高円寺のデモ

高円寺のデモ行ってきた!一人ぼっち!
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自分なりに理由があって、まず原発に関して日々情報を追いかけていけばいくほど、事態が収束に向かってるとは思えないような状況なのに、会社でも割となんでも話せる友人たちの間でも、もうそんな話をしづらい雰囲気があって、ソワソワしているのは自分だけのような気がしてきて、こんなことが起きてるのにただの日常のフリをしてることに違和感を感じたのと、場所が高円寺で、普段からチミドロをイベントに呼んでくれたりする自分の信頼してる人が主催側のスタッフで、なんとなく参加しやすそうに思えたのだった。

自分が、面白いなーこの人っていつも思っている人たちがツイッターに「参加する!」って書いていたのも当然大きかった。

事前に友達に「行こうかと思ってー」と話したら、「えっ!鈴木君が行って大丈夫?どんなツラで参加すんの?」と心配された。結果的にはなんかニヤニヤしながら、サウンドシステムの後ろをついてったり、時々トイレ行きたくなって離脱したりしながらダラダラ歩いていた。

と自分で書いてみても分かるけど、なんかお祭り気分の延長というか、無病息災を願うお祭りがあるように原発どうかして!と願うって感じでいいかって思いながら自分はいた。

家に帰ってツイッターを見たら、否定的な意見が7~8割という感じで、「そもそも代替案があって言ってるのか」「町の人にとっても、道路を行く車にとっても邪魔」「ただ騒いでるだけでマナーが悪い」などなど。うーんマナー…。難しい。あんな人数が集まってしまったら、相当神経使ってルールを作っても、コントロールできない部分が出てきそうな気が。とはいえ、もう少し「こうしてちゃんとゴミ捨てないように呼びかけしてますよ」ぐらいは今後見せられるようにすべきなのだろう。高円寺では色々なデモがこれまでにあって、参加したことはないけど、町が日常じゃなくなる感じをただただ「面白そう!」と思って聞いていたのだが、今回はテーマが何せ深刻なので、今までのノリとは勝手が大きく違った部分もあるだろう。

本当に耳を傾けるべき不満はむしろきっと、参加者の方からあるのかもーと思った。私たちはこれこれこういう主張をきちんとしたかったのに、どっちかっていうとドンチャン的な方ばかりが目立っちゃって取り合ってもらえなかったとかさ。

しかし俺は、町として反応できる(というか、そういうことやるっつう人が一定量いる)高円寺がうらやましく感じた。他の町では考えづらいというか。あんな風な雰囲気じゃなかったらあの人数は集まらなかった気がして、そういう人なつっこい雰囲気は高円寺っていう場所も大きく関係していると思った。

あと、あそこに参加したから目に見えて原発が減ってくとか、そういう風なことを現時点で熱狂的に信じてる人なんてあまりいないんじゃないだろうか。とにかくまずヤダ!と言いたいっていう。手始めにそういう場を生むという。それじゃだめなのかな…

いや、それにしても…。揺れるフロアで平然と仕事することも、外食することも自炊することも、恋愛に力を入れることも、逃げ出すことも、沈黙することも、酔っ払うことも全部がメッセージみたいになってしまうなんてすごい状況だ。酒なんて意味が無いからいいのに、経済を回すために、みたいな大義名分がついちゃって。

先日、友達に原発の話をしたら「原発に関する話ってみんな何パターンかのことしか言わないからつまんなくて興味ない」って言われてショックだったんだが、多分それは正しくて、もう、どんなスタンスを取ろうと俯瞰できないっつうか、強制的に同じ土俵の上に立たされ、単純化されたいくつかの選択肢の中から選ぶしかないってことこそ、出来事の圧倒的なでかさを示しているような気がした。豊かでユニークな考え方なんか、今は生まれそうにない。
# by chi-midoro | 2011-04-12 01:40 | 脱力

メランコフ2011増刊

PDFファイルをダウンロードして自分で印刷して作る(もちろんPDFのままパソコン上で読むこともできる)フリーペーパー「メランコフ」というものがあり、その増刊号の企画の「2010年BEST 100人アンケート」っていうのに回答させていただきました。そうそうたるメンツ!

