7月の大予言→ゲットー酒場(下)

名古屋ライブから1週間しないうちに、池袋ミュージックオルグでの、なかよしグループとの共同企画「ゲットー酒場」があった。

出演者へのブッキングから何からなかよしグループとチミドロ花井さんが仕切ってくれて気合入ってる!

すでにおなじみとなったNKYS後藤くんによるフライヤー
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Tシャツになってるぐらいの気合!
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見づらいけど、「ゲットー冷麺」なるフードメニューを
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MCミヤマッチが200円で提供してる
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ぐらいの気合だ。

あくまで酒の価格をメインに打ち出す看板も良い。
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出演者も最高!

今回が初ライブ。結成2ヶ月のアダルトミュージックグループ「夜の鷲」。
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いきなりチークタイム突入したかのようなムーディーな演奏でした。


一音目が出たとき頭に血が昇って行くのを感じた「nothto」。
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なぜかあたたかみを感じるノイズ。に、途中からぶっ壊れたビートが混ざってくるところがすごかった。

名古屋に続き、天才ぶりを見せてくれた「やまのいゆずる」。
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トラックもまったくどうやって作ってるのか分からないけどもメロディラインが美しくていつもスゲーと思う。やまのいインタビューの収録されたフリーペーパーをいただいて読んだのだけど謎は深まるばかりであった。

こちらも名古屋に続いて、今回、急遽出演してくれた「内田るん」。
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YOUTUBEで見て好きだった「ベローチェの歌」(かな?)が聴けてうれしかった。話し言葉をいわゆる歌詞っぽく編集せずにそのまま歌詞にしたみたいな歌詞が独特で耳に残る。

そして今回、大坂から来てくれた「ばきりノす」。俺の間抜けなシャッター音のするケータイでは写真の撮れない静かなライブだったので写真がない。が、素敵な衣装を着て、久々に気が遠くなるような神がかった掛け合いを聴かせてくれました。待望の新譜が近々リリースされるとのこと!

ここでDJ Kuroki KouichiのDJ第1部がスタート。
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鳴り響くゲットービートにチミドロのMCクスモが反応する。そう、こういうのがやりたくてバンド始めたんだった。と思う。いや、色々好きだからそれでいいんだけど、やっぱりこのシカゴハウスやゲットーテックが最高に好きです。

なかよしグループのライブはやばかった。
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全員男前。ほかの事は差し置いても新曲をもっとどんどん作って欲しい!すごい変なバンドだし最高だと改めて思う。みんなジジイになったら最後はチミドロと合体して欲しい。

そしてDJ Kuroki Kouichiの狂乱のJukeセットが始まり、これにもクスモが強い反応をしめしていた。Jukeは適当に踊ってても楽しい。「笑点」ネタのとか、Guchonさんの曲とかかかって大騒ぎでした。

そして我々のライブはよかったのか悪かったのか分からない。とりあえず熱気はあった!楽しい。

あっという間に終わって、あとは、記憶がぼんやりしている。なんだこの画像、
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全然おぼてない。

とにかくいつもそりゃそうだけど、来てくださった方々ありがとうございます!あと会場のオルグが、「ゲットービール」っつう最高な濃い目の酒を出してくれたりとか、サポートをしてくださって本当にいつも助かっております。良いメンツのイベントだったなあ…

打ち上げでもっとたっぷりみんなと話したかったのだが、すぐに酔って徒歩帰宅。途中植え込みに刺さったりして痛かった。
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以上が前置きなのですが、今度の土曜、8月4日はいつも仲良くさせてもらってるダンスミュージックレーベルLBT主催による海辺DJパーティです。逗子の海岸でやります。ハナイさんとのユニット「チミドロDJs」として、極上に薄っぺらいMIDIサウンドを海に放つ予定!

