので堀江から南森町へ出て終了間際の「The 光」のイベントをのぞく。シカクに「ゆうとぴあグラス」という同人誌を置いてくれている黒木さんに会ってお話しできてよかった。詩人の辺口さんにも久々に会う。先ほどまで優雅なDJをしていたBIOMANさんと少し話したら自分の書いた「大阪にタンメンがない」っていう記事を読んでくれたそうで、タンメンに馴染みがないからお笑いの次長課長の河本の「お前に食わせるタンメンはねえ」っていうギャグがいまいちピンときてなかったと言っていた。

家まで30分ほど歩いて帰る。

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# by chi-midoro | 2016-06-05 08:05 | 脱力

ブラックニッカ日々 2016-6-3

昨夜ウイスキーを飲み過ぎた感があり朝から具合が悪い。

テレビを見ながら眠ったり起きたりを繰り返しサッポロ一番みそラーメンに余りもの野菜を投入して食べる。

少し遅刻してシカクへ出勤。
シアトルから来たという日系アメリカ人の女性が本を色々買ってくれたのだが、その人が「良かったら配って」と置いていった新聞みたいな体裁のフリーペーパーがすごいかっこよかった。シアトルにはイラストレーターたちの集うシーン的な場があるらしく、そこの友達同士で作ったものらしい。

作業をしていて途中からぐんぐん具合が悪くなった。昼の野菜が傷んでいたのだろうか。

金曜の夜ぐらいパーッとやりたいと思っていたが、帰りの発泡酒すら飲む気が起きぬままよれよれで帰る。

録画してあるテレビももう見ちゃったしなと思い、帰り道のゲオで映画を借りることにした。
しかし棚を見ても自分の今の低空飛行気分にぴったりくるものがまったく見つからず、謎の勢いでAKB48のドキュメント映画を借りることにした。色々な人が面白いと書いていたのは目にしていたが、もしかしたら10分ぐらいしか見れないかもしれない。

少し前に書いていた「メシ通」の記事が公開されて、色々な人がリツイートしてくださったりして、読んでくれている人がいると思って元気が出た。

また、久しぶりに友達から電話がきて、もしかしたら仕事をまわせるかもしれないとのこと。思い出してくれるだけでもありがたいことです。会社やめて以来、仕事をもらえることのありがたさと言ったらない。

パリッコさんに呼んでもらった「酒場人」のイベントがだんだん近づいてきて、それ自体もそうだが、その前後の飲みも含め楽しみになってきた。とりあえずそこまでは頑張ろう。

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# by chi-midoro | 2016-06-03 22:52 | 脱力