メランコフ、いつも好きで読んでいたので光栄でした。しかも表紙は小田島等さん!可愛い。

よかったら読んでみてください!
↓↓↓
メランコフ
http://www.melankov.com/index.php
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内容:
◯2010年BEST 100人アンケート
2010年も、クラブシーンの現場は常にめまぐるしく変化し続けていた――それを少しでも伝えるべく、もはや年も明けきっていることは承知で、ちょっと遅めの大アンケートを敢行させていただきました。100人を超える方々の回答は、予想をはるかに超えてバラバラに。それこそが2010年クラブシーンの多種多様性の証明だろう。ぜひとも追いかけそびれた名盤、名曲、パーティーを見つけて後悔してください!
◯Maltine Records 座談会
Maltine Records主宰のTomad、去年Dommuneにも出演したDJ W_ildparty、Pet Soundsとの活動でも知られるG_onbuto。3人それぞれ、昨今のシーンで活躍中ですが、さまざまなパーティで会って話したときの彼らは、オールドスクール~現在進行形のクラブミュージックに対する広範な知識を蓄えたリスナーであり、優秀なDJでもあります。そこで今回は、音楽の話だけを延々として頂きました。聴いてきた音楽を追っていくことで、自然と2000年代のダンス・ミュージックの系譜が露わになっていく、仲良し3人組の批評眼がギラリと光る座談会となってます。あと、日常のこまごまについても少々。
◯KUKNACKE インタビュー
日本のアンダーグラウンドシーンの中で、90 年代から今にいたるまでその名を轟かせ続けるK_UK_NACK_E 。ノイズやハードコアから、軽快なダンスチューン、そして映像作品まで。そのフレキシブルなスタイルは、時代を軽く飛び越えて、常に新しいものとして発見され続けている。だが、あまりに多岐にわたる活動から、その経歴はとらえどころがない。年齢からして不詳、存在自体が謎に包まれきた。そんなK_UK_NACK_Eに聞く、音楽との出会いから新作「L E T T HE MUSI C PL AY」に至るまで。そして貴重なアンダーグラウンドシーンの現場体験記。10000 字を超えるロングインタビューでたっぷりお贈りいたします!





と、今眺めてたらなかよしグループのモリカワさんがチミドロの曲をベストに挙げてくれてるじゃないか!感激。ラーメンおごらなくっちゃ
# by chi-midoro | 2011-04-11 01:34 | 脱力

間欠泉の思い出と次のライブのお知らせ

もう先週のことだけど、日暮里のギャラリー・HIGUREで行われた「間欠泉」というイベントの音楽係として呼ばれてきた。イラストを描く人々が集まり、とにかく怒涛の勢いで制作するっていうのが主旨のイベントだと思う。

CDプレイヤーがなかったので花井さんのPCに頼ってセッティング。
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会場では参加者のみんながガンガン作品を描いては壁に貼っていく。
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会場の2階部から階下を眺める。自分は1階に居たのだが、イベントの後半には、壁に貼り切れなくなった大量の作品がこの穴から降ってきた。
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2階にはベランダみたいなスペースもあって心地よい。
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入場無料かつ自宅から自転車で行ける距離のイベントがあった場合に限り、いつも来てくれるサカイ君(右)と、学校を卒業したて、ストレートパーマ当てたてのキム(左)も遊びに来てくれた。
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他にも、チミドロのミヤマッチとイッチーや、千葉からモンド君、スタミナ天国君も遊びに来てくれて、みんなで床に座ってお酒を飲みながら喋ることができ、楽しかった。

イベント翌日は、ボーっとこの「間欠泉」の余韻に浸っていた。こんな時にどんな音楽かけたらいいかなーと思って結局普段から好きな曲ばかりかけた。都市レコードとか昔のフォークとか。日暮里の町は相変わらずのんびりしており、ギャラリーの感じも、そこで絵を描いてたみんなも、風通しよく、適度に熱気があり、気持ちのいい時間を過ごさせてもらいました!