夏の思い出作りに来てください!あ、特設ページにて、我々の夏の一曲「Summer Beats」を紹介しています。


LBT presents「スペシャルサマー」
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2012.8.4(土)14:00~夜 @ 逗子Field&Sea
¥1,000/1d

Live&DJs:
マル(HONDALADY)
チミドロDJs
Yasterize
showgunn
HYDROPUMP
パリッコ
DJイオ
鈴木裕太
鼓膜シュレッダー
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# by chi-midoro | 2012-08-02 02:11 | ライブ

7月の大予言→ゲットー酒場(上)

8月になっちまった。チミドロの音源製作は遅々として捗らず。

コラム「早く老人になりたい」は更新しておりますのでよかったら読んでください。
第12回「龍影神をつかまえて」

その冒頭にも書いたのだが、そんな中、ヤングフラッテリイズのサツキヤングさんが主催してくれた名古屋でのイベントに参加させていただいた。7月22日。場所は「K D ハポン」。

ライブ前夜から飲んで
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翌日も
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大須のあたりを散策し、お好み焼きとか
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ラーメンとか
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食べて鶴舞まで歩き、公園で眠って、
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とダラダラしつつ「K D ハポン」へ。
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これがすごくいいライブハウスで、二階席
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があって天井が高く、開放感がある。高架下なので、列車が通り過ぎる音がガタゴト響き、それがたまらん。
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よく考えてみれば高架下にあるライブハウスは大抵良いような気がした。が、ここはその中でも有数だろうきっと。

サツキヤングさんが招聘した東京勢の「やまのいゆずる」「内田るん」の面々と名古屋で再会できるのは不思議で、なんかそれだけで嬉しかった。ついでに言うと、チミドロメンバーも各自ばらばらの時間に名古屋に集まってるくる感じだったので、顔をみるとテンションがあがるのだった。

リハーサルから本番までの空き時間にはまた公園でゴロゴロしたり、近所の串焼き屋さんをのぞいたりした。

名古屋在住のフリーフォームなラッパーHADAさんのライブからイベントが始まる。力の抜けたほんわかした生演奏にラップが乗り、たまに普通に歌ものになったり、完全にアカペラになったりして、全編を通して温かみの伝わってくるライブだった。

で、次の内田るんさんは最近「くほんぶつ」というバンドのリリースがあったばかりなのだが、今回は一人での出演。
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「笹口騒音ハーモニカ」の曲をカバーしてる時に電車が会場の上を通り過ぎてる音がして、それを聴いてる時に来てよかったなーとしみじみ思った。

ジョンのサンというバンドも名古屋の方々で、初めて聞くのだが、曲の輪郭がぼんやりしたぼやーんとした切れ目のない演奏の合間にすごい美しいメロディが挟まってくるのが心に残った。詩もすごく変でよかった記憶。

やまのいゆずるは今日も最高だった。この会場にすごく合ってる感じで、壁に映った映像を見ながら陶然とした気持ちになる。
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立ち姿がかっこよくうらやましい。

チミドロはトリにしてもらって緊張したけど、直前の練習でもちょっと不安だったりしたMC陣がビシッとキメてて、ホッとした。それまでどちらかというとしっとりした雰囲気で進んできたイベントの中で突然サラリーマントークとかデヤー!とか始まるのが面白かった。

しかし、それにしても、せっかく名古屋まで来たのだから一人でも多くの人に覚えて帰ってもらいたいなーと思ったけど、手ごたえは薄く。やっぱなんかまだまだ工夫が足りないなと勉強になった感じでした。いや、勉強っていうか、どうしたらいいんだろ。知らない町でライブをして喜んでもらうには。

ライブ後にハポンの店長さんとお話させていただき、「うちはヒップホップやる人はあまり出なくて、一番最近でも結構前にAMIDAに出てもらった以来かもしれないです」と聞き、恐縮でした。ヒップホップです!と胸を張れる感じでもなく本人たちもよくわからないのだが。

会場のすぐ脇の居酒屋「バリバリ屋」にて打ち上げ。やまのいさんとゆっくり話せて楽しかった。HADAさんも顔を出してくれてS.L.A.C.Kの話とかできた。

翌日はトミータと一緒に名古屋城を見たり、
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名古屋タワーに登ったり、
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また公園で寝たり。
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名古屋、少し歩いただけだけど、ずっと座ってても怒られない場所が町中にもたくさんあるのがいいと思った。平日にいくらでもピクニック可能。