今月は、しばらくぶりのライブがある。高円寺の無力無善寺で。スカイブルー100という、すごく好きなロックグループの主催イベントに呼んでもらった。詳細はこちら。

4/29(金・祝)スカイブルー100企画
スカブルナイト vol.2
無力無善寺(高円寺)
開場18:00 開演18:30
料金1500円(1ドリンク込み)

【出演】
東京マリー
http://www.geocities.jp/tokyomarry368/
チミドロ
http://chimidoro.iiyudana.net/
MARK
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5458/frame.html
DA PUMP OF CHICKEN
http://doc.kaisan.in/
チャオズ(ヘルシーズ)
http://www.muzie.ne.jp/artist/a026714/
スカイブルー100
http://www.myspace.com/skyblue100

【タイムテーブル】
18:30~19:00 チャオズ
19:10~19:40 東京マリー
19:50~20:20 チミドロ
20:30~21:00 MARK
21:10~21:40 DA PUMP OF CHICKEN
21:50~22:20 スカイブルー100


ちょっと前に作ったものの放置していた新曲があって、それをやってみたいと思っている。楽しみです!
# by chi-midoro | 2011-04-11 00:41 | ライブ

エキサイトブログ

エキサイトブログとchromeの相性がよくないんだろうか(そもそも相性ってなんだ!?恋愛でもあるまいし)。画像をアップロードしてると突如クラッシュして今まで書いた文章が全部消えてなくなるっていうのをもう10回以上は経験してる。

今もそう。頑張って書いたのに。しかも書いたって誰も読んでないのに…。こういう時パソコンのどうしようもなさを感じる。

次のライブの告知もしたいのでまた今夜、フレッシュな気持ちで書いてみよう。今はただそれだけです
# by chi-midoro | 2011-04-09 11:06 | 脱力

エンドレス今日

遅くなりましたが無事です。

3月11日は朝から会社の健康診断で、目黒の病院まで行って色々検査してた。みんなそうなのか、よく分からないけど胃のレントゲン検査が一番大変で、炭酸飲んでバリウム飲んでゲップは我慢して、っていうやつで、台の上をゴロゴロ回転したりなんだりしてやっておりました。で、検査が終わると下剤を渡されて、前の日の夜から飲み食いしないようにって言われて空っぽに近い胃腸から今度はバリウムを出し切らなきゃいけない。

とりあえず近所のラーメン屋でお昼ご飯を食べて、ゆっくり渋谷の会社に戻って、お腹がゴロゴロし出したなっていうところであの地震があった。うちの会社はビルの上のほうにあって、そのせいか揺れに揺れ、血の気が引いて、とりあえずみんな外に出ようってことになり、いや、ならなくても一人で外に飛び出しそうだったけど、とにかく避難。周りのビルからも続々と人が出てきて、「とはいえ、どうするー?会社に戻ろうかー」とかみんな言い合ってるうちに強い余震がきて、周りはビルだらけだったのでガラスでも落ちてきたらと思うと怖くて、かといって、近くにこれでひとまず安心だ!と言えるような公園などもなく、とりあえず高い建物の少ない場所へ歩いていき、その間も気を緩めると下剤の力に負けて粗相しそうで、気が気でなかったのだが…。

その後、たまたま近くに遊びにきていた家族ともそれほど苦労することなく合流でき、すぐそばの老人ホームのロビーに入れてもらって、トイレも確保して不自由なく過ごして夜中に帰宅。ケータイでツイッターを見て、どうやら東北の方が大変なことになっているようだっていうのはなんとなく知っていたものの、山形にいるいとこにはなかなか連絡がつかないし、ケータイの充電は心もとないしで、きちんと何が起こったのかを確かめられたのは家に戻ってテレビを見てからのことだった。

東京の家族も、山形の親戚も、ちょっとした不自由はありながらも無事であることが分かってきて、それはよかったのだが、東北の惨状はそれからの報道で目に入ってきて、もうそこからは、何かもかも、すごい勢いで、情報に翻弄され、一喜一憂して、不安になってまたしばらく落ち着いて、っていう感じを繰り返すだけだった。

週が明けて仕事は再開されたが、小さな余震でも揺れるフロアで、手に汗を握る気持ちで働いたり、原発の事故や計画停電を考慮して自宅作業となったりと、なんというか、いつにもまして仕事に身が入らない状況だった。ちなみに、家族には関西の実家に里帰りしてもらい、その点、だいぶ気が楽になりはした。ECDが同じような状況をラップにしていて、励まされたりもした。

チミドロとしては、何度かメンバーと顔を合わせてお酒を飲んで、それでだいぶ気が晴れた。みんなで話していると、ネガティブな話題であろうと不思議と楽観的に聞くことができ、テレビやツイッターで目に耳にするのとは違うのだった。それにしても、こんなバンド名が示すとおり、自分たちの活動はみんな一人一人が憩を手にして、しかもそれにちょっと飽きてるぐらいの状況でなければ到底成り立つものではないという認識はあらためて確認し合うことができた。

原発の事故はまったく出口の見えない状態で、今日の東京では水道水からも高濃度の放射性物質が検出されたということがあり、不安に思えば無限に不安になってしまうのだが、同時にのん気に洗濯物を干したり、外を出歩いたりしてもいて、なんというか、人間はずっと不安で緊張しっぱなしではいられない性質が備わっているのかもしれないと思ったりもした。

今朝のネットニュースで、宮城県内に住むある家族が、遺体安置所をめぐった末に家族が亡くなっているのを確認した、というような記述があって、家族や親戚と連絡が取れない人は、各避難所の被災者名簿を探すと同時に、安置所を探すという、生きてる可能性の確認と死んでいる可能性の確認を平行してやらなければいけないのかもな、ということにようやく自分の想像が少しだけ及んで、そこからは言葉にはできない重たい気持ちになっていった。

逡巡しっぱなしの日々で、何も言えることがない。のん気などうしようもないことをツイッターに書いたりしてみても、すぐに後悔や違和感が襲う。でも最近読み返してる田中小実昌の「ポロポロ」みたいに、語るそばから言葉が語りたいはずのことから逸れても、その堂々巡りから逃げずにいるしかないという確信はある。それだけがやけに確かだ。こんな時に何か整然としたことなんか言えるはずがない。

バンドメンバーのハナイさんと話した時に、震災以降、音楽聴いてます?って聞いたら「ほとんど聴いてない」って言ってて、頭の中でも鳴ってないですか?って聞いても「鳴ってない」って言う。自分も、震災後に配信された大好きなミュージシャンのいくつかの曲をちょっと聴いたぐらいで、ほとんど聴く気になってない。今思えば自分の世代ではブルーハーツがよく原発のことを歌ってたなーっと、当時はよく分からずに口ずさんでいた一節がやけに身に沁みて頭の中で繰り返されたりした程度で。

そんな中、4月2日に下記のイベントに誘ってもらったら、途端に色々聴きたい音楽がある気がしてきてなんだか嬉しい。日暮里のギャラリーで入場無料。チミドロDJsで音楽をかける予定。本当に好きな音楽を!

間欠泉」@日暮里HIGURE17-15
4月2日(土)15時~
入場無料

参加者:
阿部隆大(http://ryudaiabe.exblog.jp/)
一輪社(http://www.pixiv.net/member.php?id=727483)
内田百合香
オカタオカテツヤ(mppm)(http://momonga-pyonpyon-magazine.tumblr.com/)
小田島等(http://www.odajimahitoshi.com/)
穏やか(http://karuhazumi.blog15.fc2.com/)
及川さやか
加瀬透(http://toritomemasho.jimdo.com/)
北林研吾
郡司侑祐(http://paper.moo.jp/)
齋藤祐平(http://blog.goo.ne.jp/hintandgesture)
東海林巨樹(http://www.hetlight.com/)
タコ25(http://everytimenemutai.blog114.fc2.com/)
TATA(http://tata-or-tata.blogspot.com/)
都築潤(http://www.jti.ne.jp/)
中ザワヒデキ(http://www.aloalo.co.jp/nakazawa/)
NANOOK(http://nanoooook.blogspot.com/)
林香苗武
福士千裕(http://zombiebi.web.fc2.com/)
もんだみなころ(http://sites.google.com/site/mondaminakoro/)

音楽:Nothto、チミドロ

料理:皆藤将

4月1日~12日にかけて行われる「小田島等 写真作品展 The Taste of SU- PHOTO~ for Patient Mr. Know All」と「おだやかじま展 ~穏やか×小田島等 feat. 間欠泉~」の中のイベント。この日を楽しみに、とりあえずはがんばります。
# by chi-midoro | 2011-03-24 01:56 | 脱力