芝生で寝てたのはどうしても行きたかった酒場「大甚」の開店を待っていたからで、ここがもう、最高だった。建物が酔っ払いたちの生気を吸いまくって黒光りしており、その壁をつまみに飲める。実際のつまみは、各自が好きなものを置き場から持っていくシステム。生ビール飲んだ後に「賀茂鶴」を常温でもらったのだが、今まであまり日本酒を好きで飲んだりしなかった自分がショックを受けるうまさだった。木香っていうのが好きみたいだ自分は。うまいのでおかわり。トミータと人生の話。お会計は思ったよりちょっと高かったかも。刺身食べたからか。

って感じで満足して東京への帰路につく。色々やり残したことがたくさんあり、またすぐ行きたい名古屋。

企画してくれたサツキさん、出演してくれた方に、遊びに来てくださったみなさん本当にありがとう!
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# by chi-midoro | 2012-08-02 00:34 | ライブ

チミドロ公式サイトが閉鎖に!

MCのクスモが自作していて味わいのあったチミドロ公式サイトが閉鎖された。

理由は「広告とか勝手に出て嫌だからもう一度やり直す」ためだという。もしご覧になった方がいたらすみません。しばらくお待ちください!

こういった時のために、当ブログにチミドロプロフィールの記事を作って貼りました。よかったらチェックしてみてください。

「早く老人になりたい」を書くと毎回気が済んでしまってブログの更新が全然進まないのだが、あれから何回か更新されてますので、こちらも暇つぶしにご覧ください!

チミドロ鈴木の「早く老人になりたい」

そうだ!この老人のコラムの方には書いたけど、
チミドロの「ただの錯覚」っていう曲を僕らの盟友Soccerboy君がリミックスしてくれたバージョン、
それが彼のサウンドクラウドにアップされております。これだけはぜひ聴いてみてください!

http://soundcloud.com/japanesesuperhero/sakkaku

ホントかっこいい。最近では逆にこのトラックを使ってライブさせてもらってる具合です。友よいつもありがとう…


いやーそれにしてもこの前の高円寺ドムスタでのイベント(MANGASHOCK&音飯プレゼンツのやつ)ホント楽しかった。ドムスタの屋上のいい雰囲気、心に残りました。

チミドロは自分としてちょっと不本意なところの残るライブで、今度こそいいライブをしたいと誓いました。

DJをされていたミノケンこと箕浦健太郎さんに「ちょっと前にチミドロの曲を入れたMIXを作ったんだよー」と教えてもらってびっくりした。探したらこれでした!
http://www.mixcloud.com/minourakentaro/yet-2/
うれし!!最高です。

次のチミドロのライブは名古屋です!
K.D ハポンという会場で、
こんな豪華なメンツです!

「7月の大予言」

出演:

やまのいゆずる


チミドロ


内田るんfromくほんぶつ


ジョンのサン


HADA with XXX feat.神谷俊明


18:30/19:00
予約¥1,500
当日¥1,800

名古屋でライブできるなんて貴重な機会だと思うんで、お近くの方、もしよかったら遊びにきてください!
最近ついに在庫が切れてしまったチミドロの1stアルバム「みんなのうた」も持っていきますー!

あと良い居酒屋情報も求めてます。
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# by chi-midoro | 2012-07-11 01:44 | 脱力

ついにこの日が来た

今晩ライブします!高円寺のスタジオDOMにて!

午前3時からです!

やばい夜!

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2012年6月30日(土)
音飯 MANGA SHOCK企画
「ez do DANCE!!!!」
23:00~5:00
@高円寺STUDIO DOM

●出演●
【DJ】
FUKUYOKA
箕浦建太郎
アソコジャパン
マーチ
デビルスコーピオン
シュガーボーイ
松井一平(TEASI)
タナゲス
37A
tahuDj(denpaRec)
長州ちから
【LIVE】
ヌケメバンド
BAAAK BONKDOM
THIRTY JOY
千田浩人(PeacePill)
アベミキ
回鍋肉(見世者小屋)
YUNDE
SMOKIN' IN THE BOYS ROOM
夢のでぶコーネリアス
UTOPIA3
OfficeVoids
Tongues
夕焼けの丘
EL NUDO
チミドロ
FIST FUCKERS
ちくわテイスティング協会
ゲバ棒
HORSE & DEER
MANGA SHOCK
and more!
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# by chi-midoro | 2012-06-30 22:21 | ライブ

保坂和志の出たDOMMUNEをみて

保坂和志がDOMMUNEに出るというんで見た。
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うちのパソコンかあるいはネット環境がへぼいのか、
最初の方は間に合わず。あと、肝心そうなところを聞き逃したりもしたが、
だいたい聞けた。

つうか、相変わらず話はとりとめもなく、
小説と同じでどこを聞いてどこでやめてもいいっていうような感じなんだけど。

「カフカ式練習帖」の原稿ノートも映ってた。
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電車の中で書いた文章が多い、というような話をしてた。

電車の中で、今視界に入ってることをきっかけにして
ノートに走り書きしてくって言うスタイル、
やってることはまったくアナログなのに、すごい即時性って感じがして、
スマートフォンでツイッターに投稿してるみたいで面白い。

即時性っといってもそれが他人に届くのは数ヶ月とか数年後なんだが。

保坂和志の本にはどれも必ず、
本を読むことのダイナミズムは読んでいる最中にしかない
読み終えたあとで、この本はこうだった、みたいに
読書感想文みたいにしようとし出した時点でもう違うものになっている
というようなことが書いてある。

「明け方の猫」という本を久々に読み返していたら、
ちなみにこの小説は、夢の中で自分が猫になっていて
猫だけど意識は人間で、猫がみてる世界ってすげえ!ってずっと
感心しているという話なのだが、
今の自分として一番ぐっときたのは、
人間は五感が鈍いぶん、
記憶を含めたそういう、情報を溜め込む部分が発達してるけど、
猫はもっとダイレクトに
目で世界を見て、耳でも見て、鼻でも見て、繊細なヒゲや手足の毛とか、
そういう部分で自分をとりまく世界をありありと感じている。

だから、世界から受けたものを
感じたまま、世界に対して返している。

が、人間はその工程が
のろい。
のろいしせこいというか、
自分の感じたものを自分のものみたいに
独占したり保存しておこうとする。

大まかにいうとそういうことが書いてあったと思う。

読んでると
まさにこのせこい人間が自分だわーという風に思い、
評判よくしたいとか、自分の知らないところで誰かが自分のことを
考えてくれてたりしないかとか
そういう人間的のろさやせこさを
まったくなくすことはできないだろうけど、
極力薄くしていきたいと思う。

イメージとしては、
風が吹いたらホーという音が鳴る筒が地面に立ってるような。
自分が見たものとか知ったことが筒を通って音になって
消えていくだけ、それで大満足!
という境地にたどりつきたい。

最近ずっと老人になりたいと言ってるのは、
亡くなった祖母のように生きたいという意味がほとんどなんだが、
祖母の世界の捉え方は、そんな勝手に鳴る筒のようだった気がする。

キャッチアンドリリース状態。

でもただ立ってる筒とか言うと
もう世界なんかどうなってたっていいっす。
自分、ただの筒なんで。
みたいな無気力でもいい感じがしてしまうのが罠。

そこら辺、保坂和志を自分に甘いメッセージみたいに、
都合良く読んでしまってる自分もよく感じる。
そのままでいいんだよ的な。

保坂和志はそんなことは書いておらず、
このままでいいはずはない。

ただ諦めてなんでも容認するんじゃなく、
自分の楽しい方に向くためにガタガタ動いてる筒、みたいなのがいいのかもしれない。

とにかく、もっと全力でキャッチアンドリリースせよ。ということだ。
そのほうが面白いんじゃん。という。

あとこの「明け方の猫」に入ってる最初期の「揺籃」という中篇、
いわゆる保坂和志っぽい文体と全然違っていて、
あのどこまでも長いちぢれ麺のような文章じゃなく、
プツプツきれた短い麺で、
違和感を感じるのだが、
電車の中の場面がたくさん出てくるからか、
その文体のせいかわからないが、
「カフカ式~」っぽい部分が多い気がした。
性に関するねちっこい描写があるのも似てる。
つげ義春の「ねじ式」とベケットを足したみたいな話。

フルで視聴できるこの山下澄人との対談も面白かった。

山下清の話と、保坂和志の「なり」のなんでもなさと、
落ち着きのない動きのやばさが印象的でした。
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# by chi-midoro | 2012-06-01 03:32 | 脱力